コンコンチキチン、コンチキチン。祇園囃子とともに、7月の京都は祇園祭一色。7月24日、25日は天神祭りも。各地で夏祭りも戻ってきていますね(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗) 吹田では、今年も吹田だんじり祭りが開催されますよ!
第2回吹田だんじり祭りの概要
今年の吹田だんじり祭りは、次のとおり開催される予定です。
●開催日時 令和5年(2023年)7月30日(日)午後5時30分~7時30分
●開催場所 高浜神社から栄通り、錦通り、旭通りへと曳行
(浜の堂は、旭通りのみパレード)
※雨天の場合は、文化財のだんじりを保護するため中止となります
※交通規制はありません(歩行者天国ではありません)ので、車道での撮影はお控えください。
昨年、イエローも見に行きましたが、沿道は沢山の方でにぎわっていましたね。吹田まつりでの曳行時刻より遅くなったので、最後は提灯に灯りがともったのも、なんともエモい感じでしたね。
今年のみどころ
昨年もにぎわっていた吹田だんじり祭り。イエローおすすめの今年の見どころは、①金田町のだんじりが初登場(吹田まつりでも見たことない)、②学生さんも参加、③同日開催のイベントが充実。あっ、もちろん昨年同様に、夏の夕べに曳行するだんじりがメインの見どころですよ!
まずは、①金田町のだんじりが初登場。
吹田まつりでは、JR吹田駅周辺の6町会でのだんじり曳行でしたが、今回は江戸時代に製作されただんじりを保存されてきた金田町さんも、トレーラーに乗せて会場まで運んで、パレードに参加されるとのことです。
ちなみに、浜屋敷では、「だんじり」を見る事ができるよう「だんじり庫」を設けられています。金田町を除く六町会の「だんじり」を各町会のご協力のもと、定期的に入れ替えて展示されていますので、じっくり見学するのもいいですね。 今回のだんじり祭りの後、西奥町が展示される予定です。
URL: 浜屋敷 だんじり展示
2点目は、②学生さんも参加。大学生ボランティアを実行委員会に参画を要請したところ、大阪学院大学の学生さんが、計画段階からだんじり祭に関わり、曳行担当、警備要員として、当日は40名以上が参加する準備を進められているようです。学生さんの活躍も楽しみです!
最後は、③同日開催のイベントが充実。昨年に引き続き、旭通商店街わくわく夜店ランド、吹田さんくす夏祭り!2023が開催。さらに、今年は新たに、あさひビアガーデンが開催。こどもたちが遊べる夏のイベント、楽しみですね。
あっ、吹田さんくす夏祭り!2023は、だんだん さんがレポートされているので、どうぞ。
準備する人がいる、熱い想いがある
本番まで、いよいよ1週間ということで、祭り当日に向けて準備もあわただしくなってきています。各町会の代表者さんらでは、曳行ルートや当日の段取りに向けた会議。また、だんじりの曳行は、日曜日の夕方に開催することもあり、周辺の住民のへのお知らせ看板の設置も。一気に暑くなりましたが、関係者のみなさんんも熱い気持ちで準備されています。
開催まで1週間前の7月22日には、メイシアター中ホールでの『こども伝統文化体験』に、だんじり囃子を体験できるイベントにも参加。藤本会長が昨年おっしゃていた、「みんなで大切にしてきたものを伝えたいんです」の言葉を思い出しました。
せっかくなので、会場に見学に行くと、「ドン、ドン、ドコドン」ってリズムで、と初めて体験するこどもたちにリズムを伝えた後、実際に参加したこどもたちは、太鼓や鐘の体験していました。最初は、恐る恐るしているように見えたこどもたちも、慣れてくると笑顔で体験する姿が印象的でした。
今年は、各町会で共通の囃子として「吹田囃子」も披露されるそうです。これも、みんなで伝統をつないでいく工夫だと思いました!(^^)!
また、だんじり囃子の練習も各町会で準備されています。5月から開催に向けて、週末を利用して練習されている都呂須町さんに突撃取材にいってきました。
Q (練習するこどもに)練習は楽しいですか。上手になるようなコツとかあるの?
A 元気よく、「はいっ」。だんじりの中には、小太鼓・鐘・大太鼓があって、だんじり囃子の練習もこの順番で少しづつ練習していきます。お兄ちゃん・お姉ちゃんが優しく教えてくれるし、大太鼓を上手くできるように頑張っています。本番で、上手くだんじり囃子ができるところを見てほしいです!
Q (練習を見守る大人に)こどもへの伝承の思いを教えてください。
A 曳行するためのお囃子がつきものですが、こどもたちのなかで、小学校時代から経験して中学、高校生になると、リーダーとして次の小学生に教えてくれています。子ども会OBから、「だんじり部」を発足してもらって、まちの伝統を引き継いでくれているのは本当に嬉しいです。
本番前日には、会館横で、流しそうめんもしながら、だんじり囃子を披露する機会もつくって、地域の交流の機会にもなっています。伝統の継承って、難しいですけど、自然体でこどもたちが楽しみながら、感じ取ってくれると嬉しいですね。
取材を終えたイエロー。吹田まつりの曳行のとき、お揃いのTシャツで元気なこどもたちが沢山いるイメージを持っていましたが、今回の取材で、本番までの練習の賜物だと感じました。あわせて、こどもたちを地域で温かく見守る大人のみなさんの存在にも触れることができました!(せっかくTシャツ着てもらった保護者のお写真撮らずにごめんなさい…)
第2回を迎える吹田だんじり祭り。今年はさらにバージョンアップしていて楽しみですね。また、だんじり囃子の練習会では、地域のなかで、大人から子どもへ伝統文化を伝承していく姿にも触れることができました。地域がだんじり曳行を通して、伝統の継承のみならず、町内で顔の見える関係ができ、先輩から後輩へ様々なことを受け継ぐ機会になっていること実感しました。
準備されているみなさんの姿からも、本番が盛会になること願っています。
以上、イエローでした。
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この記事を書いたのは…
吹田市の特派員SUITA Colors
吹田市内や市外に向け、吹田市の魅力を発信し、吹田市を好きになってもらおうと日々奮闘しています。今日も新しい吹田市の魅力を発見し、みんなに伝えていきます!!カラフルメンバーが発信します。