こんにちは!まちっと北摂編集部りんごです。
箕面の北東に位置する粟生間谷エリアに、
100年以上続く古民家をリノベーションしたカフェレストラン「十八代笹川」が、8月22日(月)にオープンします!
「教えたい/教えて」にもニックネーム・コウさんから「8/22箕面市粟生間谷東にスパイスカレーがいただけるカフェがオープンするようです」と情報のご提供がありました(ありがとうございます!)。
大きな屋敷の工事なので、「何ができるのかな?」と気になっていた地元の人も多いはず。
今回、オープン前に来店できる機会があり、一足先にお邪魔しました。
新旧が共存する新しい“古民家カフェ”
立派な庭を通って店舗の入り口へ。
そっと引き戸をあけると、中には、少し意外な空間が広がっていました。
土間の広さや天井の高さなど、古民家の特徴的な要素がそのまま生かされた、かなりシンプルな内装。
特に、奥のテーブル席は、丸太の梁や土壁、左官の下地の竹小舞がむき出しのまま。
古民家の特徴が随所で見られ、まるで展示されている古民家の中でくつろいでいるような、不思議な感覚になります。
新旧が上手く共存した古民家カフェ。建物は古いのに、古民家カフェとしてはなんだか新しさを感じます!
スペシャルティコーヒー&スパイスカレーを
そんな十八代笹川でいただけるのは、スペシャルティコーヒーとスパイスカレー。
どちらもオーナーの好きなもので、こだわりもつまっています。
カレーは「スパイスカレー」と「欧風カレー」の2種類のルーがあり、
今回は2種類が味わえる“2種あいがけ”をチョイス。
スパイスカレーはしっかりと風味があり、大人向けのスパイシーさ。
欧風カレーは辛味が抑えられていて、あぶらっこさなし。どちらのルーもサラっとしていて、するするといただけました。
スペシャルティコーヒーは、オーナーが時間をかけて探した3つのロースターの焙煎豆を使用。
豆の状態を見ながら、バリスタが納得の1杯を提供してくれますよ。
奥のカウンター席からは、庭の緑が眺められ、居心地はバツグン。
シンプルで余計なものがないからか、ただただ時間を忘れてゆっくりと過ごせました。
地域のサードプレイスとしても
実は店舗入ってすぐ右手には、何も手をつけていない、そのまま残された和室がありました。
実はこちらの建物は、笹川家が代々住んできたご自宅。
“18代目”であるオーナーも幼い頃に何年か住んでいたことあったそうです。
誰も住むことがなくなってからは、そのまま朽ちていく状態を見ているだけでした。
「解体ではなく、この立派な建物を生かす方法」を考えたときに、人が集まれるカフェへの再生へと動きだしたのです。
そして、「地域の人たちのサードプレイスに」との強い思いもあり、広い2間続きの和室はそのままに、
今後、ワークショップや集会所、子どもたちの習い事など、
みんなが集まれる場所として活用していく予定だそうです。
涼しくなれば、いずれ庭園部分にテラス席も検討中。店内にも物販スペースができるかも?
懐かしい雰囲気にほっと落ち着くけれど、訪れるたびに新しい変化が感じられる「十八代笹川」。
これはもう、行くしかないですね!
十八代笹川
- 箕面市粟生間谷東1-27-1
11:00〜18:00
水曜休
駐車場5台あり
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この記事を書いたのは…
まちっと北摂編集部りんご
大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、りんごです。 大阪生まれ、大阪育ち。結婚後、家族4人で北摂暮らしに。空が広く、緑が豊かで、子育てもしやすい北摂の街の雰囲気がとても大好きです。お気に入りの風景は、新御堂筋から見える夕焼け。アイコンの画像はお気に入りの2歳の頃の私です。