【茨木】茨木市出身のちぎり絵作家・田村美紀さんが描く、日々のいろと風景

2023年11月18日

こんにちは！石川県から地元・茨木に思いを馳せる手づくり本屋、こころあそびです。

芸術の秋も深まってきましたね～！

そんな今日は、茨木市出身・在住のちぎり絵作家、田村美紀さんを紹介します。

何をちぎって絵を描いているのかというと、なんとマスキングテープ。

マスキングテープといえば、いろいろな色や模様があって、貼ってはがせる優れものですね。

普段使いをしている方も多いのではないでしょうか。

そのマスキングテープをちぎって貼って描く田村さんの絵は、とってもかわいくてほっこりするのです。

ふくらはぎやブーツの靴紐まで、細やかに表現されています

田村さんとの出会い

わたしが田村さんと出会ったのは、2015年にオリジナル絵本の制作でご一緒したことがきっかけ。

結婚祝いの「しあわせの花ふきん」という絵本で、わたしがお話を、田村さんがイラストを担当されました。

わたしもマスキングテープが好きで集めたりしていましたが、それでこんなに素敵な絵が描けるなんて・・・！と惚れ惚れしたことを覚えています。

主人公の名前をかえてオーダーできる絵本（発行：オリジナル絵本ギフトのBig Hug）

マスキングテープとイラストの融合が素敵。ほんわりと幸せな気持ちになります

URL：オリジナル絵本ギフトのBig Hug

ちぎり絵で描く茨木の風景

2020年には、茨木で個展「日々」を開催した田村さん。

茨木の風景からインスピレーションを受けて制作した作品や、その作品ができあがっていくアニメーションも展示されました。

「これって、あそこかも」「この橋みたことあるなあ」など、見覚えのある茨木の風景がたくさんあります。

実際には見たことがなくても、なんとなく懐かしいような気持ちになるのは、マスキングテープや紙がもつ魅力、それを田村さんが「手」でちぎって重ね合わせるという、あたたかさなのかなと思います。

この観覧車、あれかな、あっちかな、昔のあれかも

じーんときた、今はなきフジテックの塔。

マスキングテープの重なりが美しい景色。この作品でアニメーションも制作されました↓

URL：「日々」田村美紀 tamuramiki Ver.

第7回関西蚤の市に出展されます！

そんな田村美紀さんの作品に出会えるイベントが、もうすぐありますよ～！

2023年12月1日(金)・2日(土)・3日(日)に開催される「関西蚤の市」。

「紙博」などの人気イベントを手がける手紙社によるフリーマーケットで、関西では4年ぶりの開催です。

なんとその関西蚤の市が、今年は万博記念公園にやってくる！！パチパチパチー！！！

田村さんは「イロトカオリ」として、ハーブティーとこだわりおやつを作るメディカルハーブティーブレンダーnonbiriyaさんと親子で初出展されます。

オリジナルのマスキングテープやシールなど紙文具のほかに、マステちぎり絵でパッケージしたnonbiriyaのお茶やおやつもお披露目されるとのこと。

関西蚤の市の頃にはもう少し寒くなっているかもしれませんが、田村さんのちぎり絵やnonbiriyaさんのお茶やおやつにほっこりすること間違いなし。

マスキングテープからうまれる素敵な作品たちに、ぜひ会いに行ってみてくださいね。

（あぁ・・・行きたい、石川からびゅーんと飛んで行きたい・・・！！）