こんにちは。柏市在住の地元民(ジモトミン)、「まちっと柏」ライターのKOJI-KOJIです。
今回は、松戸七福神、流山七福神、かしわ七福神それぞれの弁財天を中心に初詣巡りをしてきたので、そのご報告レポートです。
なぜ七福神のうち弁財天かというと、蛇は弁財天の化身である、とか、弁財天の使いである、と言われていますので、令和7年(2025年)が巳年であることにちなんだものになります。
豊受稲荷本宮の白蛇弁財天
まず最初に向かったのは豊受稲荷本宮(ゆたかいなりほんぐう)の白蛇弁財天。
豊受稲荷本宮は柏市豊四季にある神仏習合の稲荷社です。
稲荷ということで、境内にはキツネの像がたくさんあります。
また、白蛇弁財天の石塔や蛇の像もあります。
本殿へのお詣りの後、白蛇弁財天にお詣りし、弁財天にあやかった諸運向上をお祈りしました。
松戸七福神の弁財天を担う華厳寺
次に向かったのは、松戸七福神の弁財天を担う華厳寺。
松戸市幸田にある真言宗豊山派のお寺です。
豊受稲荷本宮の西方、道のりにして6㎞弱、自転車で30分程でした。
創建は鎌倉時代後期。
名主に救われた地蔵尊が当地の火防を約束したという逸話があり、「火防の寺」として信仰を集めてきたそうです。
弁財天の像には主に2タイプ、8つの手がある八臂の像と、琵琶を持った像がありますが、ここの像は後者。
琵琶を持ち、衣をまとっていますが、衣は一見蛇のようにも見えました。
流山七福神の弁財天を担う成顕寺
続いて向かったのは、流山七福神の弁財天を担う成顕寺。
流山市駒木にある日蓮宗のお寺で、山号は通法山。
華厳寺の北東、道のりにして6㎞弱、自転車で30分程でした。
東武アーバンパークラインの豊四季駅から徒歩で10分程です。
境内には琵琶を持った弁財天像の他、宝船に七福神が乗った像もありました。
かしわ七福神の弁財天を担う幸町弁財天
成顕寺の次に向かったのは、かしわ七福神の弁財天を担う幸町弁財天。
柏駅の東口側、柏4丁目にあります。
成顕寺の東南東、道のりにして5㎞弱、自転車で20分程でした。
境内にある説明板によると、ここに鎮座する「幸町辨財天」は、その昔下総国築比地村で大きな酒問屋を営んでいた商家に祀られていていたそうです。
ある日、お市(この商家の嫁)の夢枕に辨財天が立って、これより東方の衆生を救いたいとのお告げがあり、野田市を経て幸町(現在の地)に鎮座することになりました。
この辨財天は、隣家の火災により祠堂は罹災したものの、損傷を免れる等、霊験あらたかで、殊に芸事や学問に希望を叶えさせてくれると云われています。
ということで、パワーありそうな弁財天様ですね。
あやかるべく、よくお詣りさせていただきました。
豊受稲荷本宮
- 住所:柏市豊四季972−14
華厳寺
- 住所:松戸市幸田1丁目129
成顕寺
- 住所:流山市駒木704
幸町弁財天
- 住所:柏市柏4丁目10−22
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この記事を書いたのは…
koji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。