「クィア」という言葉を聞いたことがありますか?
英語で綴ると「Queer」、元は「風変わりな」「奇妙な」などの意味で、同性愛者に対して侮蔑的に使われていました。
昨今の日本では性的マイノリティへの理解が進み、一般的に耳にするのは「LGBT」ではないでしょうか。
でも、ちょっと待って?
「LGBT」でくくれないセクシャリティもあるし、そもそもセクシャリティこそが固定概念では?
そんな視点から「LGBT」をも超え、さらに広く深くという理念で、あえて「クィア」を冠した映画祭。
それが「関西クィア映画祭 2025 」だそうです。

映画祭は京都と大阪の2か所で開催されます。まず11月下旬に京都市、12月上旬に豊中市の会場と続きます
第17回 関西クィア映画祭 2025
【京都会場】11/28(金) 29(土) 30(日)
ウィングス京都(京都市男女共同参画センター)
【大阪会場】12/5(金) 6(土) 7(日)
すてっぷ(とよなか男女共同参画推進センター)

会場となる「すてっぷ」は複合施設「エトレとよなか」の5階。阪急豊中駅直通です

映画鑑賞ついでにお食事やショッピングも楽しめます
大阪会場の上映スケジュール
「関西クィア映画祭」で上映されるのは”「クィア」を切り口に「性」をテーマにした映像作品”です。(公式HPより抜粋)
また、中には差別や貧困などが描かれた作品も。
なかなか見ごたえがありそうなラインナップとなっているようです!
12月5日(金)
・16:30 受付開始
・17:00『欲望の、けもの道』
・19:00『パレスチナ連帯ミニ企画:虐殺にプライドはない!No Pride in Genocide!』
12月6日(土)
・10:00 受付開始
・10:30『世界は僕らに気づかない』
・13:10『欲望の、けもの道』
・15:10『レスボス島のレズビアンたち』
・17:05『国内トランス・クィア短編集』
・19:30『流れゆく 遠い道 Kotowari 断り』
12月7日(日)
・10:00 受付開始
・10:30『わたしの生まれた世界』
・12:50『子を生(な)すこと』
・15:10『国内クィア・レズビアン短編集』
・18:30『今日の海が何色でも』
*開場は開演の15分前です
参考URL:スケジュール(大阪会場)
料金は「個人の懐具合」により4段階の設定
このユニークな映画祭は料金設定も独特。
低い順に「A価格」「B価格」「C価格」「D価格」と分かれていて、「毎日カツカツな人」から「かなり余裕のある人」まで、自己申告で支払う価格帯を決めることができるそう。
運営側によると「B価格」が基準のようですが、経済格差の現状を反映しての設定だとか。
もちろん「映画祭を応援したいから、がんばってC価格払う!」といった形もOKとのことです。
企画も作品もチャレンジングな「関西クィア映画祭」、2025年の締めくくりに体験してみてはいかがでしょう。
【会場】とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ(すてっぷホール・視聴覚室)
- ◾️所在地:豊中市玉井町1丁目1番1-501号
◾️電話:06-6844-9772(代表)
【申込・問合せ先】関西クィア映画祭
- ◾️Web:https://kansai-qff.org/
◾️電話:080-3820-2731(留守電にメッセージをお願いします)
◾️FAX:06-7878-8882
◾️メール
一般情報:info@kansai-qff.org
チケット:ticket@kansai-qff.org
スタッフ:staff@kansai-qff.org
English:info-en@kansai-qff.org
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この記事を書いたのは…

ジモトミンイナリーバ
若いとき世界に向いていた目が今は地元に全集中。徒歩や自転車で見つける街の情報、楽しくてたまりません♪












