【豊中】「こんなまちになったらいいな♪」6/22~7/9まで、七夕イベント『千里まちあそびDay@東町ー竹に願いをー』を開催します!

【豊中】「こんなまちになったらいいな♪」6/22~7/9まで、七夕イベント『千里まちあそびDay@東町ー竹に願いをー』を開催します!

まちをつなぎ、まちを育む。
北摂・千里ニュータウン民の野村仁志です。

6月22日(木)から新千里東町会館で、
七夕イベント『千里まちあそびDay@東町ー竹に願いをー』が開催されます。

皆さまも、千里来られると竹林の多さに気づくのではないでしょうか?
千里界隈に住む住民にとって『竹』はとってもご縁のある植物なんです。

千里東町公園の竹林

千里東町公園の竹林

千里の竹

今から60年前に出来た千里ニュータウン。

ここは、千里丘陵の竹林を開拓して出来たと言われています。
千里ニュータウン内には、佐竹台や竹見台など『竹』を名前に持つ地域も多く、公園はもちろん、住宅地を歩けばそこかしこに竹林が見られるなど、竹は千里の景色になじみ、象徴的な存在になっています。

一方で成長が早く、手入れをしなければ伸び続けるなど、美しい竹林を維持するには日ごろの整備がかかせません。
千里ニュータウン内の公園では、市民の有志によるボランティア団体が竹林整備を担っていることが多く、今も複数の団体が活動しています。

その1つが千里竹の会です。

千里竹の会豊中さまの活動風景

千里竹の会豊中さまの活動風景

千里竹の会

千里竹の会は今から20年前の2003年に市民のボランティア団体として設立、
竹林整備により景観の維持だけではなく、防犯や防災にも繋がる活動は、市民から感謝されることはもちろん、2016年には国土交通大臣賞を受賞する等、様々な形で称えられてきました。昨年の4月からは吹田市と豊中市に分かれ、より地域に根差した活動として継続されています。

その1つ、『千里竹の会豊中』様は千里東町公園の竹の整備を毎週木曜日と第2、第4土曜日に実施。新千里東町の景観の維持を行っています。
精力的に活動を続ける千里竹の会豊中様ですが、上は90代、下は70代と言われるくらいメンバーの高齢化が進み、活動を継続していく上で、次の世代に継承していくことが大きな課題となっていました。

昨年、このお話をお伺いし、次の担い手がいない状況をなんとかできないものかと考えました。
そして、千里の次の世代の方々が竹林や公園に興味を持ち、関わっていただけることを目標に取り組んだプログラムが、昨年11月に実施した『千里祭りデザインシンキング-千里の竹についてみんなで考えよう!-』であり、今年の2月に実施した『千里まちあそびDay@東町』です。

千里祭りでは竹林の現状と活動状況についてご説明いただきました。

千里祭りでは竹林の現状と活動状況についてご説明いただきました。

『竹林や公園を活用するイメージがわかない・・・』

昨年実施した千里祭りデザインシンキングでは、千里東町を中心とした子育てファミリーの方々と共に千里東町公園を散策。千里竹の会理事の稗田様からのお話をお聞きしたり、千里竹の会の活動状況を見せていただいた後、新千里東町会館でデザインシンキングの手法を使って、これからの竹林や公園のあり方について考え、意見を出し合いました。

様々な斬新なアイデアが出る中、皆さまがおっしゃったのは、『竹や公園があるのはもちろん知っていたけど、自分たちが活用するイメージが全くなかった。』ということです。この意見には、ご協力いただいた豊中市役所の皆さまも衝撃を受けられていました。

豊中市のハーズ実験デザイン研究所様ほか、多くの方にご協力いただきました。

豊中市のハーズ実験デザイン研究所様ほか、多くの方にご協力いただきました。

①竹の会理事の稗田様から竹のレクチャー②ハーズ実験デザイン研究所村田先生のワークショップ③住民の皆さまの発表④千里文化センター[コラボ]様では皆さまのアイデアを掲示しました。

①竹の会理事の稗田様から竹のレクチャー②ハーズ実験デザイン研究所村田先生のワークショップ③住民の皆さまの発表④千里文化センター[コラボ]様では皆さまのアイデアを掲示しました。

千里祭りで出た住民の皆さまの意見を元に、地域の方々にもっと竹林や公園を活用するイメージをもっていただこうと、豊中市が今年の2月に開催したのが『千里まちあそびDay@東町』です。

こちらのイベントでは、公園や竹林を活用しようと千里東町住民や地元の事業者様を中心にマルシェイベント『ひがしまち❤マルシェ』を展開。また、千里竹の会様にも竹を使った自然あそびのコーナーを展開していただき、理事の稗田様には来場された方々に、千里の竹についてお話をしていただきました。

その他にも、キッチンカーや、次世代モビリティーの市場体験、千里中央公園のリニューアル情報を発信するブースなどを展開した『千里まちあそびDay@東町』は多くの方々で賑わいました。

竹の会様の自然あそびのほか、キッチンカーや次世代モビリティーの試乗会なども開催しました。

竹の会様の自然あそびのほか、キッチンカーや次世代モビリティーの試乗会なども開催しました。

ひがしまち♡マルシェには東町の住民や事業者の出店の他、共感した千里地域の事業者も参加してくださいました。

ひがしまち♡マルシェには東町の住民や事業者の出店の他、共感した千里地域の事業者も参加してくださいました。

竹に願いを!

そして、これらの活動を次世代の街づくりに繋げて行くこと、住民が主体的に関わることでさらに街を元気にしていくことを目指して、
6月22日から『千里まちあそびDay@東町ー竹に願いをー』を開催いたします。

今回も千里祭りのワークショップで得たアイデアの掲示や、ご来場いただいた皆さまに『公園でこんなことをしてみたい!』というご意見を短冊に書いていただくスペースもございます。

また、最終日の7月9日(日)の15時からはイベントも開催。千里竹の会豊中の理事稗田様から竹についてお話しをお伺いするほか、東町に所縁のある方々のステージも予定。そして、夜には竹筒の中のロウソクに火をともすイベント『竹灯り』も実施いたします!

是非、皆さまの願いをお聞かせくださいませ!

皆さまから竹林や公園の利用アイデアを募集いたします!

皆さまから竹林や公園の利用アイデアを募集いたします!

千里竹の会豊中さまから竹についてのお話をお聞かせいただきます。

千里竹の会豊中さまから竹についてのお話をお聞かせいただきます。

【千里まちあそびDay@東町-竹に願いを―】

★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください

  • 地域ブランディング専門家野村 仁志

    2023年06月23日 23時00分

    hey-yukoさん コメント有難うございます! 千里の公園や私有地、神社にも竹林がたくさんあります。そして、それらが荒れ地にならずに素敵な景色として保てているのはボランティアの方々のおかげなんです。竹は中国では家を建てる時の建材にも利用されているようです。まだまだ可能性はあるかもしれませんね。また、アイデアありましたらお聞かせくださいませ!

  • hey-yuko

    2023年06月22日 09時29分

    千里に竹林があるとは知りませんでした。京都のような景色に驚き。 竹の使い道かぁ~。ご飯炊くしか思いつかない。。。

  • facebookシェア
  • twitterシェア
  • LINEで送る

ライター一覧

この記事を書いたのは…

author avatar

地域ブランディング専門家野村 仁志

「『人』や『企業』・『団体』が元気になれば、『まち』は必ず元気になる。」という想いで大学や行政と共に地域ブランディングに取り組んでいます。関われば関わるほど好きになる北摂、千里の魅力をお届けします。

公式LINEバナー

週間人気記事ランキング

週間人気記事ランキング

north