【柏市】世界の映画祭で数々の賞を受賞した映画『長全寺』がアミュゼ柏で凱旋公開!

【柏市】世界の映画祭で数々の賞を受賞した映画『長全寺』がアミュゼ柏で凱旋公開!

「まちっと柏」をご覧の皆様、東葛地域アンバサダーのグリフォンです。
今回は、柏で生まれた映画『長全寺』の凱旋公開の話題です。

柏市を舞台にした映画『長全寺』が、2025年12月9日(火)アミュゼ柏 クリスタルホールにて凱旋公開されます。
世界の映画祭で数々の賞を受賞し、国際的にも注目を集める本作。まちっと柏では私がこれまでに2回、ご紹介してきました。

映画『長全寺』とは

『長全寺』は、柏市に実在する歴史ある寺院を舞台に、人々の心の交流や地域文化の継承を描いた作品です。監督は地域出身のクリエイターで、地元の風景や人々の営みを丁寧に映し出しています。

受賞歴

映画祭名 受賞内容
ニース国際映画祭 2025 最優秀外国語映画賞・最優秀メイクアップ賞
ブッダ国際映画祭 最優秀監督賞
マドリード国際映画祭 外国語部門優秀作品賞ほか複数受賞

その他、ニース国際映画祭では最優秀監督賞、最優秀男優賞、最優秀女優賞ノミネート(川本淳市、川原英之、藤岡範子)もされていました。

あらすじ

『長全寺』は、千葉県柏市に実在する曹洞宗の寺院「長全寺」を舞台に、江戸時代、30年前、現代という三つの時代を交錯させながら、人と人とのつながりや時代を超えた「縁」を描くヒューマンドラマです。
物語の中心には、住職・武川広徳(川原英之)と若い僧侶たちがいて、彼らは通常の僧侶としての務めに加え、「説法頭巾」と呼ばれる裏の顔を持ち、柏市民のトラブルや事件を読経と説法で解決するという、いわば“僧侶版必殺仕事人”のような存在として描かれています。
物語は、現代の新人僧侶・深山晧静(神森仁斗)が長全寺に修行にやってくるところから始まります・・・。

見どころ

  • 映像美:柏市の自然や寺院の荘厳さを美しく切り取った映像。
  • 演技:地元俳優を中心に、リアルで温かみのある演技が光ります。
  • テーマ性:地域文化の継承と人間の絆を普遍的に描いたストーリー。
  • 国際的評価:海外の観客からも「心に響く」と絶賛された点。

公開情報

上映日:2025年12月9日(火)
会場:アミュゼ柏 クリスタルホール
開場:14:00
上映開始:14:30
料金:全席自由 500円
チケット販売:2025年11月12日より長全寺受付にて販売開始。遠方の方は電話申込も可能(TEL: 04-7167-2420)。

2022年に柏駅前のキネマ旬報シアターで公開された時の観客の声を一部ご紹介

  • 「映像がとても美しく、柏の魅力を再発見できました。」
  • 「人と人とのつながりを丁寧に描いていて、心が温かくなりました。」
  • 「海外映画祭で評価された理由がよくわかります。普遍的なテーマが胸に響きました。」

制作スタッフの声・エピソード

制作総指揮 秋元氏(秋元印刷代表)は「家族や先祖を大切にする映画を作りたい」という思いから、クラウドファンディングを通じて約1,000万円を調達し、製作委員会を立ち上げました。

川本淳市監督は初監督作品となり、「撮影は困難も多かったが、地域の支えがあったからこそ完成できた」と舞台挨拶で語っています。

主演 川原英之さんは現場でムードメーカーとしてスタッフを励まし、さらにエンディングテーマ曲『Future』も歌うなど多方面で作品を支えました。

この映画は、檀家の寄進から生まれた「地域発信型映画」として、柏市民の協力と熱意が結集した作品です。

まとめ

いかがでしょうか?ぜひこの機会に観に行かれることをオススメします!私も平日ですが時間をなんとか作ってまた見に行きたいと思います!

アミュゼ柏

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「#柏を盛り上げよう運動」で、柏市民に柏の街をもっと好きになってもらうための活動をしています。カメラを通した柏の息吹を、みなさんにお伝えできるよう日々撮影中。自分たちの住んでいる街をもっと好きになりたいと思いませんか? そのお手伝いをいたします!

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