こんにちは、流山市在住2児の母 まちっと柏編集部のtoriemaです。
秋の風物詩として親しまれてきた「手賀沼エコマラソン」。
千葉県柏市・我孫子市をまたぎ、自然豊かな手賀沼沿いを駆け抜けるこの大会は、今年2025年で31回目を迎えます。
しかしその裏側では、運営体制の課題や地域との関係性の構築などをまだまだ取り組めていない現状もあるそうです。
「どうしたら、地元に愛される大会になるのか?」
「走る人も、走らない人も“参加者”になれる大会にしたい」
そんな問いを胸に、運営事務局ではいま、“新しい手賀沼エコマラソン”を模索中とのこと。
今回はその想いや挑戦を、運営事務局のみなさんにお伺いいたしました。
大会の現状と、見えない課題
運営事務局のみなさんへインタビュースタート。
色々疑問に思っていることを聞いてみたいと思います!
toriema:手賀沼エコマラソン2025はいつ開催するのでしょうか?
事務局:2025年10月26日(日)に開催します。※大会要項はこちら
走りやすいコースと景観の良さで毎年多くのランナーさんが参加してくださいます。
toriema:手賀沼エコマラソンは長年続いてきた大会ですが、今どのような課題を感じていますか?
事務局:今抱えている課題は4つあります。
①大会を支えているボランティアの高齢化等のため確保することの困難さ。
②諸物価値上がりのあおりを受け運営経費の削減等のやりくり。
③エコマラソン大会として、エコの具体的アピールをいかにしていくか。
④地域に愛される大会となるための具体的方策。
toriema:なるほど、歴史あるマラソン大会とはいえたくさんの課題があることが伺えます。手賀沼エコマラソンの魅力を改めて伺っていいですか?
事務局:手賀沼エコマラソンは、
・交通の利便さ(東京から30分)
・コース走りやすい (平坦)
・ボランティアのおもてなし(対応)が良い
などの理由からコロナ明けから年々エントリーが増しています。
ただ、ボランティアの確保などの課題もあります。
toriema:ボランティアの確保とても重要ですよね。実際、手賀沼エコマラソンと地域の方々との距離感について、どのように感じていますか?
事務局:コース沿道の店舗には、毎年直接訪問して協力のお願いをしていますが、
走ることに興味のない方達にとっては、無関心となり、地域市民全体かからのご理解や応援をいただくまでには至っていないと感じています。
toriema:地域の方の協力は必須になりますよね。大会を“地元の誇り”として根付かせていくために、何が必要だと思いますか?
事務局:マラソン大会とタイアップして地元住民が共に楽しめるようなイベントを考え、企画運営に地元住民の方々にも参加してもらい、
一緒に創っていき、「おらが町のマラソン大会」と思ってもらえる大会になっていくことが必要だと思います。
toriema:「おらが町のマラソン大会」素敵ですね!ぜひわたしも東葛地域に住んでいる身として応援させていただきたいです!
今年の大会テーマは?未来に向かうマラソン大会へ
toriema:ずばり今年の大会テーマはなんでしょうか?
事務局:環境にやさしく、ランナー、地域住民、ボランティアが共に楽しめる大会
にしていきたいです。
toriema:今後、手賀沼エコマラソンをどんな大会にしていきたいですか?
事務局:三者(ランナー、地域住民、ボランティア)が毎年楽しみにするような大会に創り上げたいです。
toriema:大会の“これから”を、地域の皆さんと一緒にどのように創っていきたいと考えていますか?
事務局:手賀沼エコマラソンをもっと地域住民広くは市民の皆様に知ってもらうための情報発信を充実させ、
一緒に手賀沼の環境美化やタイアップしたイベントを地域住民と共に創り上げたいと思っています。
toriema:最後に、地元の方・参加者・ボランティア・協力団体へのメッセージをお願いします。
事務局:手賀沼エコマラソンは、手賀沼環境保全、
ランナー、地域住民(市民)、ボランティアの三者に交流と手賀沼流域社会の活性化のためにこれからも努力していきます!
今年は、タイアップイベントができるように準備中です。
みなさん応援どうぞよろしくお願いいたします。
手賀沼エコマラソン
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この記事を書いたのは…
まちっと編集部toriema
流山市在住。2歳と4歳の子供を持つ母。流山・柏・松戸エリアの子育て情報をメインに発信していきます★