SMILE編集部員Mです。豊中市で活動する私たちでも「え?こんなところに?」と思える場所にひっそりとたたずむ隠れ家カフェが「つぐの庭」さんです。
蛍池駅から住宅街へ少し入り込んだところ。心が疲れてホッとしたいときにそっと訪れたい素敵な場所ですよ。
まるで実家を訪れたようななつかしい古民家
蛍池公民館にて「CoCoLoBa」さんの音楽イベントを終えた日、久しぶりに編集部員数名で一息つこうと「つぐの庭」さんへ。
そこは蛍池駅からは豊中市立第十八中学校の池をぐるりと回り込み、店など全くなさそうな住宅地にありました。
かろうじてカフェだとわかるのは、「珈琲」の垂れ幕と小さな黒板。
引き戸をあけると靴を脱いで上がる玄関。まるで実家のような懐かしいほっとするたたずまいです。
通していただいた部屋は、畳の部屋ですがテーブルセットがあり、奥にある小さなお庭が美しいこと。
雨の日だったので、緑がしっとりと光り、お庭を見ているだけでも心が落ち着きます。
お昼の「むしやしない」と絶品の手作りおはぎ
お昼時だったので「むしやしない」というメニュー名の軽いランチをいただきました。
おにぎりに和のお惣菜。でもとにかく感動したのはご飯の美味しさ!
こちらのご飯は、高知県四万十川の清流で作られた仁井田米を使っているそうです。子連れの編集部員は、追加でおにぎり(一個150円)を注文しましたが、美味しさに子どもがパクパク。大人用のおにぎりまで食べられていました(笑)
「食後にもしよかったらおはぎをプラス100円でおつけしますよ」とオーナーさん。編集部員全員の手が上がりました。
おはぎはこちらのお店の名物。きなこ、ごまと季節のおはぎの3種類があり、すべて朝から店主のオーナーさんが手作りされているそうです。
おなじ四万十のおいしい餅米を使い、甘さも控えめで懐かしい味。
また食後についてくるコーヒーが美味しくて。
ぎっしり詰まった本棚は絵本や発達支援ライブラリーも
一面本の詰まった棚には、絵本や書籍のほかに発達支援関係の本がずらり。
実は、こちらのカフェでは「よりそいTime」といって毎月第4土曜にカウンセラーの方が来られてお話会を開いておられます。
「子どもの成長のことで不安になっている親御さんが、ここに並んだ本を読みに来たり、カウンセラーさんにちょっと話を聞いてもらったりして心が楽になればいいなと思いまして」と話すのはオーナーの妹さん。
実はそれ以外にも、「絵本のよみあいカフェ」「あみものクラブ」「西洋美術史倶楽部」など、共通の好きなものを持つ人がちょっと集まれるような場所も。
ここに来ておいしいコーヒーを飲みながら、好きなものについて話せる場所ができたら、それこそ心のオアシスになりそうです。
こちらは子連れも歓迎だそうですが、ただ古民家で木がささくれだっていたり、敷居の段差があったりするので、つまづいたりしないようくれぐれも親御さんがしっかり見守ってあげてください、とのこと。
心がザワザワした時や落ち込んだ時の心の避難場所になりそうなこのカフェ。お庭を眺めたり、本棚からお気に入りの本を見つけたりして、生活の中で潤いの時間をつくりたいですね。
「古民家ブックカフェ つぐの庭」
豊中市蛍池中町4丁目5ー23
定休日 日、月、木
11:00〜17:00
阪急蛍池駅から徒歩7分
URL: HP
つぐの庭
- 豊中市蛍池中町4ー5ー23
06-4400-3826
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この記事を書いたのは…
ジモトミンSMILE編集部員(豊中ママ)
豊中市で子育てする親子を応援するフリーマガジン「とよなか子育て応援マガジンSMILE」。創刊から11年になりました。ボランティアのママ部員が地元豊中で見つけた子育て情報をシェアしていきます♪編集部員募集中。
hey-yuko
2023年06月13日 09時51分
壁一面の本棚!素敵☆憧れます~いつか自宅にも作りたいです♡ 古民家っておばあちゃん家みたいで落ち着きますよね。夏の縁側、扇風機と蚊取り線香の匂いとか、エモいです。