こんにちは。「まちっと柏」ライター、ジモトミンのKOJI-KOJI(コジコジ)です。
今回は、絶滅危惧種の猛禽類「サシバ」に由来する新ブランドのご紹介です。
「いのちがめぐる田んぼ」を目指して
手賀沼の豊かな水辺に囲まれたこの地に、地域の未来を紡ぐ新しい「食」のブランドが誕生しました。
その名は「サシバ・ブラン 〜いのちがめぐる田んぼから〜」。
手賀沼の水源地に点在する「谷津田(やつだ)」は、年間を通じて湿潤な環境が保たれ、カエルなどの多様な生き物たちが息づく日本でも希少な農地です。
この豊かな生態系の頂点に立つのが、環境省の絶滅危惧II類に指定されている猛禽類「サシバ」です。
サシバは非常に用心深い鳥で、田んぼと林が隣接し、すぐに木々へ隠れられる環境でなければ繁殖できません。
しかし、農薬の使用や里山の衰退により、その安住の地は今、深刻な危機に瀕しています。
この危機を救うため、柏市の株式会社エグチライスファームが2025年12月29日より販売を開始したのが、栽培期間中、農薬不使用で育てたお米とその米で造ったマッコリ「サシバ・ブラン」です。
この取り組みを支えるのは、「農家さんの深い理解と、惜しみない努力」です。
栽培期間中、農薬を使わない稲作は、雑草との闘いや緻密な水管理など、通常の何倍もの手間がかかります。
それでも農家さんがこの道を選んだのは、「農薬を使わない稲作によりカエルが増え、その結果としてサシバが繁殖できる環境につながっている」という思いから。
効率を優先せず、手間をかけてでも地域の生態系を守った方がよいお米作りにつながると考え、これを実践する農家さんの情熱に、保全の専門機関からも信頼と推薦が寄せられています。
「サシバ・ブラン」という名には、サシバの優雅な姿と、お米作りへのこだわりが込められています。
私たちがこのお米やマッコリを味わうことは、農家さんの苦労を支え、手賀沼の自然を次世代へつなぐ一歩になります。
商品は、地元の「道の駅しょうなん」や農産物直売所「かしわで」などで購入可能です。
2026年、新しい年の食卓に。農家さんが一粒一粒に込めた愛情と、空を舞うサシバの羽ばたきを想像しながら、「いのちの恵み」をぜひ手に取ってみてください。
URL: サシバブラン公式サイト

サシバブランのお米やマッコリ
道の駅しょうなん
- 住所:柏市箕輪新田59−2
農産物直売所「かしわで」
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この記事を書いたのは…

ジモトミンkoji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。











