【鳳】大鳥大社の「先が見通せる御守」がSNSで話題!人気の秘密とは?

【鳳】大鳥大社の「先が見通せる御守」がSNSで話題!人気の秘密とは?

こんにちは。まちっと堺・泉北編集部のもちのです。

SNSを中心に、大鳥大社の「先が見通せる御守」が人気を集めているのを知っていますか?

2年ぶりに大鳥大社を訪れたところ、以前と違った賑わい方をしていることに驚き、神社の方にお話を伺いました。

今回は、このお守りに込められた願いや、現地の状況などを詳しくご紹介します!

大鳥大社とは

開門時間:4月1日~9月30日→午前5時30分 10月1日~3月31日→午前6時
閉門時間:午後6時
授与所開所時間:午前9時~午後4時30分

大鳥大社は堺市西区に位置し、最寄り駅はJR阪和線・鳳駅です。

大鳥大社の歴史は約1900年前に始まります。非常に長い歴史を持つ、由緒ある神社です。

こちらには、二柱の神様がお祀りされています。一柱は、日本武尊(やまとたけるのみこと)で、もう一柱は、大鳥連祖神です。

日本書紀や古事記に登場する、日本武尊の武勇は広く知られているため、堺市内外にも訪れてみたいと思っていた方は多いでしょう。

そんな歴史のある神社が、今、若い世代や海外の参拝者からも注目を集めています。

日本初のスケルトンなお守り「先が見通せる御守」が、SNSで大きな話題になったからです。

「先が見通せる御守」がSNSで話題!人気の理由は?

「先を見通せるお守り」は全部で10色

このお守りは、2023年10月に授与が始まりました。

そして2024年の正月、ある参拝者がX(旧Twitter)に投稿したところ、それが120万回もリポストされ、瞬く間に全国にその名が知れ渡ったのです。

このお守り、角度によって描かれた模様や文字の色が変わり、透明なので向こう側が映り込みます。

何とも美しく、珍しい見た目のお守りです。

■「先が見通せる御守」誕生の背景

「先が見通せる御守」は、平成最後の年に誕生した「勝みくじ」がルーツです。

おみくじで「凶」を引いた幼い頃の経験から考案した、良い運勢しか出ないこのおみくじ。

コロナ禍で未来が見えない不安が広がる中、「少しでも明るい未来を見通せるように」との願いから、「勝みくじ」の「強運」を透明なおみくじとして授与したところ、これが大反響を呼びました。

その人気を受け、2023年には、透明なデザインが未来への希望を象徴する「先が見通せる御守」が誕生。

こちらには、若い世代や海外の方にも日本の伝統文化に触れてもらいたいという、温かい願いが込められています。

我が家は紫色をいただきました

このお守りの紐は10色から選べるため、中には「推し活」の一環として、好きなアイドルやキャラクターのメンバーカラーを選ぶ人もいるようです。

これも人気の理由の一つかもしれませんね。

また、受け取ったお守りを本殿にかざして写真に収めると、さらにご利益があると言われています。

この日も、多くの方がいただいたお守りをかざして、写真撮影をされていましたよ。

■大鳥大社の方にお話を伺いました

以前とは雰囲気が大きく変わったように感じられる、大鳥大社。

この賑やかで楽しげな境内の様子を見て、神社の方々は何を感じているのでしょうか。

今回は、大鳥大社の権禰宜 川原さんにお話を伺いました。

――特にどのような層からの反響が大きいですか?

男性と女性を比べると、圧倒的に女性の参拝者が多く、年齢層は幅広いです。
また、平日に訪れる方の5割近くは、海外の方です。

――この賑わいをどう感じていますか?

ツアーの行き先に大鳥大社が選ばれることも増え、観光バスでいらっしゃる方もいます。今まで神社を訪れることが少なかった方や、大鳥大社を知らなかった方など、日本各地の方が参拝されるキッカケになっているようで、有難いことです。神職一同、とても嬉しく思っております。

――これまで神社を訪れる機会がなかった方も多いようですが、注意事項などありますか?

授与所の開所時間は、午前9時~午後4時30分なので、時間を過ぎてしまったらお守りを授与することができません。こちらについては、ご注意ください。
また、土日祝日はより多くの方が参拝されるので、駐車場も混雑します。公共交通機関で訪れる方がスムーズな場合もあります。

■授与状況は公式サイトをチェック

先が見通せる御守の授与状況は、公式サイトで確認できます。

お目当ての色がある方は、先に確認してから行くといいですね。

「先が見通せるおみくじ」も人気!勝みくじ

娘が先を見通せるおみくじを引きました!

御祭神のヤマトタケルノミコトの勝運や武運にあやかった、大鳥大社の「勝みくじ」も、根強い人気があります。

このおみくじで一番良い「強運」を引くと、透明なおみくじ「先が見通せるおみくじ」を授かることができるのです!

勝みくじで「強運」以外を引いた場合は、紙のおみくじになります。

しかし、どの結果が出ても、そのメッセージをどう受け取るは自分次第ですよね。

この「勝みくじ」は、一年中引くことができるそう。

大鳥大社「先が見通せる御守」で明るい気持ちに!

長い歴史のある、大鳥大社。近年は若い世代や海外からの参拝者も増え、境内はこれまで以上の活気があります。

「先が見通せる御守」を受け取ることで、より明るい気持ちになれたらいいですね!ぜひ、お気に入りの色を見つけてください。

この「先が見通せる御守」の授与状況については、事前に公式サイトで確認することをおすすめします。

大鳥大社

  • 〒593-8328 大阪府堺市西区鳳北町1丁1−2
    開門時間:4月1日~9月30日→午前5時30分 10月1日~3月31日→午前6時
    閉門時間:午後6時
    授与所開所時間:午前9時~午後4時30分

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まちっと編集部もちの

地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと堺・泉北」の編集部、もちのと申します。スイーツやカフェが大好き!堺のおいしいもの・たのしいことをいっぱい発信したいです。

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