4/21(日)、泉北高速鉄道泉ケ丘駅から歩いて10分ほどの大蓮公園で、
第2回EARTH DAY FESTA in 泉北が開催されました。
こどもたちが楽しめるワークショップや飲食・雑貨販売、
さらにお金を介さない0円物々交換会、
保護犬の譲渡会に音楽ステージと
盛りだくさん。
すべて「地球環境や人、動物にやさしい」ことがテーマになっています。
昨年の第1回も、とても盛り上がり好評でした。
このイベント主催者は、100人の1歩プロジェクト実行委員会ですが
その発起人は”ぐるぐるあーす”。
新檜尾台にあるコミュニティハウス、Re My Houseを拠点にした、子育てママ達で作るグループです。
『今あるもので やさしくて あったかくて おもしろい をいっしょに』
を合言葉に、
世界一主体的で敷居の低い市民活動の輪
を実践するべく、
毎週木曜日に誰でも入りやすいカフェをしたり、
地域のごみ拾いをしたりしています。
とてもおしゃれなデザインのチラシ♪
ピンチ!雨降り…
本来は公園全体を使った、自然に囲まれた広々とした気持ち良い空間のイベントだったのですが
この日は雨…。
そのため、雨に濡れると商品がダメになってしまうブースなどは残念ながら中止に。
楽器や機材が濡れると困る音楽ステージも、出演できない方がおられました。
衣類が多いぐるり0円物々交換会も中止になりました。
今年のイベントの柱でもある、ワンちゃんとのふれ合いも、どうなるか…
ピンチ。だけど、今出来ることをやろう!
ここで手をさしのべてくれたのが、
同じ大蓮公園内にあるスペース スエムラ。
カフェやギャラリー、イベントスペースなどの設備を備えた、目の前に樹々が広がるすてきな空間です。
この日は、泉北出身の絵本作家H@Lさんの個展が開かれていたけど
建物をお借りして、予定より規模を小さめにしてフェスタをやる事に。
急な変更にも、集まった出店者さんたちが協力しててきぱきと会場の準備が整えられていきました。
実は私も、着物リメイク教室の作品展示ブースをやらせてもらいました。
最近完成したお気に入りのサルエルパンツを褒めてもらえたり、
「一緒に習ってみたい」と言ってくださる方との出会いもあり、やって良かったです。
自分の設営が終わると、ここからはお客さんとして楽しみます。
はじめはステージ。
手話をしながら歌う、”手話うた”のにじのかけはしがトップバッターです。
となりのトトロの「さんぽ」、「サザエさんの曲」
そして最後の中島みゆきの「糸」は、
切なくあたたかな歌詞のひとつひとつが、手の動きで表現される事でより立体化して感じられ、心に響きました。
まわりにも、感動で涙ぐむ方がちらほらいて、手話の持つチカラってすごいなと実感しました。
次に体験したのは、
らんらん流ゆる書道倶楽部さんのネームポエムのブース。
筆文字で、名前とそのひらがな1文字ずつを入れ込んだ短い詩を対面で書いてもらえます。
黒い墨一色でなく、赤や緑、青にオレンジなどカラフルな墨を2色好みで選んで、アクセントに色を入れてもらえるのもおしゃれ。
出来上がった作品は飾っておくのにもぴったりです。
手話うたサークル”にじのかけはし”のステージは好評でした
着物をリメイクした作品。服だけでなく、バッグにシュシュ、猫のお人形などいろんなものが作れる
らんらん流ゆる書道俱楽部さんと、お客さんとのやり取り。直接エピソードを聞いてからささっとポエムを思いつくのがすごい
"人にも、動物にも、地球にも優しい"がキーワード
このイベントは、
サステナブル(持続可能)な地球環境へのアクションがテーマで、
展示やワークショップもそれに沿った興味深いものが沢山です。
次は、過敏症・香害を正しく知る委員会さんの
『無香料洗剤とエコクリーニングのススメ』パネル展示を見ました。
びっしりと壁に貼られていたのは、化学物質過敏症に苦しむ実際の方たちによる手書きの文章。
頭痛や気分不快だけでは済まず、香りを受け付けなくなった事で
・人とコミュニケーションが取れなくなった
・電車に乗れず仕事に行けなくなった
・近隣の家からの洗濯の香りに耐えられず、引っ越しを迫られる
・「田舎に行け」と心無い事を言われる
などの苦労や、生活に困る事態に直面していると知りました。
ショックだったのはまだ小学生の子までが、他の生徒の衣類の香りが原因で学校の教室に座っていられなくなり、
一人だけ別の教室で離れて授業を受けざるを得なくなっている…など。
科学的なにおいに体が反応してしまい、呼吸ができない苦しさを味わっている人がいる事実を沢山の人に知ってもらって、
その上でどの製品を使うか、一人ひとりが責任を持って選んでいかないといけないと強く感じました。
個人的にも、香料の入った柔軟剤や香りのきつい洗剤は苦手なので、とても共感しました。
次に訪ねたのは、
いずみの国の自然館クラブさんの、木で作るキーホルダーのブース。
小さなお子さんが、思い思いにカラフルな絵を描いていて楽しそうなので、
自分もやってみました。
留守番していた我が子たちへのおみやげとして、名前入りキーホルダーを作りました。
使ってくれたらいいな。
外のタープの下では、生駒から来てくれたピースワンコ・ジャパン生駒譲渡センターさんの
譲渡犬とのふれ合いブースが。
沢山の来場者さんがワンちゃんを見に来ていました。
なんと本日、1匹のワンちゃんに、迎えてくれる家族が見つかったそう。
犬を大切にお世話されているスタッフの皆さんの優しさ、責任感が伝わりました。
若い方も熱心に見入っていました
紐の色も選べます。自分だけのオリジナルが作れる
チャウチャウ犬のこまちゃんも来てくれました。こどもたちに大人気!
誰かをうれしくするお買い物や、今あるものを活かしたお買い物も。 ワークショップも♪
南区原山台のアクロスモール内にお店を構える
フェアトレード、授産製品、エシカル雑貨を扱う「F-key」さんも、午前中に出店されていました。
インドの女性たちが手仕事で作った刺繍ピアスやブローチ、障がいを持つ方々の働く作業所さんで作られたクッキーなど、
それを買う事で買い手も作り手もハッピーになれるモノが並びます。
とってもセンス良く、贈り物にもぴったりなので、是非遊びに行ってみて下さい♪
午後から同じブースでバトンタッチ出店されたのは、
着物リメイク雑貨販売の”KINACO LADY”さん。
50年、いやもっとそれ以上?昔に作られた着物をほどいて布の状態に戻し、
今着やすい洋服や、雑貨に生まれ変わらせる作家さんです。
バレッタ、つぼみ型のピアスなどのアクセサリーや
くたくたっといろんなポーズが取れる猫ちゃんをはじめ、動物モチーフのチャームがすごく素敵です。
現代では、忙しくてせっかく着物を持っていても、着る機会がない方が多いと思います。
でも、
すごく手の込んだ贅沢な素材、技術を用いた生地なので、もう現在では生産されないし、
着物は柄も個性豊かで手縫いなので全て一点もの。
これを活かさないのはモッタイナイ!
との想いで、日夜新しい魅力を着物に吹き込み続けている”KINACO LADY”さんの作品、
機会があったら是非手に取ってみて下さい。
会場内では、
子どもたちと画家のH@Lさんが一緒に、ペンキを使って大きな絵を描くワークショップが開催されていて、
元気いっぱいな絵に空間が明るくなったようでした。
F-key(エフキー)さん。もうすぐシーズンが終わるフェアトレードのチョコレートはお買い得に♪
"KINACO LADY"さんのブース。ほかにも、新作のオリジナルトートバッグも
お絵描きワークショップ。こんなに大きなパネルに自由に描いていいなんて、子どもにはたまらない
おわりに
いかがでしたか?
まだまだ書ききれないすてきなブース、ステージがありましたが
長くなりすぎるので割愛しました(泣)
次回があるかはわかりませんが、
興味を持ってくださった方は、コメントなど頂ければ運営のぐるぐるあーすの励みになります。
また次もやろう!となるかも。
読んでいただいて、ありがとうございました!
ひゃくいちいっぽ EARTH DAY FESTA in 泉北〜🐾今年はニャン!ワン!YEAR!🐾〜
- 泉北で開催されたアースデイフェスタ第2弾
幸せな街、地球、未来を創る、
ワン♪アクションをみんなで一緒に楽しむイベント
🌍4月21日(日)
11:00-15:00
🌍大蓮公園
(泉ヶ丘駅徒歩5分 / 堺市南区若松台2丁5) URL:https://www.instagram.com/100nin_no_ippo_project/?img_index=1
ぐるぐるあーす
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この記事を書いたのは…
ジモトミンにし
泉北ニュータウン(のはしっこ)生まれ育ち。約5年のブランクを経て泉北へ戻りました。子どもの頃は気づかなかった泉北のいいところを最近あれこれ発見して、毎日が楽しくなっています。 泉北で暮らす人に、もっともっと、このエリアのすてきな人・お店・場所が知られてここが好きと感じる人が増えていったらいな。