こんにちは、こんちゃんです。今日は完全に個人的嗜好に走ります。家族に縁あって、幼少期からブラジルを偏愛しているこんちゃん。わたし自身、ブラジルには一度しか訪ねたことはないですが、陽気・熱気、そして課題、さまざまな側面で魅力のある国だと思っています。そして、その中でも私が大好きなのはブラジル音楽。特に1960年代初中期の「ボサノヴァ」や、「ジャズボッサ」、そしてスイング感のあるダンサンブルな「バランソ」といったジャンルのブラジル音楽が大好物で、音楽とコーヒーとともに過ごす時間が最も至福な時間のひとつです。
コーヒー好き・ブラジル好き・音楽好きのユートピア「TIPOGRAFIA」
豊中駅から東へ10分すこし歩いたところにある、カフェ「TIPOGRAFIA」。焙煎機を備え、自家で焙煎されたコーヒーをその場で、またコーヒー豆のテイクアウトでいただけるんですが、なんといっても、そのコーヒーにマッチする至極の音楽がいつ行っても楽しめるという、ユートピア空間なのです。
おいしいコーヒー&すてきな音楽=至福
ブラジル、ジャズ、フリーソウル等の音楽から映画、活字等様々なカルチャーを愛する、店主/焙煎人の山崎さん。その時々で提供しているコーヒーを、アマレロ(やわらか系/あっさり派)、ヴェルヂ(アンサンブル/ほどほど派)、アズール(しっかり系/こってり派)の大きく3つにわけ、その中から更に自分の好みにあったコーヒーを選んでいただくことができます。この日はこんちゃん、インドネシアのマンデリンミトラをドリップでいただきました。コーノ式円錐フィルターでハンドドリップされたコーヒーは、適度な苦みと深いコクがあってとてもおいしい。そしてその日はイギリスのSSW、キャスリン・ウイリアムズの音楽が。カウントしきれないほどのCD、レコードから山崎さんによってチョイスされたその日その瞬間の極上の音楽。この組み合わせに”至福”以外の的確な言葉が思いつきません!
大切にしたい。人の手、人の感性で提供された暖かいモノ・時間
昨今、ドリップコーヒーを手軽にどこでも買える時代になりましたし、音楽も、サブスクリプションサービスで、自分さえ気づいていない、おすすめ曲をAIが大量に紹介してくれる世の中になりました。とっても便利で、こんちゃんもめちゃくちゃお世話になっています。反面、やっぱり、人の手や感性が介在する、その瞬間にしか味わえない、感じ得ない感覚ってステキやなと思っていて、その場で焙煎され、ハンドドリップされたコーヒーと、そのタイミングで提供された音楽の組み合わせが至福と感じるのは、やっぱり、そのモノ、コトに愛をもって人が提供するから暖かさを感じるんだろうなと思うんです。この感覚を感じることができる場所。北摂エリアの中でもっと大切にしたいな、と思うこんちゃんでした。
TIPOGRAFIA
- 豊中市本町6-7-7
営業時間:11:00~19:00 ※喫茶は~18:00
定休日:月曜、毎月第三日曜
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この記事を書いたのは…
まちっと北摂編集部こんちゃん
大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、こんちゃんです。 北摂生まれ北摂育ち、一度北摂を出て、もうきっと戻ることはないと思っていましたが偶然のきっかけで北摂に夢のUターン! 北摂に縁と魅力と愛を感じ暮らす毎日。この愛を存分に発信できればと思っています! テーマは(レコードを掘って、音楽とオーディエンスを繋ぐDJのように) 「北摂の人・モノ」を掘って掘ってつなぎまくる! 「北摂の魅力ある人・モノ」を発掘して、「北摂」らしいか検証し、また別の「北摂」を教えてもらって「北摂の街・人・モノ・想い」を繋いでいこうと思っています!