こんにちは!まちっと編集部のりんごです。
みなさんコーヒーはお好きですか?
私は深煎りのマンデリンが好きなのですが
正直、コーヒーならゼリーもケーキもお菓子もみんな大好き。
これからの季節はホットがおいしいですよね~。
実は、そんな嗜好品の“コーヒー”の文化を広めた老舗が
箕面に第一号店を開業していた!?という歴史はご存じでしょうか?
「カフェーパウリスタ」が明治末期、箕面駅前に第一号店を開業
明治・大正期から昭和期にかけて
日本にコーヒーを普及・浸透させる重要な役割を担った喫茶店「カフェーパウリスタ」。
その一号店「カフェーパウリスタ箕面喫店」が明治末期、箕面駅前に開業しました。
「カフェーパウリスタ箕面喫店」は当時、
本格的なブラジルコーヒーを提供する店として先駆的な存在だったそう。
その「カフェーパウリスタ」と「箕面」にフィーチャーした
企画展が、箕面市立郷土資料館(箕面6-3-1)で12月14日(水)まで開催中です。
展示は
「1.箕面観光の近代化、はじまる」
「2.箕面に「カフェーパウリスタ喫店」がやってきた!」
「3.文化人に愛されたカフェーパウリスタ」の3つ。
「1.箕面観光の近代化、はじまる」では、
「箕面有馬電気軌道」(現・阪急電鉄)の開通や「箕面動物園」の開園など、
明治・大正期の箕面の賑わいを、
絵図や絵はがき、動物園のジオラマなどで紹介。
「2.箕面に「カフェーパウリスタ喫店」がやってきた!」では、
店舗が建てられる経過が分かる絵はがきや建築模型、
コーヒーカップなどを紹介。
解体保存建築部材も展示し、建築様式や洋館の歴史もたどります。
「3.文化人に愛されたカフェーパウリスタ」では、
作家や画家、思想家など多彩な文化人にも愛されるようになった
カフェーパウリスタ喫店を芥川龍之介の作品を通して紹介。
本企画展を担当した同資料館の職員さんは、
「現在も人々に愛される名店である
カフェーパウリスタの記念すべき第一号店が箕面にあったという、
意外と知られていない事実と、コーヒーが
日本社会で広く親しまれていく最初の契機のひとつとなったことを
知っていただく機会となれば」と期待します。
箕面とコーヒーの文化が知れる貴重な機会。
箕面公園の紅葉狩りに出かけた際は、ぜひ立ち寄ってみて。
企画展「カフェーパウリスタと箕面」(箕面市立郷土資料館)
- 【期間】12月14日(水)まで ※木曜日休館
【時間】午前10時~午後5時
【場所】郷土資料館(箕面6-3-1、みのおサンプラザ1号館地下1階)
【問い合わせ】電話:072-723-2235
【費用】無料
■郷土資料館企画展関連講座
【日時】11月23日(水・祝)午後2時~3時30分
【場所】箕面文化・交流センター(箕面6-3-1、みのおサンプラザ1号館)4階 会議室2
【内容】「珈琲とブラジル移民~カフェーパウリスタ箕面喫店」をテーマに、開業の背景にブラジル移民の姿があったことなどについて解説
【講師】中牧弘允さん(吹田市立博物館特別館長)
【定員】30人(申込順)
【費用】無料
【申込】11月7日(月)~15日(火)に郷土資料館あてに電話で
【問い合わせ】電話:072-723-2235
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この記事を書いたのは…
まちっと北摂編集部りんご
大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、りんごです。 大阪生まれ、大阪育ち。結婚後、家族4人で北摂暮らしに。空が広く、緑が豊かで、子育てもしやすい北摂の街の雰囲気がとても大好きです。お気に入りの風景は、新御堂筋から見える夕焼け。アイコンの画像はお気に入りの2歳の頃の私です。