4月28日(日)のこんぶくろ池自然博物公園は、新緑眩しく爽快、ウグイスの鳴き声が風情を添えていました。
森林浴にいい季節で、柏市内の好適地のひとつです。
さらに園内にはキンラン(金蘭)が咲いているところがあり、この時期の見どころです。
キンランは山地や丘陵の明るい林内に生えるラン科の多年草。
4~5月、直径1cm程度の黄色の花を3~10個つけます。
個体数が減少しているため、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている植物。
そんな貴重な植物がここにはあるんです。
「プロジェクト未来遺産」&「ちば文化資産」
こんぶくろ池自然博物公園 は、柏の葉エリアの市街地に囲まれて残る、東京ドーム4個分の広さの森と湧水 から成る自然公園。
市街地の一角に残る貴重な自然の森です。
こんぶくろ池自然博物公園を活動フィールドとして、柏市から公園管理業務を受託している団体が「NPO法人こんぶくろ池自然の森」。
同団体の活動は、2023年3月15日に日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に登録されました。
さらに同年3月27日には、こんぶくろ池自然博物公園が、「ちば文化資産」に選定されました。
カシニワの里山にも登録
こんぶくろ池自然博物公園は、カシニワの里山部門で登録されています。
通年公開されており、団体の活動日は毎月第1土曜日と第3、第4日曜日。
5月11日(土)、12日(日)はカシニワ・フェスタの期間でもあり、同団体のメンバーが待機してハンドブック等の紹介や園内案内をしてくれるそうです。
(※5月11日(土)は10時~16時、5月12日(日)は11時~16時です。)
メンバーの方は団体のベストを着ていますので、気になった方は声かけしてみては。
※虫が多くなる季節ですので、長袖等手足の肌が隠せる服装や虫よけスプレーがお勧めです。
こんぶくろ池自然博物公園
- 住所:柏市中十余二401−5
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この記事を書いたのは…
koji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。