帝国ホテル出身シェフの秘伝レシピ~伝統・ポテトサラダ

帝国ホテル出身シェフの秘伝レシピ~伝統・ポテトサラダ

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100年前の大正時代から続く
帝国ホテル伝統の味を家庭で再現!

ザ・クレストホテル柏のシェフから、秘伝のレシピを教わる全6回の連載コラムがスタート。第1回目は、大正時代から帝国ホテルで提供されていた「伝統ポテト・サラダ」。帝国ホテルで不動の貴重なレシピをお届けします。


「伝統ポテト・サラダ」

【材料】(5人分)
  • ジャガイモ(男爵イモ) 4個(700g)
  • タマネギ 1個(100g)
  • 塩(塩もみ用) 約10g
  • フレンチマスタード 20g
  • 市販のフレンチドレッシング 90cc
  • マヨネーズ 150g
  • 塩こしょう 少々
  • 飾り付け用
    トマト、サラダ菜、ゆで卵、パセリ
【作り方】

1. ジャガイモをよく洗い、皮つきのまま、たっぷりの水で茹でる。茹で上がったら熱いまま皮をむき、1cmの厚さにスライスする
★POINT茹で上がりの目安は、竹串で抵抗なくすっと入ったらOK
★POINT電子レンジの場合は、水分を残したままラップをし、600Wで約12分加熱

2. タマネギは皮をむき、薄切りにして塩もみをする。しんなりしたら、ふきんにとり流水でもみながらさらし、塩分とタマネギの辛味をとり、よく絞り水分をきっておく
★POINTタマネギの辛みを抜くために、水にさらして水気を絞る工程を何回も繰り返すのがコツ

3. タッパーやバットにジャガイモと塩もみしたタマネギを入れ、温かいうちにフレンチドレッシング、塩こしょうで下味をなじませる。室温で冷まし(または冷蔵庫で粗熱をとり)、あまり冷ましすぎないようにする
★POINT冷やしすぎると分離しやすくなってしまうので注意を
★POINT市販のフレンチドレッシングがない場合は、酢とオリーブオイルを1対3での割合で混ぜたものでもOK

4. 熱がとれたらマヨネーズ、フレンチマスタード、塩こしょうを加え、ジャガイモをつぶしすぎないようにさっくり混ぜる。お皿に盛り、サラダ菜、ゆで卵、トマトで飾り付けて完成

プロの技!盛り付けのアレンジ術

「ミモザ風ポテト・サラダ」

1. 硬めに茹でたゆで卵をザルでこし、みじん切りのパセリとあえる。トマトは薄くスライスしておく
2. 円形状の型・セルクルにトマトを並べて、ポテトサラダを詰める ※コーヒーカップの内側にサランラップを敷いても代用可
3. 皿の上に盛って、上からゆで卵を散らして完成

【教えてくれたのは…】

ザ・クレストホテル柏 内田利明総料理長

「美味しく作るコツは、下味を付けた後に、しっかり粗熱をとってからマヨネーズであえること。お肉料理の付け合わせにぴったりな大人のポテトサラダを、ぜひ楽しんでください」

<プロフィール>
1972年に帝国ホテル入社後、在マレーシア日本大使館の料理長として出向。フランスのホテル・リッツのエスパドン、レストランアルページュ等で研鑽を積み、2001年に帝国ホテル東京「レ セゾン」料理長を経て、2019年2月よりザ・クレストホテル柏 総料理長就任


第2回目は、「ビシソワーズ(冷製ジャガイモスープ)」の秘伝レシピを公開。お楽しみに!

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