【豊中】ママで、先生で、イラストレーター。見る人を笑顔（SMILE）に！

2022年4月24日

こんにちは。「とよなか子育て応援マガジンSMILE」編集部員Mです。
「とよなか子育て応援マガジン　SMILE」の表紙をじっくりご覧になったことはありますか？
SMILE読者みんなから愛されている表紙のイラスト、それを描いてくれているのがイラストレーターの杉本千佳さんです。
今回は、そのイラストレーター・杉本千佳さんをご紹介します。

2016年に発行した11号から杉本さんが表紙を描いてくれています

二児のママ、小学校では図工の先生で、イラストレーターとしても活躍中！

実は、杉本さんは、二児のママであり、豊中市内の小学校で図工を教える先生でもあります。
もともとSMILEの表紙は、読者から募集した子どもたちの笑顔（SMILE）を集めていました。
そのコンセプトを生かすと、杉本さんのイラストはかなり隠れてしまうのですが、それでも１枚のストーリーある作品として愛情こめて描いてくださってるんです。
「あの素敵なイラストをもっと見たい！」読者だけでなく編集部員も思いがあふれ、1日限りの表紙原画展を開いたこともあります。
また、個人では池田駅そばの「ギャラリー糸」で２度原画展を開かれたので、思わず目を止めた方もいるはず。

SMILE主催の「おさがり交換会」会場（豊中市文化芸術センター）で開催

阪急池田駅を出てすぐの「ギャラリー糸」では個展も

紙と鉛筆が好きでうずうずしていた子ども時代。娘にもその想いを伝えたくて

そんな母であり、美術の先生でもある杉本さんに、忙しい日々の中でイラストを描くことへの思いを聞いてみました。
「幼い頃から絵が好きで、暇さえあれば紙と鉛筆を欲しがりうずうずしていた、と母が教えてくれました。
大人になり、子育て、仕事、家事とこなすべき役割が増え、絵筆をとる余裕すらない日々もありました。
昔から好きだったことを続けることで自分自身を見失うことがないよう、また我が子に対し何かに一生懸命取り組む姿を見せたいという気持ちでイラストを描いています。
応援してくれる家族や、私の絵が好きだと言ってくれる人達に感謝の気持ちをイラストにのせて、届け続けていくことが今の願いです」。

夢をあきらめずに、コンクールに投稿したり出版社にコツコツ持ち込みも

「うごいちゃだめだよ！」

「ふれあいエピソード」から絵本が生まれます。ただいま制作中！

SMILEでは、21号で読者に「ふれあいエピソード」を募集。
その受賞エピソードを絵本にするというプロジェクトで、杉本さんに絵を描いていただくことになりました。
エピソード応募者の中には、「SMILEの表紙のファンです。杉本さんの絵がもっと見たい！」と書いてくださっていた方も。
現在、受賞者が決まり、受賞者さん+杉本さん+編集部で絵本の制作を進行中です。
9月発行の「SMILE23号」で出来上がった絵本をお披露目する予定。

過去には山田養蜂場絵本原画コンテストで入賞経験もある杉本さんですが、実は絵本制作は初めてだそう。
豊中市を拠点にしながら、これから自分のイラストをもっともっとたくさんの子どもたちに届けたいという杉本さん。
これからもいろんな場所で彼女の素敵な絵が見られるよう、応援していきたいですね。

杉本さんの絵は、インスタグラムで公開中。優しいイラストで癒されたい方はぜひフォローを！

「SMILE22号」では、数々のふれあいエピソードのカット（イラスト）を描いてくれました