こんにちは!万年ダイエッターのがたこです。
私はとにかく、食べるの大好き!食にアグレッシブ。
おいしいものを探しあてるのも好きだし、
食べたことのない食材にチャレンジするも大好きなんです。
そんな私が最近ずっと目をつけていたもの、それは「吹田くわい」
吹田の名産物であり、我らがすいたんの頭・・・
そう、あの形(ほら、すいたんを思い浮かべて…)、アレ、くわいなんですよね。
そんな中、まちっとで「吹田くわいふるさとまつり」の告知を発見して、
自転車かっ飛ばして行ってまいりました。
(もちろん、超ド級の安全走行です)
吹田くわい、学んでみるとすっごいストーリー持ってた!
お正月なんかによく見る一般的なくわいはもともとは中国伝来のもの。
吹田くわいとは、
1701年の記録に初めて登場する、吹田産のくわいのこと。
(学名には、吹田産を意味する「suitensis」という言葉が入ってるんだよ、ひゅーー!)
江戸時代の御家人であり文人であり食道楽(いいな、この肩書)・大田南畝という人が、
大阪で味わった吹田くわいを歌に詠んだほど!
(大阪に出張にでも来たんでしょうか?いや道楽旅行か?)
明治になるまで200年近く、御所への献上も続いていたそうです。
戦後は一時絶滅したと言われていたのが、
昭和38年に木下ミチさんという方が、自宅前の田んぼに生えていたのを発見して栽培を再スタート。
そういう食材ヒストリー、嫌いじゃないのよぉ~。がぜん食べてみたいぃぃ!
(あと、木下ミチさんグッジョブすぎませんか!?)
ほくほく?ほっくり?素朴で味わい深い、吹田くわいの素揚げ
勇んで吹田くわいをゲットして帰宅。
平野ファームさんでおすすめの食べ方を聞いてきたので
「夫よ、男は黙って、皮を剥いて素揚げ!!あ、ついでに写真も撮っといて」
と激烈な指示を飛ばしました。
(お前がやらんのかーーい)
この日のおうち居酒屋メニューがテーブルに並び、
待ってました、吹田くわいの登場です。どーぞ!!
おぉーーい!皮は剥けとあれほど・・・。
まあいい、アグレッシブ食道楽がたこ。こんなことではめげない。なんなら皮ごと食べてみよう。
え・・・おいしい・・・、なにこの素朴な味・・・
じゃがいもや里いもよりもあっさりしていて、栗っぽさもある。
でも栗じゃない(だろうな)。
菜の花ほどではないほろ苦さがあるけど、
旨味というのか、ほんのり甘くて味わい深い。
日本酒を飲みながら、ついつい手が伸びてしまう。
この苦みはもしかして大人の味かな、と思いきや、
子どももぱくぱく食べておりました。
売り場で見かけたらそれは貴重な出会いかもしれない!
一時は絶滅したと言われていた吹田くわいの再発見はすごいし、
(ミチさん、あれ?これ吹田くわいじゃね?って心拍数上がっただろうな~)
そこから、農家さんや保存会、吹田市の地道な活動によって復活しているというのも
なんだか「推し」たくなるじゃな~い。
スーパーではまだまだ見かける機会が少ないけれど、
直売所や八百屋さんにはあるのかしら?
私はまだ見たことない・・・
貴重な吹田くわい、見つけたときはチャンス!かもしれません。
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この記事を書いたのは…
ジモトミンがたこ
北摂出身の夫とともにUターンして6年。育児の傍らライター・イラストレーターとして活動中。趣味はゆるダイエット。気になることはプレ更年期。BMI値22.0を追い求め、北摂で食べて!遊んで! 散歩して!北摂のすべてをサプリに替えて、今日も幸福度満タンでゆく!