【箕面】北急延伸線の新駅「箕面船場阪大前駅」は“繊維のまち”をイメージ!使いやすさを重視した駅内部を公開

【箕面】北急延伸線の新駅「箕面船場阪大前駅」は“繊維のまち”をイメージ!使いやすさを重視した駅内部を公開

こんにちは!まちっと北摂編集部だんだんです。

いよいよ来年3月23日(土)に開業する北大阪急行電鉄南北線延伸線。

11月には新駅となる「箕面萱野駅」でレール締結式が行われ、その様子を紹介しました。

今回、もう一つの新駅「箕面船場阪大前駅」の建築設備工事が完了し、

12月19日に駅の内覧会が開催されたので、その様子をお伝えします!

“繊維のまち”をモチーフにした新しい玄関口

「箕面船場阪大前駅」は地下にあり、地下1階が改札階、地下3階がホーム階。

「繊維のまち」として発展してきた箕面船場の歴史を彷彿とさせるようなデザインと、

「新しいまち」へと変化していくモダンさを兼ね備えた内装が特徴です。

駅の出入り口は複合公共施設に隣接する南側と北側にあります。

地下でありながらも自然の温かみが感じられるレンガタイルの壁。

改札階には自然と調和したレンガタイルの壁を配置。大地を流れる水をイメージしているんですって。

箕面萱野駅もそうでしたが、箕面の自然も新駅のテーマになっているんですね。

改札の上には存在感のある円形照明、天井にも各所に照明を設置することで、

明るく親しみやすい空間を演出しています。

改札口の上にはおしゃれな円形照明が登場。

トイレ前の壁にはグリーンが敷き詰められていて、さわやかな印象です。

「箕面船場阪大前駅は『お客さまに必要な施設がコンパクトにまとまった使いやすい駅』であることも大きな特徴です。

改札口の近くにエレベーター、授乳室、トイレなど必要な設備が集まり、

動線が分かりやすい構造になっています」と話すのは北大阪急行電鉄・延伸事業部調査役の秦健太郎さん。

調乳専用の浄水給油器などが備えられた授乳室。改札口近くにあり便利ですね。

トイレも一つ一つが広く、おむつ替え用設備も整っています。

トイレは改札階に男性用・女性用がそれぞれ1カ所、多機能トイレが2カ所あります。

オストメイト用設備やおむつ替え用設備などを男女の一般トイレにも分散して設置することで、

多機能トイレに利用が集中しないよう工夫されているとのこと。

地下3階のホーム階には可動式ホーム柵を設置。折り重なった繊維を表現した膜天井も珍しくて素敵!

ホーム階の天井や壁は折り重なった繊維をモチーフに、

ランダム水平ストライプの壁を配置することで、モダンな空間に仕上がっています。

エレベーターは貫通型となっていて、車いすやベビーカーでも回転することなく使用できます。

床が白色のため、弱視の人にとっては点字ブロックとの境目が分かりずらいことを考慮し、

点字ブロックのまわりに濃い色のタイルを設置しているとのこと。

誰でも安心して利用できるよう、細部までこだわって設計されていることがうかがえます。

駅南側(千里中央方面)はシールドトンネル区間。電車が走っているところを早く見たいですね。

「船場の歴史を残しつつ、新しいまちとして進化している箕面は、子育て世代にも人気が高まっています。

延伸線の開業によって“移動しやすいまち”となることで、

この箕面船場阪大前駅を利用する人たちに『便利だな』と感じていただけると嬉しいです」と秦さん。

駅周辺も工事が進められています。こちらも完成が楽しみです!

箕面船場阪大前駅周辺も工事が進められており、芝生やベンチなどがある「船場広場(駅前広場)」、

「箕面船場阪大ヘルスケア総合センター(仮称)」などが今後オープン予定。

箕面萱野駅とともに、新駅を中心とした新しいまちづくりにも期待が高まります。

箕面のまちがどのように変わっていくのか、来年3月の開業が待ち遠しいです!

新御堂筋を東西につなぐ歩行者デッキは2024年1月10日供用予定。

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まちっと編集部だんだん

大阪で生まれ育ち、社会人半ばで上京してから出産を機にUターン、憧れていた北摂住まいに。自然豊かで人があたたかく、便利で住みやすいこの街に愛着を感じる毎日です。万博記念公園の外周を走るのがお気に入りのランニングコース♪アイコンの画像は2歳のときの私です。

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