子ども達が通っていた小学校では年に一回清掃のイベントがあって。そもそもゴミは持ち帰り、ポイ捨てする人がいなければ、イベントも不要だろうけど。それはさておき、そのイベントに参加すると、地域をキレイにした満足感があり、子ども達もポイ捨てがいけないことを体感して学ぶことができ、良いイベントだと毎年参加していました。その延長で、昔から参加していた「コスモ アースコンシャスアクト クリーンキャンペーン in 堺」。コロナ禍でお休みだったイベントも、5年ぶりということで、参加してきました。
集合時間に集合すると「あっ 野口さんだ!」
毎回芸人さんたちも参加され、ゴミ拾いしてた記憶だけど、今年のスペシャルゲストは、アルピニストの野口健さん。野口さんは、20年ほど前から、富士山のクリーンキャンペーンで清掃イベントに参加されていて、今年はなんと堺に来てくれました。残念なのは雨。でも本当にたくさんの参加者が、雨対策をして、参加されていました。開会式からの、トングとビニール袋を持ち、1時間以上ゴミ拾い。
マイクロプラスチックになる手前に収集
ビーチ担当の清掃班が手にしていた物で気になったのが“ふるい”。
何をしているんだろうと近付いてみたら、プラスチックの破片が混じった砂を
ふるいにかけていました。
こうして、肉眼で十分見えるうちに拾うことで
マイクロプラスチックになるのを防ぐんだと勉強になりました。
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ゴミ拾いのあとは SAF(サフ)についてのお勉強
SAF(サフ)って聞いたことありますか?Sustainable Aviation Fuelの略で、「持続可能な航空燃料」の意味。次世代の航空燃料ですって。その原料となるのが、飲食店や家の廃食用油ということ。油は捨てるゴミではなく、飛行機の燃料になるそうです。そのSAFを作る日本初の工場が堺に来年にもできるんですって。47都道府県あるなか大阪のしかも堺だって~。少し誇らしい気持ちになりました。
清掃後のお楽しみ
朝から集まって、たくさん体を動かしたのでお腹もペコペコ。
しかもこの日は最低気温5度と、春とは思えない寒さの中
冷たい雨も降り体感温度はさらに寒く、
温かいフードが身に沁みました。
ずっと揚げ物をしてくださっていたスタッフの方々、有り難うございます。
毎年堺浜をキレイにするイベント 来年は是非皆さんもいかが?
野口さんいわく、富士山の清掃活動は20年を超え、今はかなりきれいだそうです。山より海のゴミの方が小さなプラスチック破片が多く、清掃も大変。海外のゴミも流れ着くとのことでした。今日もいろんな学びがあり、満足感でいっぱいでした。来年皆さんもイベント参加いかがでしょう?
堺浜自然再生ふれあいビーチ
- 堺市堺区築港八幡1番163
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この記事を書いたのは…
ジモトミンじゅん
美しい景色も、美味しい料理も、素敵な人々も大好物。 好奇心全開で、堺をウロチョロ。 五感で感じて、堺の魅力届けます。 旅行とダンスが大好きです。よろしくお願いします。