【茨木】おにクル内覧会に行ってきました!

地上7階、ホール2つ、図書館、子育て支援機能など、市役所横に「おにクル」登場

こんにちは、バンハルです。
11月20日、茨木市役所東側に26日開館する子育て複合施設「おにクル」のマスコミ向け内覧会がありました。
一足早くその全貌を、まちっと北摂を読んでくださっているみなさんにお届けしますね!

1階はエントランス広場、オープンギャラリー、ホール、屋内こども広場など

冒頭、茨木市長の 福岡洋一さんが、
「8年間をかけ、多くの市民のみなさんやプロフェッショナルな方々と一緒に創り上げてきた“おにクル”をマスコミのみなさんに見ていただくことができて、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。
この建物については、プロセスを大切にしました。
もともとこの場所はグラウンドがあり、50年にわたって数々の取り組みやイベントをしてきた場所です。
おにクルにはそういった場の力も備わっています。
モノではなく、コト・人を中心にした、市民に愛される施設として、今はその姿を見ることはできませんが、“21世紀の茨木城”となるようさまざまな活動拠点となることを願っています」
と熱く語っておられたのが印象的でした。

1階には壁が少なく、非常にオープンで開放的な空間が広がっています。
建物の北側に広がる大屋根広場とはフラットな構造になっていて、外側と内側も1つのスペースとしてさまざまな可能性を秘めた活動拠点になりそう。


こちらは、きたしんホール。ホールの椅子は段差がついていますが、全てがフラットにもなる優れた構造。


屋内こども広場「まちなかの森 もっくる」は子どもたちが天候に関わらず体を動かして遊べる広場。コンセプトは「まちなかの森」なんだそう。
木の香りやぬくもり、大地のエネルギーを感じられるよう、元茨木緑地の木材が遊具として使われています。
中2階には、子どもの一時預かり施設も。

2階は子育て世代包括支援センター、えほんひろば・おはなしのいえなど

京都芸術大学講師で、美術家・映像作家の山城大督さんがプロデュースした、ワンダー・ウォール。壁面に映像が映し出されるだけでなく、壁の上から落ちてきた丸い光に手を当てるとその場所に光が集まってくるなど、まさにワンダーな経験ができます。

「ここは、表現と初めて出会う場所。僕も幼いころ、図書館でたくさんのワクワクやドキドキに出会いました。小さなお子さんたちがここでイマジネーションの羽を広げるきっかけをつくって、たくさんの表現者が生まれていけばいいなあと思います」と山城さん。

「おはなしのいえ」はまるでおとぎの国にあるような、小さな、かわいいおうち。
中に入って本を読んだり、外に出て遊んだり。子どもたちの歓声が聞こえるようです。

3階はリハーサル室や音楽・ダンスに使える多目的室、4階にかけて1200人収容の「ゴウダホール」も


3階には音楽スタジオが2つと多目的室が3つ、リハーサル室が1つ。4階には1201席を完備する「ゴウダホール」があります。
ホールの前には、広々としたホワイエがあり、ここも自由に使える空間になっています。

5階・6階は約10万札を収蔵する図書館「おにクルぶっくぱーく」

そこはまるで本の公園。
おにクルには2階からずっとさまざまな本やCDが並べられていますが、5階・6階がその集大成のような空間。
市民のリクエストで階段にも座る場所が設けられていて、気の向くまま、好きな場所で本を読むことができます。

7階にプラネタリウム、コワーキングスペース、縁側がある和室も。そして、全てをつなぐ“縦の道”

いよいよ最上階。今年8月に、50年もの間市民に愛されてきた「茨木市プラネタリウム」が閉館し、おにクルにリニューアルして登場。
これまで使っていた、大阪府内に最も古く、日本でも2番目に古い、ミノルタ製の投影機はその役割を終え、7階に展示されています。
新たなプラネタリウムは54席。茨木の夜空から宇宙へとその夢をつないでくれます。

現在のプラネタリウムに映し出された土星と、大阪府で最古の投影機

7階には、コワーキングスペースも。

また、縁側がある和室もあり、日本の伝統文化を楽しめる空間にもなりそう。

1階から7階までをつなぐのが“縦の道”と呼ばれるエスカレーターも圧巻。7階では空も見えますよ!

茨木市文化・子育て複合施設 おにクル

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まちっと編集部バンハル

夫と息子+琉球MIX犬(女の子)と暮らしています。以前千里中央に事務所があったときは、お昼休み、コラボの図書館に通いづめてました。おすすめは大阪モノレールから見下ろす街並み。特に秋は紅葉が素晴らしい! アイコンの画像はバンハル3歳のときのものです。

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