【池田】石橋で石垣島出身の店主が奏でる激うま八重山ソバを食べてきた!

【池田】石橋で石垣島出身の店主が奏でる激うま八重山ソバを食べてきた!

こんにちは!豊中商工会議所の下垣です。

まだ5月だというのにめっきり暑い日が続きます。
汗っかきの中年なので、塩っ気のある食べ物を身体が欲している気が。

そんななか、職場の人に「石橋に美味しい沖縄料理がありますよ」と聞いたので、池田の石橋にある「八重山ソバきじむなー」さんへ。

私、毎食麺でも良いくらいの麺好きで、ここ石橋は仕事帰りにふらっと立ち寄っては麺を啜って家路につくことがあるので、このお店はかねてから気になっていました。

店名の由来となった、伝説上の妖怪、樹木の精霊『きじむなー』

店名の由来となった、伝説上の妖怪、樹木の精霊『きじむなー』

阪急石橋阪大前駅から徒歩3分

石橋阪大前駅の西口を出てすぐに左、商店街を南に抜けた先のスーパーの横に木目調の外観、鶯色の看板の可愛い豚のイラストの中に「きじむなー」と書かれたお店が見えてきました。
沖縄ホルモン、沖縄ソバ、サーターアンダギーの文字も目に入ります。

いざ入店。席数が8席、外観同様、温もりがあり家庭的な店内です。
今回はランチ限定の「島のごはんと八重山ソバ(小)定食」を注文。石垣島の野菜を使ったお総菜とじゅーしー(沖縄の炊き込みご飯)、八重山ソバが付いた豪華なランチです。

阪急石橋阪大前駅西改札出口

阪急石橋阪大前駅西改札出口

不二家の前を左へ

不二家の前を左へ

お店外観

お店外観

まずさんぴん茶が出てきました。ジャスミンの良い香りがしますね~。

余談ですが、昔から「沖縄ではなぜジャスミンティをさんぴん茶と言うんだろう?」と不思議に思っていたのでこの記事を書く時に調べてみました。

中国語の「香片(シャンピエン)」を沖縄の方言で「さんぴん」と呼んだのがはじまりだったとか。

このお茶を飲みながら、テーブルを見ると「コーレーグース(島唐辛子を泡盛に漬けたもの)」「ピパーツ(ソバにあう島胡椒)」「島唐辛子(激辛の一味)」など気になる調味料がずらり。

関西ではなかなか見慣れないものがあるので「これは何ですか?」と聞くと、石垣島ご出身のオーナーの識名(しきな)さんと奥様が詳しく教えてくれます。

天ぷらや炒め物にして食べると独特の食感が美味しい「オオタニワタリ」、葉っぱは抗菌作用があり種を炒ってお茶にしたりする「月桃(ゲットウ)」など、初めて知るものばかりでした。

冷えたさんぴん茶が嬉しい。陶器の器も素敵

冷えたさんぴん茶が嬉しい。陶器の器も素敵

八重山の調味料

八重山の調味料

お待ちかねのランチが到着しました。

アグー豚と石垣島の蒲鉾の煮込み、ナーベラ(へちま)の味噌煮、チキナー(島野菜)のチャンプル、島人参のピクルス、紫芋のポテサラ、どれも初めて食べるものばかり。

聞くと、ほとんどが八重山のものを使われているようで、石垣島で事業を営むご親族や知人・友人とのつながりも多いことから、八重山諸島から直接、良い食材を良い鮮度で仕入れが出来るとのこと。本州では流通が少ないものや流通していないものを食べられるのでこれは値打ちがあります!

いざ実食。
優しいお味ながらしっかりと旨味があり、これは美味しいですね~。ちなみにこのアグー豚、石垣島のパイナップルを食べて育った「南ぬ豚(ばいぬぶた)」という希少なブランド豚らしく、じわっと溶ける上質の脂が最高の旨味の証しとのこと。循環型農業の一役も担っているそうです。

島のごはんと八重山ソバ(小)定食1,570円(税込) 

島のごはんと八重山ソバ(小)定食1,570円(税込) 

希少豚「南ぬ豚(ばいぬぶた)」

希少豚「南ぬ豚(ばいぬぶた)」

真打ち登場

お惣菜を食べていると少し遅れて八重山ソバが出てきました。

私、平麺が大好きなんですがこの麺は石垣島のもの、出汁は鰹と昆布、塩は与那国島産とのこと。
そしてスープが美味い…

与那国島の塩だけをあてに泡盛を飲む人もいるそうですが、このスープを飲むとそれも頷けます。

ピパーツ(島胡椒)を入れてその後、島唐辛子を入れて食べようと思ってたんですが、あまりの美味しさに一気に飲み干してしまいました。そう言えば先客の県外から一人で来られた女性も、えらく感動してスープを飲み干されてました。ホンマに美味しいんです!

一緒に行った同僚が皮付きアグー豚が入ったラフテーそばを注文していました。こっちも美味そうだ…

ランチについている八重山ソバ

ランチについている八重山ソバ

ラフテーソバ

ラフテーソバ

この塩、美味すぎ

この塩、美味すぎ

泡盛も充実!

こちらのお店はお酒についてもこだわりを持たれており、八重山最古の酒造所、玉那覇酒造所をはじめ、仲間酒造所、池原酒造所、国泉泡盛と、八重山地方の藏元から直接仕入れてられています。

この日は平日のお昼に行ったので、泡盛をずっと横目に見ながらの食事となりましたが、他店ではなかなか飲めないような珍しいものが常時5~6種類揃えているので、好きな方は要注目です。

また、シークワーサーを泡盛で漬けたお酒もあり、ソーダや自家製のシロップで割って飲むのも人気のようです。石垣島の地ビールも気になるところです。

希少で入手困難な泡盛がズラリ

希少で入手困難な泡盛がズラリ

なんと度数60度の泡盛も。休みの前の日に痛飲したい!

なんと度数60度の泡盛も。休みの前の日に痛飲したい!

シークワーサーを泡盛で漬けたお酒

シークワーサーを泡盛で漬けたお酒

石垣島を体感できるお店に是非

こちらのお店、豊中の夏の風物詩・豊中まつり(今年は10月19日・20日に開催)に毎年出店されているのでご存じの方も多いかと思いますが、のんびりとお酒を飲みながら料理を楽しんだり、八重山ソバをじっくり堪能したり、忙しい日常から少し離れたい、という方にも、是非お勧めしたいです。

帰りしなに買って自宅で食べた、サーターアンダギーも美味しかったことを申し添えておきます。

八重山地区(水色)の場所がよく分かります

八重山地区(水色)の場所がよく分かります

旅情をかきたてる石垣島のポスター

旅情をかきたてる石垣島のポスター

お持ち帰りも出来るサーターアンダギー

お持ち帰りも出来るサーターアンダギー

八重山ソバ きじむなー

  • [住  所] 池田市石橋1-16-1
    [電話番号] 072-762-0014
    [営業時間] 月/火/金 昼12:00〜14:00 夜17:00~22:00(Lo.21:15) 土 12:00〜22:00(Lo.21:15) 日/祝 12:00~19:00(Lo.:15)
    [定 休 日] 水、木
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