筆者が所属する「柏観光プロダクション」では、9月27日(土)に岩井・鷲野谷をめぐるツアーを実施します。
そのツアーの目玉ともいえるのが、登録有形文化財「染谷家住宅」のかまどで炊いたご飯を、おにぎりにして召し上がっていただくランチタイム。
早速、本ツアーの見どころについてご紹介いたしましょう。
「染谷家住宅」のかまど
令和2年から4年にわたる修復工事をへて、昨年10月に一般公開が始まった国の登録有形文化財「染谷家住宅」。
この修復工事で復元されたもののひとつが、かまどです。
鷲野谷には「鳥ビシャ」という伝統行事がありますが、今回のツアーでは、地元の「鳥ビシャ保存会」の方々が、復元されたかまどの火をおこし、ご飯を炊いてくださいます。
炊き立てのご飯は、つややかで、粒が立っていて、格別の味わい!
アツアツのご飯を握って、味噌汁やお漬物とともに、召し上がれ!
江戸時代後期に建てられた「染谷家住宅」の主屋。L字型に曲がった「曲がり家(まがりや)」とよばれる伝統家屋の様式が特徴です。
「染谷家住宅」主屋の土間にあるかまど。薪の火を見ているだけでも、癒されます。
炊きたてご飯をおにぎりにして、召し上がっていただきます。
岩井・鷲野谷地域の見どころ
染谷家住宅の見学だけでも、十分見ごたえがありますが、鷲野谷には、そのほかにも、550年以上の歴史ある浄土宗の古寺「医王寺」、社殿の彫刻が見事な「香取神社」など、見どころのあるスポットがたくさんあります。
また、岩井には、全国から参拝者が訪れるという「将門神社」がありますが、「なぜ将門なのか?」については、ツアーでのお楽しみ!
医王寺の薬師堂には、平安時代中期の天台宗の高僧・恵心僧都源信の作と伝えられる薬師如来像が祀られています。ただし、拝顔できるのは、お寺の方でも12年に一度、寅年のご開帳時のみ!
香取神社の柱にからみつく昇り龍と降り龍は必見です! ご祭神は、勝負運・交通・災難除けなどにご利益のある経津主命(ふつぬしのみこと)。
将門神社は、平将門を祭神とする珍しい神社です。見どころは、社殿の背面に描かれた、将門ゆかりの「放れ駒(はなれごま)」の彫刻。
五感を満たし、リフレッシュを!
手賀沼南岸の台地上にある鷲野谷と岩井。
「鷲野谷村」の村名は建武3年(1336年)の「斯波家長奉書」に登場し、一方、「岩井村」は近世初期に鷲野谷村からの分村したと考えられています。
本ツアーでは、今なお中世近世の面影を残し、豊かな自然に囲まれ、史跡が点在する岩井・鷲野谷エリアを散策し、美味しい「かまどご飯」を召し上がることで、五感を満たしてリフレッシュしていただきたいと思っています。
柏観光プロダクションの十八番ともいえる、岩井・鷲野谷エリアのフットパスですが、かまどご飯を取り入れたツアーは、NPO法人ジセダイ歴史文化継承研究所とのコラボで、今回初めて実現。
この機会にぜひご参加ください!
中世近世の佇まいが残る染谷家住宅前の小道。「トトロの森みたい!」という子どもたちの声も…。
「染谷家住宅でかまどご飯! 岩井・鷲野谷エリアを巡るフットパスツアー」概要
- ■開催日:9月27日(土)
■集合:9:30 我孫子駅南口集合(14:30 同駅南口解散)
■コース:スポーツ広場前(バス停)→将門神社→星神社→医王寺→染谷家住宅(見学・かまどご飯)→香取神社→わしのや農業交流拠点→スポーツ広場前(バス停)
■募集人数:20名
※応募者多数の場合は抽選(結果は9/13までにメールで通知)
■対象者:7km程度の道のりを歩ける小学生以上の方
■持ち物:歩きやすい服装、帽子、雨具、飲み物
■参加費:1,800円(入館料・昼食代等を含む。当日徴収)
※別途、「我孫子駅」と「スポーツ広場前」間のバス運賃(片道230円)がかかります。
■申込み:9月9日(火)までに柏観光プロダクションのホームページからご応募ください。
【主催】柏観光プロダクション
【共催】NPO法人ジセダイ歴史文化継承研究所
【後援】柏市教育委員会
染谷家住宅
- 【住所】千葉県柏市鷲野谷24
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この記事を書いたのは…
「ちゃーりんぐ柏」代表石井雅子
柏生まれ柏育ち。編集者・箏(こと)奏者。市民活動家の両親が2015年前後に他界したことをきっかけに、柏に興味を持つようになる。2021年、柏の歴史スポットを自転車で巡る「ちゃーりんぐ柏」を立ち上げる(2022年市民公益活動団体登録)。2023年5月、補助金申請や情報発信、連携などをサポートする中間支援団体「ジセダイ歴史文化継承研究所」を設立、事務局長を務める。2024年8月柏に特化した観光会社「かしわグリーン観光社」を設立、代表を務める。