【豊中市】親子で大興奮!車椅子でダブルダッチに挑戦してみたら…まさかの感動体験!“なわとび世界チャンピオン黒野さん”のイベントレポ

【豊中市】親子で大興奮!車椅子でダブルダッチに挑戦してみたら…まさかの感動体験!“なわとび世界チャンピオン黒野さん”のイベントレポ

こんにちは!車椅子で北摂のおでかけを楽しんでいる、ゆっけです。

2025年11月22日(土)、千里体育館で開催された、なわとび世界チャンピオン・黒野寛馬さんの「JUMPROPE体験会」 に参加してきました。

息子の応援のつもりで行ったのですが…なんと車椅子の私もダブルダッチに挑戦することになり、親子で忘れられない一日になりました。

今日は、そんな“挑戦の楽しさ”がギュッとつまった体験会の様子を、現場の雰囲気そのままにお届けします。

千里体育館で開催されたJUMPROPE体験会に親子で参加しました

千里体育館で開催されたJUMPROPE体験会に親子で参加しました

黒野寛馬さんってどんな人?我が家と黒野さんとの出会いは2年前

我が家と黒野さんが出会ったのは、2年前。
豊中市グリーンスポーツセンターで開催された、なわとびイベントがきっかけでした。

当時、息子は小学1年生。
なわとびが思うようにできず、「もうやらない…」とすっかり苦手意識がついていた頃です。

「世界チャンピオンが教えてくれるらしいよ」と聞き、
“少しでも好きになってくれたらいいな”という軽い気持ちで足を運んだのですが…

その思いは、イベント開始わずか数分で吹き飛びました。

音楽に合わせて披露される黒野さんのパフォーマンスに、親子ともに目が釘付け。
「なわとびって、こんなにかっこいいの?」
そんな衝撃が走るほどで、知らなかった世界がそこに広がっていました。

さらに驚いたのは、「車椅子でもできますよ」と、私にも声をかけてくださったこと。

恐る恐る挑戦してみた“前跳び”が、まさかの成功。
付き添いで行ったはずが、自分自身も“できた!”の喜びを味わうなんて思ってもみませんでした。

その様子を見ていた息子にもスイッチが入り、「なわとび、かっこいい!ぼくもやってみたい!」と、表情が一気に変わったのを今でも覚えています。

あの日から、我が家はすっかり黒野さんのファンです。

豊中つばさ公園「ma-zika」での黒野寛馬さんのかっこいい演技

豊中つばさ公園「ma-zika」での黒野寛馬さんのかっこいい演技

なわとびって、こんなにかっこいいんだ!と親子で初めてワクワクした、2年前の写真

なわとびって、こんなにかっこいいんだ!と親子で初めてワクワクした、2年前の写真

なわとび世界チャンピオン黒野寛馬さんってどんな人?

黒野寛馬さんは、世界大会優勝経験を持つ“世界チャンピオン”。
愛知県出身で器械体操をされていたそうですが、筑波大学でなわとびと出会い、その才能を開花。

「西日本は競技者が少ないから、自分が関西で広めたい」
そんな思いで活動され、ご縁があって豊中にスタジオを開かれたんだそう。

“なわとび1本でココロとカラダを健康に”をモットーに、
◼︎ 全国の学校や地域での普及活動
◼︎ 曽根・岡町エリアでの教室運営
◼︎ 子どもから大人まで挑戦できる場づくり 
など、幅広く活躍されています。

そして何よりの魅力は、人柄。
どんな子にもどんな大人にも “やってみません?” と自然に声をかけて、できた時は全力で褒めてくれる、あたたかい方です。

優しく声をかけてくださる黒野さん。親子で大ファンです!

優しく声をかけてくださる黒野さん。親子で大ファンです!

千里体育館で開催された「JUMPROPE体験会」

会場は千里体育館 第1競技場。
この日は約120名の親子が参加し、始まる前からワクワクした空気が広がっていました。

講師は黒野さんと、プロジャンプロープチーム「マイケル」の皆さん。

まずは基本の“前とび”からスタート。
「跳んだあとポーズを決めてみると楽しいよ!」と教えていただき、クロスフリーズ、V字ストップ、アームラップなど、決め技にも挑戦。

息子は「見て!できたよ!」と何度も声をかけてくれて、その姿を見るだけで胸がいっぱいに。
車椅子でも一緒に挑戦できる内容が多く、私も思わず夢中になりました。

プロジャンプロープチーム『マイケル』の技、ほんとに圧巻…!

プロジャンプロープチーム『マイケル』の技、ほんとに圧巻…!

"V字ストップ"が決まって、息子もにっこり大喜び!

私も

私も"アームラップ"に挑戦!車椅子でも楽しめました

息子、初めてのダブルダッチに挑戦!

後半は、いよいよダブルダッチ。
2本のロープが目の前で回るのを見て、大人でも少しドキッとするほど。

息子も最初は入るタイミングが分からず、怖さが勝ってしまって“できないモード”に…。

でも、黒野さんが「大丈夫、できるよ。ゆっくりでいいから」と優しく声をかけてくださると、息子の表情がスッと変わりました。

そして再挑戦。
ロープの中に入って、跳べた瞬間…息子の笑顔がパッと弾けました。
手を振る余裕まで出てきて、終わった後も「めっちゃ楽しかった!」と大興奮。

挑戦って、子どもをこんなに前向きにしてくれるんだと実感した瞬間でした。

『めっちゃ楽しかった!』思わず笑顔がこぼれた、初ダブルダッチ

『めっちゃ楽しかった!』思わず笑顔がこぼれた、初ダブルダッチ

「車椅子でダブルダッチ、やってみませんか?」まさかのお声がけで大挑戦!

そしてイベントの後、黒野さんから「車椅子でダブルダッチやってみますか?」と声をかけていただきました。

「車椅子でダブルダッチができるの!?」と驚きつつも、その気持ちより「挑戦してみたい」が勝ち、お願いすることに。

1回目:ロープが太く、前輪に当たって失敗。
2回目:前輪を上げて挑戦するも、タイミングが合わず失敗。
3回目:思い切って挑むも、ロープに引っかかり、車椅子ごとひっくり返ってしまいました。

息子の顔が一瞬ふるえ、「お母さんが落ちた時、泣きそうになった」と後で言われて胸がぎゅっとしました。それでも、どうしても成功したい気持ちが勝ちました。

そして挑戦4回目。
息を吸って、心を決めて、ロープの中へ…

成功。
跳べた瞬間、体が熱くなるような感覚に包まれ、思わず涙がこみ上げました。
黒野さんが「ナイスジャンプでした!」と言ってくださって、ハイタッチ。
息子も「お母さんすごい!」と大喜び。

親子で“挑戦するって楽しい”を共有できた、最高の時間でした。

車椅子でダブルダッチ、タイミングが合わず失敗。でも挑戦する気持ちは止まらない!

車椅子でダブルダッチ、タイミングが合わず失敗。でも挑戦する気持ちは止まらない!

ついに成功! 跳べた瞬間、心がいっぱいになりました

ついに成功! 跳べた瞬間、心がいっぱいになりました

親子で大喜び!黒野さんとハイタッチ!

親子で大喜び!黒野さんとハイタッチ!

まとめ:挑戦する楽しさをくれた、この街と出会いに感謝

車椅子だと難しいかな…と心のどこかで思ってしまう瞬間があります。
でも「やってみません?」と、当たり前のように声をかけてくれる人がいて。その一言が、どれほど心を暖かくしてくれるかを、改めて感じました。

息子の挑戦を一緒に喜び、私の挑戦も当たり前のように応援してくれる豊中の優しい環境。
そのおかげで、親子そろって“やってみよう”に前向きになれているのだと思います。

車椅子での子育ては大変な場面もありますが、
息子と一緒に積み重ねてきた小さな「できた」は、私にとって大切な宝物です。

そして、黒野さんとの出会いが、親子にとって“挑戦の楽しさ”に気づく大きなきっかけになりました。出会いにも、この街にも、いつも感謝しています。

今回のJUMPROPE体験会は、技を学ぶだけでなく、“もう一度やってみよう”と思える優しい時間でした。
これからも親子で少しずつ、いろんな挑戦を楽しんでいきたいです。

黒野さん監修のHEROPEは跳びやすくておすすめ!親子でヒーロー目指して挑戦中

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『やってみません?』と気軽に背中を押してくれる皆さんに、親子で感謝の気持ちでいっぱいです

『やってみません?』と気軽に背中を押してくれる皆さんに、親子で感謝の気持ちでいっぱいです

豊中でなわとびに挑戦したい方は要チェック!

黒野寛馬さんは、豊中市内(曽根・岡町など)でなわとび教室を開催されています。
基本から技まで、とても丁寧に教えてくださり、子どもはもちろん、大人も挑戦しやすい雰囲気です。

さらに、
◼︎ 2025年12月20日 なわとびフェスティバル(庄内さくら学園 大アリーナ)
◼︎ 2026年3月15日 豊中なわとび大会(千里体育館)

などのイベントも開催予定とのこと。
「なわとびでヒーローになりたい!」という方は、ぜひ教室やイベントをチェックしてみてくださいね。


JUMPROPE体験会(開催済み)

  • 日程:2025年11月22日(土)
    ◾️時間:13:30~14:30
    ◾️場所:千里体育館 第1競技場
    ◾️対象:小学1年生〜中学3年生 及び保護者
    ◾️参加費:無料

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ジモトミンゆっけ

太陽の塔が見える街で、車椅子生活をしながら子育て中。小学生の息子は警察・消防・自衛隊が大好きで、週末は北摂のイベントに出没しています!車椅子でも安心して楽しめるお出かけスポットや親子での体験を発信しながら、北摂の魅力を一緒に見つけていけたら嬉しいです!

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