先日投稿した、吹田の韓国チキン店「アゲアゲKING」浮田さんから、お店のロゴやウェア、フライヤー等をデザインしてもらった友達が近所に住んでるんですよ!というお話を聞いて、今回お話を伺ってきました。めちゃめちゃ「ロック」で「ライブ」で「エンタメ」なご夫妻。そして終始トーク&トーク&トーク!
「ロック」で「ライブ」で「エンタメ」な「KAID WORKS」海田さんご夫妻
ご自宅兼事務所でお会いしたのが「KAID WORKS」海田さんご夫妻。淀川区出身ご主人の唯法さんと、奥さん恵さんの出会いの話から。
恵さんは、先日ご紹介した高木酒店の“しんちゃん”や、アゲアゲKINGの“しげちゃん”と中学校の同級生で地元は吹田。高校時代、二人は互いに別ジャンル(ビジュアルロックとハードロック)のバンドの先輩後輩として出会ったとか。
唯法さんにビジュアル系バンドでのメジャーデビューのオファーがあり、それがきっかけで東京へ。その後バンドの解散、結婚、帰阪、出産、そしてもう一度音楽の道を目指して東京へ。東京で東日本大震災を経験した際、音楽活動とは別に仕事を、と考えた唯法さん。それまでの音楽活動の中での、グッズデザインの経験をを生かし、Webデザインの勉強を始め、その後当地ヒーローの映像製作会社に。そして、大阪の地元吹田に戻り、今はご自身の会社「KAID WORKS」を立ち上げ、WEBデザインやウェアプリント、ウェア販売を中心に、音楽やイベント等さまざまなエンターテインメントコンテンツを提供してはります。さまざまな場所でのさまざまな経験が、提供するサービスの幅の広さにも生かされているようですね。
なお、ウェアデザインを始めたきっかけは、ロック系デザインのTシャツはガチロックすぎたり、ドクロのデザインがうーん・・など、日常的に着こなせるいい塩梅のデザインがなく、それなら自分でデザインしようと思い立ったとのこと。「INORI 69 REVOLUTION」というブランド名でネットでの商品展開、販売をされています。
余談ですが、ビジュアル系バンドトークで判明。海田ご夫妻「X JAPAN」好き!(そして私も無類のX JAPAN好き)。ちなみにバンド結成当初の唯法さんはHIDEスタイルだったとか。ベストソングは「Sadistic Desire」(こんちゃんは「ENDRESS RAIN」)ここでめちゃくちゃ盛り上がって、話が脱線・終了しかけましたw
URL: 「KAID WORKS」提供サービス、販売ウェアの情報はホームページで
「KAID WORKS」の街や人との関わり・こだわり
街の関わり、人との関わりについてお話を聞いてみました。
Webデザインのお仕事など、特に今の時世、いろいろなオンラインのマッチングサイトがあって、全国にお仕事の受発注ができる世の中になってますが、そんな中でのKAID WORKSのこだわりは
「お客さん、クライアントとのライブ感」
「0→1でお客さんと一緒に作り上げて、共にできた喜びを分かち合う」
ご夫婦とも、ロックバンドでのアクト経験から、「ライブで人が盛り上がり、人が楽しみ、元気になる様子をずっとリアルに見てきた」この感覚を大事にしたいと思っていて、広報担当(?)の恵さんの繋がりで、ママ友がオープンするパン屋さんのWeb・ロゴ・ウェア等のデザイン、地元で開店した「アゲアゲKING」のロゴやフライヤー、ウェアデザイン、その他にも地域企業のロゴ、Webのデザイン、アーティストグッズの仕事など、コンセプトから相談しながら一緒に作り、一緒に出来上がりを喜べる状態で提供しているとのこと。
更には、シャベリがめちゃくちゃ上手な恵さんは、地域の人の紹介で、小学校のお祭りイベントや、公民館の会合での司会、そしてなんと2019年3月19日のおおさか東線「南吹田駅」の開業イベントでステージの司会を務めるお仕事もされたそう。
Webデザインから、アパレル、司会業まで非常に幅広く展開されていて、ホームページでも「総合エンターテインメント」を謳ってはりますが、根本にある“人とつながって、人がライブで喜び共感しあえること全部やる!”という思いを強く感じました。北摂エリアでWebなど、デザイン全般や司会の相談などあれば、一度ご相談してみては?
街を好きになるポイントって?
「北摂・吹田は転勤族等の外からの流入も多く、また自分達のように吹田、吹田外を行ったり来たりでUターンしてきた人や、生まれてずっと吹田です!の人、本当にいろいろな境遇の人たちが集まってきている街。それぞれの地域コミュニティやイベントコミュニティの活動は活発で人のつながりも多いと思うけど、新しいコミュニティへの参加、コミュニティとコミュニティの間のつながり、そしてその活動の拡がりが課題かも」、とおっしゃる海田さんご夫妻。「良くも悪くもシュッとした部分があって、おせっかいさがないのも課題かも」とおっしゃっていました。
そんなKAIDA WORKSの目標は、実店舗を構えて、地域コミュニケーションの場をつくること。Tシャツのプリントをその場オーダーから受け取りまでできるワークショップスペース、Webデザインやグッズデザイン、ウェアの購入。そしてその他、なんでも相談できる街の拠点が作れれば、いうなれば駄菓子屋さんやカフェスペースのようなものをつくりたい!という思いをお話されていました。まさにライブ感のある取り組み!
印象に残った言葉が
「人がしゃべって、つながって、その人を好きになって、その街が好きになる。街を好きになるって、人を好きになってからちゃうかな?」
「街」と「人」がテーマの「まちっと北摂」としては、まさに!と思う言葉でした。
これからも、ライブ感を大事に人のつながりをもって、街を人を「ロック」する事業を展開し続けていただければと思います!海田さん、ありがとうございました!
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この記事を書いたのは…
まちっと北摂編集部こんちゃん
大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、こんちゃんです。 北摂生まれ北摂育ち、一度北摂を出て、もうきっと戻ることはないと思っていましたが偶然のきっかけで北摂に夢のUターン! 北摂に縁と魅力と愛を感じ暮らす毎日。この愛を存分に発信できればと思っています! テーマは(レコードを掘って、音楽とオーディエンスを繋ぐDJのように) 「北摂の人・モノ」を掘って掘ってつなぎまくる! 「北摂の魅力ある人・モノ」を発掘して、「北摂」らしいか検証し、また別の「北摂」を教えてもらって「北摂の街・人・モノ・想い」を繋いでいこうと思っています!