【豊中】ぶらりと立ち寄った「トライぶらり」(みんなの図書室)にはスキが箱詰めになっていました。

こんにちわ。さえぴよです。

 

新緑のころの長雨を、緑雨と言うのだそう

雨上がりの朝、千里中央駅へ用事で行った帰り道に見つけた鮮やかな緑の芝生とタープ。新千里北町UR賃貸住宅の東角地。

オシャレなグランピング施設でもできたのかな?

この日は時間がなくて、私設の図書室で誰でも利用できますよ!とだけ聞いて、

「またきま~す」早々に立ち去りました。

 

後日、読書にどハマり中の私といたしましては、気になりすぎて自転車でやってきました。

「こんにちわ!お邪魔しま~す」

先日対応して頂いた方が出てこられたのですが、顔を見るなり…

「前回、傘を忘れて帰られませんでしたか??」

ひょえ~そうなのです!急ぎのあまり傘を忘れて帰っていたのです…どんくさいですごめんなさい(笑)

ええ人です。こちらの責任者、UR都市機構の大田健司さんです(ニックネームはおたけさん)

 

「トライぶらり」(新千里北町)4月〜7月限定で社会実験中

トライぶらり入り口

ふわ~っと吸い寄せられました

トライぶらり看板

本のマークで図書室。

トライぶらりってなんですか?」プロジェクト担当の大田さんに聞いてみました。

ここは私設の図書室で、「一箱本棚オーナー制度」というシステムを採用しています。

「みんなでつくる、みんなでひらく、本のある場所」ということで、誰でもぶらりと参加可能なのだそう。

「一箱本棚」(¥2000/月)のオーナーになって好きな本を置くもよし、気になる本を見たり借りたり、ミーティング(井戸端会議)するもよし…イベント企画からサークル活動まで、内容はとても自由。(一応審査あり)

地域に開かれた本がある居場所「みんなの図書室」なのだそうです。

トライぶらり室内

URでの社会実験は昨年「兵庫 武庫川団地」から2拠点目

室内には椅子に座って読書はもちろんですが、机もあるので書き物(宿題)もできたりミニワークスペースのよう。

奥の上り口には畳敷きでちゃぶ台(こたつ)があったりアットホームすぎてついつい長居してしまいそうです。

学生が放課後に本を見に来たり、親子で読み聞かせもできます。カードゲームやパズル、輪投げも置いてあります。天気の良い日は外の人工芝でゴロゴロなんてのもアリなんですって。どんだけ〜?!

飲食OKなのもいいですね。

「一箱本棚オーナー制度」とは?

「好きな本は売りたくない、捨てたくないけど、たくさんあってどうしよう…」という方いらっしゃいませんか?

あなたの思い入れのある本を誰かが手に取ってくれたり、楽しんでくれたら…とっても素敵ですよね。

「一箱本棚」はそれぞれのオーナーさんが自由に本をコーディネートしたり、店番やオーナーさん同士の交流、図書室の運営にも参加できます。

箱の中をのぞいてみるとそれぞれのオーナーさんのメッセージが書かれており、世界観やスキがぎゅっと詰まっていました。

見ているだけでワクワクしてきます。一つずつがアート作品のように見えませんか?

本棚

ハンドメイドの箱たち。

「マイボックスの中にどんな本を飾ろうかな~」とイメージが広がって、ついシュミレーションしてしまいます…

壁面本棚

みんなの「トライ」(挑戦)したいことが叶うかも!な図書室です。

掲示板ドア

奥にある大田さん自作のどこでもドア!?ドキドキしますね。(事務所だそう笑)

その他にも、楽しいイベントを多数実施しています。

手シゴトマルシェコラボ企画、ヨガ部、新千里DIY部、貸し菜園(ベジトラグ)の活動、貸しサイクルロッカー(試用者募集)なんていうのもあるそう。

私がおじゃました日は「DANCHI(団地)ガチャコンテスト」のイベント中で、応募作品の展示と投票を実施していました。

【トライぶらり新千里北町×手シゴトマルシェ】DANCHIガチャコンテスト2024

イベントディレクターを務める株式会社ミキシングの上原さんによりますと、

近年、「団地」がかなりフォーカスされているとのこと、「団地」をテーマにしたグッズや手作り雑貨をカプセルトイにするという斬新でとても面白い企画になっています。

 

「団地ファンです」と話す大田さん。本職ですものね…(笑)

「かくいう私も団地好きです!」(さえぴよ)

我が家にも子育て団地時代があったことを思い出しました。

住んでいた5階建ての古い団地にはエレベーターが無かったのです!知ってました?5階に住むと、もはや訓練かリハビリなんですよね〜。抱っこしておんぶして荷物持って階段上ってました。ジムに行かずとも体力つきます(笑)

団地は畳のサイズが団地間サイズと言って少し小さいとか…ほんと細かいのですが面白い。

「団地あるある」で大いに盛り上がりしました。愛着しかしないです。

 

選ばれるとガチャガチャになるなんて!どれも可愛い。早速投票します~。

DANCHIガチャコンテスト

(応募16作品)からトライぶらり賞/団地愛好家賞/ニュータウン賞/手シゴトマルシェ賞/来室者投票賞が選ばれます

<来室者投票 応募作品>

来場者投票 応募作品

どれに投票しようかまよいます。

個人的にはどこでもドアに貼ってある「団地シール」もカプセルに入れて欲しいです。

団地シール

色々な「団地イラスト」のシールです。激カワ♡

ガチャガチャ

準備万端。団地ガチャもちろんコンプリートですな。

いつでも立ち寄れる、本を通じて人や地域の良さを再発見できる、宝箱のようですね。

「トライぶらり」(新千里北町)は7月までの期間限定なのですが、また場所をかえて「トライぶらり」の社会実験の旅はつづくようです。

またみなさんの町にも現れるかも?

インスタグラムでも「トライぶらり」(新千里北町)開室予定、イベント予定など是非チェックしてみて下さいね。

 

※追伸、帰りに自転車の鍵を紛失したわたし…またですか?(泣)

大田さん、上原さん一緒に探して頂きありがとうございました。

忘れ物がみつかる“どこでもドア”もあります(無理くりオチです笑)

ありがとうございました。またお会いましょう!

▼「トライぶらり」のインスタグラムはこちら

トライぶらり 新千里北町

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ジモトミンさえぴよ

北摂生まれの北摂育ち、年の差5人兄弟の子育ても23年目に突入。子育て世代からおじいおばあ世代まで、明日が少し楽しみになるもの見つかるといいな…

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