- 「わかめラーメン」は誕生35周年を記念した〝わかめ3・5倍〟ラーメンが話題ですね。「ワンタンメン」も誕生から55年。でも御社の始まりは、パン工場とお聞きしました。
戦後、食料がない時代に何ができるかと考えた先代が、パンを焼き始めました。その後、ビスケットやクッキーも製造していましたが、“より日常に根差した食品を”という強い思いがあり、即席めんを手がけ、現在に至ります。
- 吹田市に本社を構えたのは、いつからでしょうか。
1982年から、本社は吹田市の江坂です。移転前、このあたりはまだ竹やぶでしたが、地下鉄御堂筋線が開通して便利になったこともあり、江坂に決めました。
今も商品開発などの業務は吹田の本社で行っています。エースコックらしい、オリジナリティーあるモノづくりの根底には、北摂の居心地の良さが影響していると思います。商品の中には、同じく吹田市にある国立循環器病研究センターが監修した、減塩タイプの即席めん「かるしお認定 だしの旨みで減塩」シリーズもあります。
地元では「吹田まつり」へのブース出展や、市内の小学校に即席めんの技術を伝える出前授業などを行っています。「吹田まつり」では抽選会を行っているのですが、毎年、行列ができ人気んですよ。
- 2015年から「Cook Happiness」をスローガンに掲げ、即席めんだけでなく、スープはるさめ、ベトナムの米粉の麺・フォーなど多彩なラインアップで、〝おいしいしあわせ〟を届けていらっしゃいますね。
社会から受けた恩を、食でお返ししたいという理念は、創業時から変わりません。「Cook Happiness」には、健康的に食を楽しんでいただきたい、という思いが込められています。エースコックの“コック”も入っていますしね(笑)。
新しい技術を取り入れて、“食べてみたい”“おもしろそう”と、思っていただける商品をつくっていきたい。「スープはるさめ」は、“即席めんの味は好きだけれど、カロリーが高くて手に取りづらい”という女性社員の声から生まれました。はるさめは微妙にでんぷん臭がするのですが、当社の「スープはるさめ」では、独自の技術ニオイをカットしたはるさめを使っています。
- Happinessつながりで、村岡さんにとっての〝しあわせ〟とは?
私はたぶん、100歳まで生きると思うんです(笑)。昔は60歳で〝おじいさん〟でしたが、今はその年齢も上がり、健康な時間が増えることになります。長い人生を楽しむためには、今を充実させること。その意欲が、〝しあわせ〟につながるのではないでしょうか。私も仕事、勉強、趣味と、いろいろとしていきたいです。
工場では1日に何万食という商品を作っていますが、工場のスタッフには、お客さまが商品を手にし、食べる姿を想像するように伝えています。“高校3年生の剣道部の男の子が、お湯を入れて3分間を待ちきれなくて…”と具体的に。私、こういうこと考えるのが得意なんです(笑)。ともすれば、工場の仕事は、機械の管理になってしまいますが、その先にいるお客さまの姿を想像すれば、おろそかな仕事はできません。そんな丁寧な仕事も、充実感につながると思います。
- 最後に、北摂エリアで好きなところを教えてください。
どこに行くにも便利なのに、近くに自然が多いところが気に入っています。新しいものが好きなので、大阪万博が開催されたときに見た、「太陽の塔」の内部の迫力は、今でも忘れられません。おもしろいところが多いのも、北摂の魅力ですね。
エースコックから抽選で5人に豪華なプレゼント!
エースコックから、「ワンタンメン タンメン味」「わかめラーメン」「かるしお認定 だしの旨みで減塩 小海老天そば」「スープはるさめ 担担味」「Pho・ccori気分 鶏だしフォー」の5種類(全12食)をセットにして、抽選で5人にプレゼントします。
8月29日(水)締切。発表は発送をもってかえます。
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