「松戸 小金ビール」代表・Yosukeさんインタビュー
2020年12月、松戸市北小金産の食材を使ったに新たなクラフトビール「枝豆ビール」が誕生しました。企画・販売の「松戸 小金ビール」代表・Yosukeさんに、詳しく話を聞いてきました。
「『枝豆ビール』の構想が持ち上がったのは、約3年程前。本土寺の参道で食べ歩きをしていた時に、ふと『ここでビールが飲めたら最高だな!』と思ったのが、そもそものきっかけです。私は松戸市出身で、11年前に北小金へ転居。歴史と風情のあるとても住みやすい街で、子どもが生まれたのを機に、地域に関わる活動がしたいと思うようになりました。自分の好きなことで何かできないか考えたとき、ビールが大好きだったので、それなら地元の食材でオリジナルビールをつくれば街に貢献できるかも…とチャレンジを決意。名産の枝豆を使ったクラフトビールをつくろうと思いつきました。
とはいえ、ビールづくりはもちろん未経験。原料の枝豆は、本土寺参道のお土産物店「黒門屋」さんを経営する農家さんへ依頼。ここの「湯あがり娘」が本当においしくて、よく買っていたんです。そして醸造所は、友人からの紹介で和歌山ブルワリーさんに引き受けてもらうなど、一つ一つ手探りで進める状況でした。いざ醸造が始まると、今度は味と香りのバランスで悩む日々。枝豆の香りを残すための加工方法や投入のタイミングなどを何度も調整し、鼻から抜けるほのかな香りのある『枝豆ビール』が完成! 12月にオンラインでの販売を始めました。4月からは北小金駅近くの酒屋さんでも販売がスタート。地元の人から『飲んでいるよ』『応援しているよ』という言葉をいただくと、励みになります。今後は飲食店でも提供できるようにしたいですね。
北小金駅周辺は歴史があり、アジサイや紅葉シーズンには多くの観光客が訪れます。『枝豆ビール』を通じて、この素敵な街を多くの人に知ってもらいたい。そして訪れるきっかけになってもらえたら…。これからも、地元で長く飲み続けられるビールづくりをしていきたいと思います」
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