【高槻市】7月22日(火)新本館オープン!大阪医科薬科大学病院を見てきました

【高槻市】7月22日(火)新本館オープン!大阪医科薬科大学病院を見てきました

大阪医科薬科大学病院 新本館が7月22日(火)にオープン

大阪医科薬科大学病院といえば、高槻市だけでなく近隣の北摂エリアの人にとってはなじみのある高度で先進的な医療を提供する特定機能病院ではないでしょうか。
7月22日(火)に新本館がオープンするということで、内覧会が開かれました。
バンハルも参加してきましたので、リポートしますね。

大阪医科薬科大学病院勝間田院長
大阪医科薬科大学病院 病院長の勝間田敬弘さん

大阪医科薬科大学病院新本館

新本館は地下1階、地上12階建てで、病床数は894床。2022年の第1期工事に続き、今回第2期工事が完了し、7月22日(火)に新本館として誕生します。

勝間田病院長は、新本館への思いを次のように語ります。

「コロナ禍では、感染防止のため全国の病院で面会制限や外来受診控えが拡大し、医療にとって大切な“人と人とのつながり”や“信頼する心”が、この時期、遮断されてしまいました。このような予期せぬ社会背景を経て、新しい病院では、すべての患者さん、そしてすべての医療スタッフがストレスを軽減できる病院に。また、時代の変化に柔軟に対応でき、質の高い医療を提供し続けられる病院に。そして、時代を担う人材育成が実現可能な病院にしていきたいと考えています」

ユニット制の導入や各種手続き・相談が1カ所ででいる“スーパースマートホスピタル”をめざして

スーパースマートホスピタルの受け絵付け機能
専用アプリをダウンロードして診察券と結びつけられたバーコードをかざせば、受付終了

3階の診療案内板

新本館のコンセプトは「Super Smart Hospital(スーパースマートホスピタル)」。
新技術と人を融合させ、すべての利用者にとって温かい病院を目指すというテーマのもと、さまざまな工夫や取り組みがなされています。
患者の利便性を追求した「スマート動線」の考え方では、受付から診察、検査に至る移動を最小限に抑える設計が。これまでの「横」の動線から「縦」へと変更することで、患者の移動負担を軽減。
さらに、外来フロアでは、従来の診療科ごとの対応ではなく、「臓器別・疾患別ユニット制」を導入。例えば、2階の消化器ユニットでは、これまで消化器内科と消化器外科に分かれていた診療を、同じ場所に集約して「ユニット」とすることで、患者にとってより分かりやすく、効率的な医療提供を目指しています。

また、「患者サポートエリア」では、入院前から退院後まで、すべての手続きや相談に1カ所で対応。
患者サポートエリア

大阪医科薬科大学病院の患者サポートエリア

国内病院初、対話型鑑賞ができるアート体験「デジタルミュージアム」も

患者やスタッフへの癒やしやストレス解消のための仕掛けも、随所に。

まず目を引くのは、エントランスの「デジタルミュージアムコーナー」です。

デジタルアートミュージアム
横3.5m、縦2.5mの巨大なモニターに作品が映し出されます。こちらは、セザンヌの「要塞」

ここは、岡山県の倉敷美観地区にある「大原美術館」で実施されているリアルな対話型鑑賞を、デジタル技術を用いて病院ロビーで体験できる画期的なコーナー。
3部構成となっており、特に第3部は対話型鑑賞。クロード・モネの「睡蓮」、児島虎次郎「和服を着たベルギーの少女」、ポール・セザンヌ「要塞」の3作品について、AIアバターが登場してファシリテートしてくれます。
短い問いを重ねることで、鑑賞者自身がその作品をどう感じるかという観点から作品を理解していくため、美術の知識がなくても作品を深く楽しむことができるそうです。

大阪医科薬科大学病院の壁面アート
このほか、地域の自然をモチーフにした壁面アートも。見えている部分は高槻市の花「ウノハナ」。さらに上に行くごとにサクラ、ロウバイが描かれています

小児病棟
6階の小児病棟。“森の散策路”をイメージした内装で、いたるとろに動物たちが

 

大阪医科薬科大学病院

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まちっと北摂編集部バンハル

大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、バンハルです。 夫と息子+琉球MIX犬(女の子)と暮らしています。以前千里中央に事務所があったときは、お昼休み、コラボの図書館に通いづめてました。おすすめは大阪モノレールから見下ろす街並み。特に秋は紅葉が素晴らしい! アイコンの画像はバンハル3歳のときのものです。

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