【流山】白みりん発祥の流山から参加型開発ブランド「SHIROIRO」が始動

【流山】白みりん発祥の流山から参加型開発ブランド「SHIROIRO」が始動

「まちっと柏」をご覧の皆様、東葛地域アンバサダーのグリフォンです。
こんにちは。

今回は流山から新しいブランドが産声を上げたというニュースをお伝えしましょう。
皆さんは、流山市というと何を思い浮かべますか?
多くの人は急速に発展している流山おおたかの森を想像して「子育てにいい街」や「緑の多い街」を思い浮かべるかもしれませんね。

今回は、そんな流山市の歴史を少し遡り、流山市が発祥である和の調味料「白みりん」から生まれたあるブランドのお話です。

水運に恵まれ、白みりんのヒットから一大生産地へ

流山市は江戸川があり、この川を伝って江戸に商品を輸送する水運が発展しました。
1814年に流山で酒造業を営んでいた醸造家、堀切紋次郎によって開発された「白みりん」は、本みりんの原型として開発されました。それまで褐色だったみりんが製法によって美しい透明色となり、それまでのみりんとは異なる高級さ、風味の良さが公表で瞬く間に人気商品となったそうです。

船で江戸に輸送されたみりんが大ヒットしたことで、流山はみりんの一大生産地になりました。

流山市にある工場「流山キッコーマン」では、明治時代から現在に至るまで白みりんの製造が行われています。「現在は万上本みりん」として製造されています。
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みりんの魅力を伝える活動がみりんをつかったスイーツ作りへ

約6年前、流山の住民が「みりんの魅力を伝える」ために始めた市民活動をきっかけにうまれた「本みりん研究所」。
みりんを和食の調味料として使うだけでなく、スイーツにも使えるんじゃないか、との考えから開発された「流山みりん生キャラメル」は、みりんと生クリームを練り合わせるだけというシンプルなレシピながら、上品な口溶けと甘みがあり、店頭に並べるとすぐに売り切れる人気商品とのこと。
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しかし、元々本みりん研究所は小さな工房で量産ができるほどの設備は整っておらず、流山みりん生キャラメルは要冷蔵商品なので輸送や販売環境にも制約があり、季節限定で少量販売にとどまっていました。

しかし、北海道生クリームを活かすキャラメル工場の協力をえて常温販売可能な生キャラメルに仕上げることが出来たとのこと。
ここに「流山を代表する名産品として育てる」ための下地が整いました。

既存パッケージを白に戻しリブランド。みんなでアイデアを出し合ってみよう!

そこで、既存のパッケージやマーケティングを今回白に戻し、参加型・名産品開発ブランド「SHIROIRO」としてリブランドしたとのこと。
既存品を「SHIRO」に戻し、みんなの声で「IRO(色)」を見出していくブランドとのことです。
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名産品ができるまでのプロセスを公開する他、アイデアやフィードバックを受けるメンバーミーティングへのご招待、Webサイトクレジット表記なども企画、リブランディングする過程を一緒に創り上げませんか?

第一弾プロダクトとして「本みりん研究所」の流山みりん生キャラメルが取り上げられましたが、今後、地ビールやクラフトコーラ、農産物など流山の地域産品を活かした名産品を流山市民と一緒に作っていきたいとのこと。

参加方法は?

この「SHIROIRO」。参加方法は以下の4つ。皆さんの参加したい方法で自由に参加してみてはいかがでしょうか?
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ブランド「SHIROIRO」は下記URLからどうぞ。
<1)名産品作りに参加したい!>
個⼈で試すプラン。1個だけ購⼊し⾃分でまず試してみるのもよし、複数個購⼊して仲間とワイワイ話し合うもよし。

<2)⾃店舗で販売したい!>
事業者・法人で仕⼊れていただくプラン。売り方、渡し方、パッケージや陳列の方法など、どうすればもっと良くなるか想像を膨らませてみてください。もちろん他のかかわり⽅をご提案いただけることも有難いです。

<3) ⾃商品とのコラボを相談したい!>
事業者・法人の既存商品とコラボをご検討いただくプランです。最近でこそ、みりん生キャラメルのレシピが多く⾒られるようになりましたが、実は「本みりん研究所」がこのレシピの元祖!みりん生キャラメルを活用した商品開発、オリジナルパッケージでの販売などのご相談も承ります。

<4)ただただ応援したい!>
個⼈・事業者・法人で販促にご協⼒いただくプランです。今後販売される店舗やマルシェ等のイベント時の試食品として、また営業時の試供品として有効に活⽤させていただきます。
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株式会社WaCreation

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