こんにちは!手づくり本屋こころあそびです。
茨木阪急本通商店街からちょっといったところに、素敵な織りのアトリエがあります。
それがatelier WAKUさん。
自然染料で染めた絹糸で着物を制作しながら、ショールや染め布なども販売されています。
furoshikiというcommunity space、2階にあります
織り機のあるアトリエで
WAKUさんを訪れて最初に目を惹かれたのは、本物の織り機。
わたしにとって「鶴の恩返し」など物語でしか見たことのなかった織り機が、目の前にあることに感動!
この織り機のあるアトリエで、実際に織りの作業をされています。
訪れたときは、美しい緑の経糸がかけられていました
このようにして、緯糸が交わっていきます
鮮やかな色や金糸も入れたこの作品は、パキスタンの民族衣装になるそう
染めの裂やショールも
織りに使う糸、その糸を染めるのも織物制作の工程のひとつ。
絹糸を染めるだけでなく、布やショールなど日常使いできそうな草木染めのアイテムも並んでいます。
染めた絹糸。ここから着物やタペストリーが生まれます
染めた布や裂は購入も可能。わたしは玉ねぎ染めの布を買いました
草木染めのショールも色とりどりで素敵です
ここで織りをする主宰の小野厚子さんは、染織家の志村ふくみ・洋子両氏に師事。
京都のアルスシムラ染織学校で講師も経験されました。
そして2022年にオープンしたatelier WAKU。
「WAKU」は、織りには欠かせない工程を担う機道具の「木枠」からきているのだそう。
“木枠のような小さな空間から、日々の暮らしを穏やかで豊かなものにする何物かが創れたら” という思いがこめられています。
店内には、器などの民陶や古書も
時間がゆっくり流れるような、癒しの空間です
8月、藍の生葉染めワークショップ開催
そんなWAKUさんは、8月に藍染めのワークショップを開催されます。
藍の刈り入れ時期である今しかできない生葉染め。
鮮やかな色を映しとることのできる、シルクのショールを染めるワークショップです。
instagramで申し込みを受け付けされていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
●日時
①8月3日(日)10:30~12:30
②8月9日(土)10:30~12:30
③8月20日(水)10:30~12:30
④8月24日(日)10:30~12:30
●人数
各回5~6名(先着順)
※最少催行人数3名
●開催場所
居ノ間
大阪府茨木市本町2‐2ロカコビル101(atelier WAKUより徒歩1分)
●内容
・シルクショールの生葉染
・藍のお話
※藍葉のたたき染めも少し行う予定(染め紙、木綿など)
●参加費
6,000円税込(ショール代・材料費含む)
※当日現金払いのみ
●持ち物
・汚れても良い服装もしくはエプロン
・飲み物
・タオル2枚ほど(汗拭き用と手を拭くもの)
●対象年齢
小学生以上~
小学生は大人の付き添い要
(小学生1人までで、参加費は変わりません)
これが藍染の原料として用いられる蓼藍(たであい)。ワークショップはわたしも参加予定で、楽しみです!
atelier WAKU
- 〒567-0818 大阪府茨木市本町1₋12 2階
主に金・土曜日の11:00〜17:00にOPEN
※OPEN日時はinstagramをご確認ください
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この記事を書いたのは…
ジモトミンこころあそび
10年間の石川生活を経て、生まれ育った茨木に帰ってきました。進化した茨木にわくわくしつつ、失われていく風景もここに残していけたらなあと思います。小さな手づくり本屋をしています。