【柏】マ・キュイジーヌのディナーにジビエが登場

2023年12月28日

「まちっと柏」をご覧の皆様、東葛地域アンバサダーのグリフォンです。
こんにちは。

今回はまちっと柏でたびたびご紹介しております柏のフレンチ「マ・キュイジーヌ」のジビエ料理についてご紹介します。

そもそもジビエ料理って？

そもそもジビエ料理ってなんだっけ？というところですが、ジビエというのが狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉（gibier）のことを指します。
ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展した食文化なんだとか。

私も父親が猟銃免許を持っていた調理師だったので、狩猟でゲットした鹿や猪などを食べた経験があります。
野生動物と聞くと「寄生虫が大丈夫？」とか「匂いや癖がすごいのでは？」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、適切な血抜きや調理法を施すことで安心して食べることが出来ますよ。
野生動物のお肉は貴重なビタミンやミネラルが豊富で高タンパク低脂質なものが多いので、栄養面でもいいのです。

ランチとは違う、マ・キュイジーヌのアラカルト料理

これがマ・キュイジーヌで食べられるジビエ料理です。この日は夜にお伺いしました。

今、ニュースで話題のキョンも食べられます

もちろんシェフが狩ってくるわけではなく、依頼している猟師さんにお願いしているようです。
この中から、今回は子猪のビール煮込みをオーダー。
夜という事で、色々頼んでみました。

子牛タン（舌）のカルパッチョ

マ・キュイジーヌのタンは大きくカットされていてじっくり味わえるのがいいですよ。

これはマ・キュイジーヌで絶対にお願いする鉄板料理のレバーパテ。ブルーベリージャムがこんなに合うなんてっ！

バケットがどんどんなくなっていきます。ワインが進むこと間違いなし！

で、夜に行く方には絶対に食べてほしい逸品がもう一つ。

ムール貝がたっぷり！白ワイン蒸し

このムール貝の白ワイン蒸しはムール貝をガンガン食べてスープはあえて残します。
で、このスープを使ってリゾットにしてもらうのです(^^)/

これがリゾット。ムール貝のうまみたっぷり！

二人でちょうどいいサイズ。これを肴にまたワインが進む・・・

マ・キュイジーヌで食べられるジビエ料理の種類は？

そして、メインのジビエ料理！

子猪のビール煮込み

現物の影も形も残っていないので初めて見たら豚？牛？と見間違えそうです。
お肉はホロホロでナイフいらず！

ワインは赤でも白でもどちらもあいますよー。

ちなみにマ・キュイジーヌは「マキコレワイン」というワイン。

マキコレワインは、群馬県桐生市にお店を構える酒屋さん、「カーヴかない屋」を経営されている金井さんが作られているものです。

厄介者を美味しくいただく。どんどん食べましょう。

ジビエに使われる鹿・猪・熊・そしてキョンは今、日本でどんどん数が増えてしまっている動物で、深刻な問題になっています。

現在、日本では野生鳥獣が増えすぎてしまい、農林業や自然環境にとって大きな問題になっています。

おもにシカやイノシシ等が農作物を食べたり、田畑を荒らしたり、スギ、ヒノキやブナなどの樹皮や高山植物を食害するなど、深刻な被害をもたらしています。

結果、営農意欲の低下や耕作放棄地の増加をもたらし、さらなる野生鳥獣の住処の拡大に繋がっています。

農作物への被害額は一時200億円を上回りました。

全国での捕獲体制強化の結果、平成29年度には164億円まで減少しましたが、今後も継続的に捕獲をしていく必要があります。

ということで、みなさんもどんどん食べて少しでも被害減少に貢献しましょう！