★柏、我孫子、松戸、流山、野田の東葛5市で、街を盛り上げ、支えている、“街の仕掛け人”を紹介します
シーズスペース・ヌック 代表
小田麻子さん
我孫子市在住のママ10人で作った子育てガイドブック「あびこDE子育ていいね！ブック Peek-a-boo」が、2月に発行されました。この冊子にディレクターとして携わったのが、「シーズスペース・ヌック」代表の小田麻子さん。詳しく話を聞いてきました。
「『あびこDE子育ていいね！ブック Peek-a-boo』は、昨年9月から制作に取り掛かりました。10人のママたちは皆、我孫子市在住。掲載するお店やサービスは、どれもママたちが普段利用しているところや、口コミを参考にセレクトしています。現役ママならではの視点で書かれた文章は、読んでいておもしろいと思います。保育園・幼稚園の紹介ページでは、通園ママの生声を掲載しましたが、これも彼女たちのネットワークがなければできなかったこと。お出かけスポット、子育て支援、子ども食堂、おもちゃ病院、子連れOKの飲食店など、盛り込みたい情報がたくさんありすぎて、当初予定の36ページから40ページになってしまいました。おかげで必要な情報は拾えたと自負しています。妊娠中の方や、新しく我孫子に住み替える方にも、ぜひ手に取ってもらいたいですね。
この冊子は、あびこショッピングプラザが発行人、あびこ市民活動ステーションが制作協力という企業と市民活動のコラボで実現しました。昨年は、コロナ禍で予定していた親子イベントがほぼ中止に。そこで、何か別の形でママ支援ができないか…とあびこショッピングプラザから相談を受け、ママが主体でつくる子育てガイドブックの制作を提案し、ママたちのコーディネートはあびこ市民活動ステーションが担当してくれました。10人のママとの冊子づくりは初めての経験でしたが、改めて自分の住む街を見直すきっかけになりましたね。緑が多く、人は穏やか、駅近くに住居を構えることができる。住みやすく、子育てしやすい街だと思います。『良いところがいっぱいあるのに、知られていない』と、もどかしく感じるくらい。今回、冊子づくりを通じて、才能あふれるママや地域の人たちと出会うことができました。我孫子には、まだまだ素敵な人がたくさんいると思います。そういった方が活動できる場所、働ける環境をつくるお手伝いを、今後もしていきたいですね」
PROFILE
我孫子市在住。料理雑誌の編集、リクルート住宅記者を経て、2002年ヌック・コミュニケーションズ設立。現在は、コミュニティ・ビジネスを手掛けるシーズスペース・ヌック代表。NPO法人テラス21理事
※「あびこDE子育ていいね！ブック Peek-a-boo」は、あびこ市民活動ステーション、我孫子インフォメーションセンター、我孫子市子育て支援センターなどで配布しています。またあびこショッピングプラザではイベント時に配布。次回の予定はホームページ（https://abiko-sp.com/）で確認を
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