【豊中市】防災クイズに実験も!親子で学ぶ防災ワークショップに参加しました!

【豊中市】防災クイズに実験も!親子で学ぶ防災ワークショップに参加しました!

こんにちは。車椅子で北摂のお出かけを楽しんでいる、ゆっけです。
2月22日(土)、豊中市魅力文化施設で開催された「親子で学ぼう!地震への備え」という防災ワークショップに、小学2年生の息子と一緒に参加してきました。

豊中市に密着した防災の解説や、クイズ・実験を通じて、親子で楽しく防災について学ぶことができました。その様子をレポートします。

講師は、とよなか防災アドバイザーの太田佳似先生

講師は、とよなか防災アドバイザーの太田佳似先生

クイズで学ぼう!防災対策

講師を務めてくださったのは、「とよなか防災アドバイザー」の太田佳似先生。気象予報士や気象防災アドバイザーの資格を持ち、防災に関する講座を数多く開いておられる方です。

ワークショップの前半は、子どもたちにも分かりやすい防災クイズからスタート!

例えば、こんな質問が出されました。
「地震速報が鳴ったら、まず何をしたらいい?」
「子どもだけで家にいるときに大きな地震が来たらどうする?」

息子は一生懸命考えて、「まず机の下に隠れる!」「子供だけだと危ないよね…」と答えていました。

先生のお話によると、まずは安全な場所に移動し、自分の命を守ることが最優先。その後、余裕があれば火の元を確認することも大切だと学びました。

また、子どもだけで家にいるときに地震が起こった場合、家族が帰ってくるまで一人で待つのではなく、 近所の大人の指示に従うことが大切とのこと。

さらに、阪神・淡路大震災の際には、豊中市でも家が全壊・半壊した方が約3,000人もいたことを知り、防災の大切さを改めて実感しました。

実験① 高層ビルってこんなに揺れるの?

後半は、実際に手を動かして学ぶ実験が行われました。

竹ひごやストローを使い、高層ビルの揺れ方を再現する実験をしました。
消しゴムを2つ輪ゴムでつなぎ、竹ひごを通して揺らしてみると… 上の消しゴムがゆらゆらと揺れます。これは 「串団子モデル」 と呼ばれるもので、建築学部でも学ぶ内容だそうです。

私自身、2024年1月の能登半島地震の際、大阪にいながら揺れを感じたことを思い出しました。その時、マンションの屋上にある避雷針が大きく揺れていたのを見て、高層ビルは震源地が遠くても揺れやすいことを、この実験を通して改めて実感しました。

「わあ、こんなに揺れるんだ!」 竹ひごと消しゴムで高層ビルの揺れを実験!

「わあ、こんなに揺れるんだ!」 竹ひごと消しゴムで高層ビルの揺れを実験!

実験② ストローとクリップで強い建物を作る

次に、ストローとゼムクリップを使い、強い建物を作る実験をしました。

三角形を作るとすぐに崩れてしまいましたが、正方形の中にバッテンを入れると、しっかりとした構造に!

これは建物の強度を上げるために重要な仕組みなのだそうです。

防災に興味がある息子は、どの形が強いのか夢中になって試していました。

三角形だとすぐに崩れてしまいますが…

三角形だとすぐに崩れてしまいますが…

正方形の中にバッテンを入れると、しっかりとした構造になりました!

正方形の中にバッテンを入れると、しっかりとした構造になりました!

豊中市魅力文化施設ってどんなところ?

今回の会場となった豊中市魅力文化施設は、阪急豊中駅の南改札口を出てすぐの場所にあります。書店とコンビニの間を進み、左手にあり、駅からのアクセスも良く、気軽に立ち寄れるのが魅力。

館内には、大阪府産の木材を使用したおしゃれな小上がりスペースがあり、今回はここでワークショップが開催されました。木のぬくもりが感じられる、リラックスできる空間でした。

また、施設では 防災パネル展「阪神・淡路大震災から30年」 も開催されていました(現在は終了)。
いろいろなイベントが行われているようなので、今後もチェックしてみたいと思います!

阪急豊中駅の南改札口を出てすぐにある「豊中市魅力文化施設」

阪急豊中駅の南改札口を出てすぐにある「豊中市魅力文化施設」

大阪府産の木材を使用したおしゃれな小上がりスペース

大阪府産の木材を使用したおしゃれな小上がりスペース

 防災パネル展「阪神・淡路大震災から30年」(現在は終了)

防災パネル展「阪神・淡路大震災から30年」(現在は終了)

親子で防災力アップ!楽しみながら学べたワークショップ体験

講師の「太田佳似先生」は、「とよなか防災アドバイザー」として活動されており、なんと、私たち家族が大好きな気象予報士・防災士の「片平敦さん」ともお知り合いなのだとか。
先生のお話はとても分かりやすく、普段は恥ずかしがり屋の息子も積極的に質問していました。

今回のワークショップを通して、クイズや実験を交えながら、親子で楽しく防災を学ぶことができました!
息子はさらに防災意識が高まり、帰宅後も 「もっと防災グッズをそろえよう!」 と張り切っていました。

地震はいつ起こるか分からないもの。だからこそ、日ごろからの備えが大切です。豊中市ではこうした防災イベントが定期的に行われているので、また参加してみようと思います!

ポリ袋でレインコートも作りました

ポリ袋でレインコートも作りました

豊中市魅力文化施設

  • 開館時間:10時から18時まで(休館日を除く)
    休館日:毎週月曜日、祝日、年末年始(12月27日から1月5日まで)
    ※その他、諸般のメンテナンスのため臨時休館することがあります。
    所在地:豊中市本町1-1-1 ティオ阪急豊中2階
    阪急電鉄豊中駅 南改札口を出てすぐ

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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください

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ジモトミンゆっけ

太陽の塔が見える街で、車椅子生活をしながら子育て中。小学生の息子は警察・消防・自衛隊が大好きで、週末は北摂のイベントに出没しています!車椅子でも安心して楽しめるお出かけスポットや親子での体験を発信しながら、北摂の魅力を一緒に見つけていけたら嬉しいです!

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