＜豊中発＞こんにちは。北摂地域特派員のにこです。
暑さが増してくると欲しくなる、美味しくなるのは、何といってもビール！
誰かと外で飲むのもいいけれど、普段はもっぱら家飲み派…という方も多いのでは？
今回は、そんな家飲みが何倍も楽しくなる、クラフトビールの品ぞろえでは市内随一と評判の「イナキク酒店」さんをご紹介します。
創業昭和6年！三代目ご夫妻が切り盛りする町の酒屋さん
お店は、阪急岡町駅すぐ、「岡町桜塚商店街」のアーケード街にあります。以前お邪魔した「magoコロっ」（記事は
「イナキク酒店」さんは、創業がなんと昭和6年！現在は三代目の杤尾（とちお）さんご夫妻が、お店に立っておられます。
店内は決して広くはないものの、長年の商売を通してできた人脈があってこその日本酒の数々を筆頭に、店主さんが厳選された洋酒、その他の各種のお酒が、ぎゅっと並んでいます。
お酒には、味の特徴やおすすめの飲み方などが書かれたポップが丁寧につけられていて、「造り手さんの思いを届けたい」「より美味しく楽しく味わって欲しい」とのご夫妻の気持ちがダイレクトに伝わってきます。
普段なじみのないジャンルのお酒についても、気さくな口調で、とても分かりやすく教えてくださるので、試してみたいお酒の幅がぐっと広がります。
これ以上、のん兵衛になったらどうしましょう…（笑）
三代目の杤尾さんご夫妻。定休日には、お二人で蔵元に出向かれることも
「ジャケ買い」したい！クラフトビールがずらり♪
幅広いお酒の知識を持つ店主さんご夫妻が、ここ数年、力を入れているのがクラフトビール。
メーカーさんの中にはコロナ禍をきっかけに、それまで樽売りのみだった銘柄を缶や瓶で販売される所が出てきたので、以前に比べ小売りしやすくなったのも、取り扱いを増やしたきっかけの一つだったそうです。
そんなお店のショーケースには、国内外選りすぐりのクラフトビールがずらり♪
「箕面ビール」「上方ビール」といった地元大阪のものはもちろん、中にはネット上では1分で完売するので有名な希少ビールまで、クラフトビール好きにとってはたまらない豪華なラインナップ。アーティストとコラボしたデザイン缶などは、思わず「ジャケ買い」したくなる魅力に溢れていて、普段ビールを飲んでいない人でも、手に取ってみたくなるはず！
実際、原料の配合や製造の工程によって、香りや味が全く異なる出来になるのがクラフトビール。自分の好みに合う一本を、ぜひ見つけに来てくださいね。
ちなみに、今回の私のお目当ては、昨春に誕生した豊中発のクラフトビール「神社ビール」。ECサイトでの販売が主流ですが、豊中市ではじめて「イナキク酒店」さんが小売りを始められたとお聞きしたので、地元民としてぜひ飲んでみたい！とお邪魔した次第です。しかも伺った日は、この夏新発売の「マンゴーIPA」が入荷された直後！あまりの幸運に小躍りしながら、ビールに合うおつまみも一緒に帰路についたのでした。
お店には、お酒に合うおつまみやこだわりの大豆製品などもあり、これを目当てに来られるお客様もいらっしゃるとか
豊中、沖縄、そして神社とのコラボ！ご当地ビールで極楽気分♪
日本人として初めて国産ビールを販売した、豊中市出身の渋谷庄三郎さんに縁のある宮山町の春日神社の湧水を、原料の一部として使用した「神社ビール」。「美味しいビールを通して、豊中の未来を盛り上げよう！」との願いが込められています。
IPA、ヴァイツェン、シークワーサーの3種に、この夏加わったのがマンゴーIPAということで、今回は、沖縄に縁のあるシークワーサーとマンゴーIPAの2本を頂きました。
神社ビール（マンゴーIPA、奥がシークワーサー 各880円）
まずマンゴーIPA。贅沢なホップの香りとマンゴーのフルーティーな香りが、瓶を開けると同時にふわっとひろがります。IPAの割に苦みが抑えられていて、すっきり飲みやすい！お店おすすめの冷凍餃子とも、ばっちり合いました。
そしてシークワーサーも。柑橘の涼しげな香りと風味はしっかり感じる一方で、酸味はまったく気にならず、旨味とのバランスが絶妙な一本でした。
どちらも爽やかな飲み口なので、まさに今の暑い時期にぴったり！
お店では、新入荷のお酒を随時インスタグラムで紹介されているそうなので、皆さまもぜひ、お気に入りの一本で楽しい夏をお過ごしくださいね♪
イナキク酒店
住所：豊中市中桜塚2-27-8、桜塚ショッピングセンター1階東側
TEL：06-6852-4453
営業時間：10:00～20:00
定休日: 木曜日
（リビング北摂Web特派員：にこ）
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