【豊中市】全市一斉防災訓練に参加!野畑南公園で親子防災体験|遊び場が、もしもの時の避難場所に

【豊中市】全市一斉防災訓練に参加!野畑南公園で親子防災体験|遊び場が、もしもの時の避難場所に

こんにちは。
車椅子で北摂のお出かけを家族で楽しんでいる、ゆっけです。

1月17日(土)、豊中市で「全市一斉防災訓練」が行われました。
この訓練は、阪神・淡路大震災から30年を迎える中、
市民の防災意識を高め、地域と行政が連携して災害に備えることを目的とした実働訓練です。

我が家は、向丘にある野畑南公園の会場に親子で参加。
普段は遊び場として親しんでいる公園が、
「もしもの時の避難場所」でもあることを、
実際に体験しながら学ぶ一日となりました。

野畑南公園ってどんな公園?

野畑南公園は、広いグラウンドと大型の複合遊具がある、のびのびとした公園です。
今回、初めて訪れたのですが、長いローラーすべり台をはじめとした遊具に、息子は到着早々大喜び。
走り回れる広さもあり、普段から地域の子どもたちの遊び場として親しまれている様子が伝わってきました。

実はこの野畑南公園、豊中市の「防災公園」として整備されている公園でもあります。
大雨の際には、川の水を一時的にためる“池”のような役割を果たす仕組みがあり、
遊び場でありながら、災害時に役立つ機能も備えた公園です。

広いグラウンドと大型遊具がある野畑南公園

広いグラウンドと大型遊具がある野畑南公園

長いローラーすべり台に、息子は大喜び

長いローラーすべり台に、息子は大喜び

野畑南公園は、大雨の際に雨水を一時的にためる役割も持っています

野畑南公園は、大雨の際に雨水を一時的にためる役割も持っています

防災公園としての機能を学ぶ

野畑南公園は、災害時の避難場所となるだけでなく、
いざという時に使えるさまざまな防災機能が備えられた
「防災公園」として整備されています。

今回の全市一斉防災訓練では、
普段はあまり意識することのない公園の防災設備について、
実物を見ながら説明を受けることができました。

地面に並ぶマンホールは、災害時にはすべてトイレとして使用されます。
下水道管路にあるマンホールの上に簡易のトイレ設備を設置する仕組みで、
災害で下水道が使えなくなった場合でも対応できるよう考えられています。

長期間の避難生活を想定した備えとして整備されていることを知り、
公園が「もしもの時」にしっかり役割を果たす場所であることを実感しました。

一見すると普通の地面ですが、並んでいるマンホールはすべてトイレとして使われます

一見すると普通の地面ですが、並んでいるマンホールはすべてトイレとして使われます

災害時には、下水道管路を利用したマンホールトイレとして使用されます

災害時には、下水道管路を利用したマンホールトイレとして使用されます

災害時に使用する防災用品が保管されている備蓄倉庫

災害時に使用する防災用品が保管されている備蓄倉庫

要支援者用マンホールトイレを実際に見て

今回の訓練で、特に印象に残ったのが、
要支援者用のマンホールトイレの展示です。
通常のトイレテントよりも広めに作られており、
車椅子のまま中に入ることができる設計になっていました。

車椅子で生活している私自身、
被災したときに「トイレをどうするか」まで、
これまで深く考えたことがありませんでした。

だからこそ、実際にこうした設備を目にして、
要支援者のことも想定した備えが用意されていることに、
正直ほっとした気持ちになりました。

災害時でも、誰かが我慢する前提ではなく、
できるだけ多くの人が使いやすいよう考えられていることを知れたのは、
大きな学びでした。

要支援者用のマンホールトイレ。車椅子のまま中に入れる広さがありました

要支援者用のマンホールトイレ。車椅子のまま中に入れる広さがありました

要支援者用マンホールトイレのセットは、備蓄品として保管されています

要支援者用マンホールトイレのセットは、備蓄品として保管されています

バールとジャッキを使った救助訓練に親子で挑戦

会場では、バールやジャッキを使った救助訓練が行われていました。
消防士さんから道具の使い方を教わりながら、
重量物に挟まれている人を救助する方法を実際に体験します。

バールで持ち上げて隙間を作り、角材で固定し、
ジャッキを使って持ち上げて救出するという一連の流れ。

小学3年生の息子も挑戦しましたが、
道具を正しく使えば、子どもの力でも持ち上げられることに驚きました。

バールで小屋の下に隙間を作るところからスタート。 まずは道具をどう使うのか、全体の流れを教えてもらいます。

バールで小屋の下に隙間を作るところからスタート。 まずは道具をどう使うのか、全体の流れを教えてもらいます。

作った隙間にジャッキを差し込み、少しずつ持ち上げていきます。 周りを確認しながら、声をかけ合って進めるのがポイント。

作った隙間にジャッキを差し込み、少しずつ持ち上げていきます。 周りを確認しながら、声をかけ合って進めるのがポイント。

無事に救助できました。 一連の流れを体験することで、「知っている」と「できる」の違いを実感しました。

無事に救助できました。 一連の流れを体験することで、「知っている」と「できる」の違いを実感しました。

大阪府警の警備犬による訓練を間近で体験

見せていただいたのは、
見本の匂いをもとに、複数の箱の中から同じ匂いの布を探し当てる「臭気選別訓練」です。

今回は大阪府警の警備犬が参加しており、
一つひとつ箱を確認していく姿は迫力満点でした。

なんと、息子が箱を指定させてもらう場面もあり、見事に正解。
警備犬の集中力と正確さを、間近で感じる貴重な体験になりました。

大阪府警の警備犬による訓練を間近で見学。 会場の空気が一気に引き締まりました。

大阪府警の警備犬による訓練を間近で見学。 会場の空気が一気に引き締まりました。

嗅いだ匂いを頼りに、同じ匂いの箱を探し当てる「臭気選別訓練」。

嗅いだ匂いを頼りに、同じ匂いの箱を探し当てる「臭気選別訓練」。

息子も箱の指定に挑戦。 警察官の指示を聞きながら、貴重な体験をさせてもらいました。

息子も箱の指定に挑戦。 警察官の指示を聞きながら、貴重な体験をさせてもらいました。

親子で体験して感じた、防災の大切さ

今回のイベントでは、
初期消火や救助訓練、警備犬との合同訓練など、
普段なかなか体験できない防災・安全の現場を、親子で間近に見ることができました。

実際に道具に触れたり、消防士さんや警察の方のお話を聞いたりする中で、
「助ける側」の工夫や判断の積み重ねが、
私たちの暮らしを守ってくれていることを改めて実感。

息子にとっても、
ただ“見る”だけでなく、“やってみる”体験ができたことは、
きっと心に残る一日になったと思います。

遊びの延長のようでいて、しっかりと防災を学べる時間。
親子で参加できて、本当によかったです。

なお、会場で消防署長さんのお話を伺ったところ、
こうした防災体験イベントは、今後も継続して開催していく予定とのこと。
来年以降も、親子で防災を学べる貴重な機会として、
また足を運びたいなと思います。

守られる側を体験。いざという時の姿勢や固定の大切さも学びました

守られる側を体験。いざという時の姿勢や固定の大切さも学びました

大阪府警察のヘルメットをかぶって、ちょっと誇らしそう

大阪府警察のヘルメットをかぶって、ちょっと誇らしそう

親子で参加できる防災体験。楽しいだけじゃない学びがありました

親子で参加できる防災体験。楽しいだけじゃない学びがありました

全市一斉防災訓練(イベントは開催済み)

  • ◾️日時:2026年1月17日(土) 9時30分から11時30分
    ◾️開催場所:野畑南公園、ふれあい緑地、野田中央公園
    ◾️内容:初期消火訓練、バールやジャッキの取扱い、防災公園機能の紹介、消防車展示
    ※野畑南公園では、豊中警察署によるレスキュー訓練・警備犬訓練を実施
    ※野田中央公園では、豊中南警察署によるレスキュー車展示を実施

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ジモトミンゆっけ

太陽の塔が見える街で、車椅子生活をしながら子育て中。小学生の息子は警察・消防・自衛隊が大好きで、週末は北摂のイベントに出没しています!車椅子でも安心して楽しめるお出かけスポットや親子での体験を発信しながら、北摂の魅力を一緒に見つけていけたら嬉しいです!

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