【泉北】泉北高速鉄道『待っています 54年分のラブレター』に込められた想いに応えたい〜2/15まで

【泉北】泉北高速鉄道『待っています 54年分のラブレター』に込められた想いに応えたい〜2/15まで

わたしが走り回ってるときから♪
この街はわたしを笑顔で見守ってくれた♪
あの電車に乗って学校に通っていたときも♪
駅員さんは笑顔で見送ってくれた♪

 

地元ソングチックな歌詞で始まりましたが、毎回こんな感じで参ります。
どうぞ最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします!

 

みなさんの中で泉北高速鉄道を利用されたことがある人はおられますか?
(……と聞きながら、きっとほとんどの人に利用経験があると思っています)

 

今回はそんなみなさんに是非知ってほしいことがあります。

 

2025年2月15日まで募集中

最近、駅の広告スペースや電車吊り広告で、こんなものをご覧になられたでしょうか。
『待っています 54年分のラブレター』

(駅に掲出された広告)

 

現在、3つの部門で写真やメッセージなどを募集中です。

 

 1.フォトエッセイコンテスト部門

  泉北高速鉄道にまつわる想い出をテーマにした写真(スナップ写真も可)または絵に、エピソードを添えたフォトエッセイ作品
  ※鉄道写真コンテストではないのでご注意ください!

 

 2.みんなでつくるモザイクアート部門

  泉北高速鉄道を思う気持ちの写真(人物・顔写真でも可)であれば「なんでもOK」!!
  完成したモザイクアートは泉ケ丘駅構内に掲出される予定です。
  ※たくさんのお写真お待ちしております
  ※できることなら、みなさんの「笑顔の写真」を期待されています!

 

 3.想い出寄せ書き部門

  泉北高速鉄道やせんぼくんへのお気軽なメッセージや絵を自由に書いたもの
  ※絵の場合は、紙ではなくデジタルデータをお送りください(例えばスマートフォン等で撮影したものや、スキャンしたデータ)

 

詳細はこちらの特設サイトをご覧ください→
泉北高速鉄道フォトエッセイコンテスト

 

さようなら「泉北高速鉄道」

私たちが知っている「泉北高速鉄道」が、2025年4月1日から変わります。

 

日常的に利用している交通機関としては表面上何ら変わりません。(※ダイヤ変更もなし)
むしろ運賃が安くなったり、サービス向上も見込まれるものです。
利用者代表として御礼申し上げます☆

 

先にご紹介したポスター広告が掲げられたのはなぜか? 簡単にご説明しますね。

 

南海電気鉄道と泉北高速鉄道は、鉄道事業法に基づき鉄道事業が合併されます。

 

合併予定日は2025年4月1日。同日より泉北高速鉄道線は南海電鉄の路線「泉北線」として営業継続されます。そして、泉北高速鉄道は事実上の役割を終えて「解散」となるそうです。

 

長らく歴代社員・関係者の手で繋いできた「泉北高速鉄道」としての終着駅……

 

「現在の泉北高速鉄道関係者のみなさん」で行われる大きな企画が前述の企画となっています。

 

生まれ変わる

2025年1月現在の南海電鉄路線図は下記のように「泉北高速線」(路線イメージカラーは薄茶色)となっています。

(引用元:南海電鉄路線図ページ ※2025年1月時点)

 

4月からは「泉北線」となり、路線イメージカラーは黄緑色、各駅の駅ナンバリングコードも変更されます。

 

深井 SB02 → NK88、泉ケ丘 SB03 → NK89、栂・美木多 SB04 → NK90、光明池 SB05 → NK91、和泉中央 SB06 → NK92
これを見ると合併されたんだなぁと実感が湧いてきますね。

 

歴史ある企業として

泉北高速鉄道はとても歴史ある企業であり、私たち泉北に住む人間にとっては「なくてはならない存在の鉄道会社」でした。どのように路線が延伸したのか歴史を辿ってみました。
 1971年 4月 中百舌鳥~泉ケ丘間 開通
 1973年12月 栂・美木多 延伸
 1977年 8月 光明池 延伸
 1995年 4月 和泉中央 延伸(泉北高速鉄道線が完成☆)
鉄道開通からなんと24年もかけて今の区間を完成させていたのです!(調べてみてビックリしました)
長い時間をかけて、街の発展とともに延伸してきた歴史を想起させられます。

 

当時の貴重な写真などが見れる沿革はこちらご参照ください。

 

泉北高速鉄道株式会社のホームページに、泉北における鉄道事業への代表者の想いがつづられていました。一部を抜粋してご紹介します。
東大阪と北大阪で物流事業に取組み、さらに泉北ニュータウンの足として1971年4月1日に泉北高速鉄道線 中百舌鳥~泉ケ丘間で鉄道事業を開始しました。

 

どちらも公共性、公益性が高く、投下資本も大きいことから、経営的に厳しい時期もありましたが、順調に事業を拡大し、物流事業では高い施設稼働率を維持し、鉄道事業も和泉中央まで延伸することができました。ここまで成長できたのは、ご利用いただいているお客さまや地域の皆さまのご理解とご支援があったからこそであります。
(中略)
これからも我々社員一人一人が「豊かなまちづくりの一翼を担っている」ことに誇りと責任を感じつつ、更なる事業の発展・進化に取り組み、今後とも皆さまに安心してご利用いただける、信頼性の高い企業であり続けることを目指してまいります。

 

鉄道はこの街の住民にとって、なくてはならないモノです。

 

2014年7月1日に完全民営化、南海電鉄グループの一員となって今回の合併を経ることで、泉北高速鉄道魂を引き継いだ線路はつづくよどこまでも、となってゆきます。

 

ここで唐突ですが、泉北高速鉄道のホームページでこんな面白いものがあります。

 

せんぼくんが楽しいクイズへいざなうように、私たちに話しかけてくれています。
あなたは泉北高速鉄道のことをどこまで知っているかな?
もっと泉北高速鉄道のことを知って、これからも覚えておいてね。

 

実質的な「泉北高速鉄道」はなくなってしまいます。だから最後のせんぼくんからのセリフ「覚えておいてね。」が深く突き刺さってくる気がするのは私だけでしょうか。

 

全部で7問のクイズもめちゃくちゃ楽しくて「解説ページ」の豆知識もためになります。
是非やってみてください。そして……泉北高速鉄道の今の姿を「覚えておきましょう」ね?

 

あなたと泉北高速鉄道のつながりを可視化した、一通のラブレター。
だからこそ、このキャッチコピー『待っています 54年分のラブレター』なんです。

 

いかがだったでしょうか? 泉北高速鉄道さんが込めた想いが伝わっていたら私も嬉しく思います。

 

たった一枚の写真、一行の文章でも結構です。

あなたから泉北高速鉄道さんへ「今しか伝えることができないラブレター」を送ってみませんか?

 1.フォトエッセイコンテスト部門・・・泉北高速鉄道にまつわるエピソードと写真もしくは絵
 2.みんなでつくるモザイクアート部門・・・泉北高速鉄道を思う気持ちの写真ならなんでもOK
 3.想い出寄せ書き部門・・・泉北高速鉄道やせんぼくんへのお気軽なメッセージや絵

 

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ジモトミンたつのこ龍次郎(りゅうじろう)

AIには書けない、体温とユーモアを大切にした文章を書きたい四十歳代後半の男です。ジモトミンならではの超ローカルな有益情報だったり、面白いものを見つけたらここでシェアさせていただきます☆

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