新年あけましておめでとうございます。さなとみさとです。
2025 年、皆様のご多幸とご健康を心よりお祈りいたします。
2024 年を振り返って
2024 年は「皆さんにたくさんの『おいしい』と笑顔を届ける」ことを目標に掲げ、プラントベースだしの商品化、特製カレーの地域イベントでの販売など、健康栄養学科を中心に開発したオリジナル製品を少しでも多くの方に味わっていただけるようさまざまな活動に取り組んできました。
2025 年はさらに ...
2025 年は、引き続きおいしいものを届けつつ、そこから生まれる人との繋がりを大切にするとともに、世の中の課題解決を目指し、「食」をテーマとした持続可能な未来づくりに挑戦する!という大きな目標を立てました。
万博出展も決定!原料すべて植物の「プラントベースうどんだし」
昨年のご挨拶で開発のプロセスや今後の展望についてご紹介した「プラントベースうどんだし」は、コラボ企業のマエカワテイスト株式会社の協力を得て商品化が実現。今年 4 月に開幕する大阪・関西万博への参加も決まっています。
万博では、国境を超えた多くの方々に、海洋資源の保全について考えてもらうきっかけづくり、多様な資源の活用による多様な食の提案ができればと考えています。
海洋資源の有効活用も
また、2024 年末から新たなプロジェクトもスタートしています。
漁獲されたものの、サイズが規格外、処理にコストがかかるなどさまざまな理由により市場に出回らず廃棄されている「低・未利用魚」の存在に着目し、廃棄食材の有効利用という観点から、新しい製品やレシピの提案に取り組むというもので、実現すれば環境保護、漁業の振興、多様な食の提案など幅広い貢献につながります。
健康栄養学科のゼミ活動を中心に、こうした活動に関心のある学生が、現地調査、持ち帰った魚の試食を経て、現在利用法提案の検討段階に入っています。
廃棄食材と言っても加工や流通にはコストがかかるため、それに見合った価値のある製品が求められます。
クリアすべき課題もたくさんありますが、今年はこの取り組みを形あるものにすることを目標に、さらなる検討・試作を重ねていきます。
2025 年も大阪青山大学を、よろしくお願いいたします!
大阪府箕面市新稲2‐11‐1
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この記事を書いたのは…
大阪青山大学 Hot Voiceさなとみさと
箕面市西部にキャンパスを構える大阪青山大学は、食と栄養、保育・教育、看護の分野で社会に貢献する人材を育成。 地域とともに歩む大学をモットーに、専門性を生かした各種コラボを推進しています。 商品開発、子育て支援、イベント、講座など、地域の皆様と繋がれる情報を中心に、学生の様子やキャンパス周辺の街ネタも交えて、大学と地元の「今」を発信していきます。