6月11日(火)~7月7日(日)、運河駅ギャラリーにて七夕まつりが開催されます。
オランダ国旗色の赤、白、青をはじめ、カラフルな吹き流しがギャラリーを彩り、七夕らしい装飾に季節を感じられますよ。
なんで七夕にオランダ?と思われるかもしれませんが、これは利根運河を造る時に活躍したオランダ人技師、ムルデルさんにちなむものと思われます。
利根運河自体、オランダ遺産とも言われていますからね。
この七夕まつりでは、短冊に願いを書いて笹の枝に飾れますので、見て楽しむだけでなく、ぜひ参加してみては。
七夕の時に短冊に書く願い事は、もともとは物事の上達に関する願いだったようですので、上達系の願いがある方はそれをおススメしますが、特に制約があるわけではなく、なんでもOKですので、思いのままに願いを書き、成就を祈りましょう。
七夕とは直接関係ないんですが、明治の初期に発布された五箇条の御誓文に「各々その志を遂げ」という一節がありまして、これって今にも通じる社会の理想の姿かなと思いますので、各々心の短冊に志を刻んで、運河ギャラリーに来れる方はぜひ実際の短冊に志を書いて、成就に向かい邁進されることを祈念します。
私もぜひ書きに行きたいと思います。
余談ですが、国立天文台のサイトによると、年に1度、7月7日の夜に会うことができる織り姫と彦星(織り姫はこと座の1等星・ベガで、彦星はわし座の1等星・アルタイル)の間は、14.4光年ほど離れているそうです。
これは、光のスピードでも約14年半かかってしまう距離なので、二人が光のスピードで移動したとしても、1年に1回会うことは、とても無理、ということです。
また、同サイトには、太陰太陽暦にもとづく七夕=伝統的七夕について記されています。
それによると、
「もともと七夕の行事は、7月7日といっても現在使われている暦ではなく、旧暦など太陰太陽暦の7月7日に行われていました。
これは、月齢およそ6の月が南西の空に輝く夏の夜になります。
現在の暦での7月7日は、たいてい梅雨のさなかで、なかなか星も見られません。
そこで国立天文台では2001年から『伝統的七夕』の日を広く報じていくことにしました。」
ということです。
ちなみに今年2024年の伝統的七夕は8月10日とされていますので、ご参考まで。
運河駅ギャラリー
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この記事を書いたのは…
koji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。