こんにちは。柏市在住の地元民(ジモトミン)、「まちっと柏」ライターのKOJI-KOJI(コジコジ)です。
本日1月20日は大寒(だいかん)。
二十四節気の最終節で、最も寒い時期です。
一つ前の小寒(しょうかん)から続く「寒」の季節ですね。
小寒と大寒をあわせた約30日間は「寒の内」と呼ばれ、寒中見舞いを出す時期でもあります。
ちなみに二十四節気とは、太陽の動きを基準に1年を24等分し、季節の移り変わりを表す名前をつけた暦。
春夏秋冬を6つに分けることで、季節の訪れを察知し、農耕作業をすすめるために欠かせない暦として用いられてきました。
この二十四節気の一つ、大寒は1月20日~2月2日までになります。
(年によって日がずれることがあります。)
今回は、東葛地域を中心に活動する風水アドバイザーのいなば和さんに大寒にまつわるお話をお伺いしたので、そのご紹介です。
いなば和さんの章~大寒のお話~
本日(1/20)二十四節気の最後の大寒をむかえました
冬の底で1年で一番の寒さに耐える頃となります
七十二候(しちじゅうにこう)
~24日ころ
蕗冬華💠(ふきのはなさくころ)
凍てつく地面にも蕗の花がさくころ
~29日ころ
水沢腹氷💠(さわみずこおりつめる)
沢の水が氷となって厚くはりつめるころ
~2/3日ころ
鶏始乳💠(にわとりはじめてとやにつく)
鶏が春の気配をいち早く感じ卵を産み始めるころ
加えて
大寒の旬は
南天(雪うさぎの目が南天に納得です)
鰤(ぶり)
金柑
ごぼうなどなど
ここで出てきた七十二候は
1年を72に分け節気です
二十四節気15日を3等分した時候を表します
四季に恵まれた日本ならではの
気候の推移を正した生活の
道しるべなんですね
この日本に産まれたからには
知っておきたいですね
日本って素晴らしい🎇
コジコジの章
小寒に続き寒中であり、冬の真っただ中。寒さのピークの時期ですね。
夏の暑さを考えると、それとのギャップ、季節の神秘を感じます。
いつまで寒さが続くのかなあ、早く暖かくならないかなあ、などと思っていても、おそらく半年後にはまた暑い季節がやってきて、早く涼しくならないかなあ、などと思っているかもしれません。
そんな大寒は二十四節気の最後であり、次に来るのは「立春」。
暦の上では春の到来です。
まああくまで暦の上でであって、実際はまだ寒いんでしょうけどね。
といいつつも、大寒の頃は蠟梅(ろうばい)が咲き、梅も咲き始め、徐々に暖かい日も出てきて、季節は確実に進んでいきます。
(種類や年によって咲く時期に違いがあります。)
遠からぬ春を待ちつつ、大寒の寒さに心を引き締めて過ごしたいと思います。
【付録】行事や暦注
1月20日(月)
1月21日(火) 初大師
1月22日(水) 一粒万倍日
1月23日(木) 大安
1月24日(金) 初地蔵
1月25日(土) 初天神
1月26日(日)
1月27日(月)
1月28日(火) 初不動
1月29日(水) 旧正月
1月30日(木)
1月31日(金) 一粒万倍日
2月 1日(土)
2月 2日(日) 節分、冬土用明け、大安
※一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒万倍日とは、『一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる』という意味の日。
そのため新しいことをスタートするのにとても良い日です。
特に新しい仕事や開業、プロジェクトの開始、結婚、告白、買い物、お財布の新調、引っ越しなど、お金を出すことや長く続けたいことに良い開運日であるとされています。
争いごと等良くないこともこの日に行うと万倍になってしまう恐れがありますので、その点はご注意を。
あけぼの山農業公園(蠟梅があります)
- 住所:柏市布施2005−2
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この記事を書いたのは…
koji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。