少し前からじわじわとブームになってきているビリヤニをご存じですか?
ビリヤニとは、インドのお米 バスマティライスを使った伝統的な料理です。
私のお気に入りの1つ、誰にも教えたくないけれどもみんなに教えたいお店、江坂にある純インド料理店「チャトパタ」のビリヤニを紹介します!
隠れ家インドレストラン「チャトパタ(Chatpata)」
チャトパタ(Chatpata)は、地下鉄御堂筋線「江坂」駅から新御堂筋沿いに南へ10分ほど歩いたころ、中心街から外れた場所に突如として現れる純インド料理店です。
インド直輸入の布や置物で飾られたゆったりとした店内にはインドのポップスのMVが流れていて、調理場ではインドのホテルで働いていたシェフたちが本場の味を提供しています。
チャトパタのお料理はどれもおいしいのでおススメですが、今回はビリヤニを注文します。
ビリヤニってどんな料理?
ビリヤニは、もとは結婚式や特別なお祝いの席でよく振舞われる料理でしたが、いまでは大衆食堂や屋台などでも日常的に親しまれているそうです。
羊肉、鶏肉、魚介、野菜などの具材と複数のスパイスを混ぜ合わせたカレーソースのようなものを作ります。
これとバスマティライスを層になるように重ね、小麦粉を練ったものでふたをしてダム(密閉した鍋で全体を弱火で蒸し焼きにする調理法)しています。
一見すると、炊き込みごはんや炒めごはんのようですが、とても手の込んだお料理です。
地域やお店によって使う具材やスパイス、調理法が少しずつ異なり、味わいもさまざまです。
ちょうどインド各地の味を楽しめるビリヤニフェスティバルをしていました。
私は「カシュミリ ビリヤニ」、ビリヤニ初挑戦の友人は「パニール ビリヤニ」、それぞれSサイズを選びました。
ビリヤニ!ビリヤニ!!ビリヤニ!!!
お料理が運ばれてきましたー!
(わくわく)
ごくり………
友人「あれ?!お米料理と聞いていたけど、これってパスタなんじゃない?」
私 「これがインドのお米 バスマティライスなんですって。」
友人「へー!こんなに細いお米があるんだ!」
私 「私も最初に見たときに同じことを言ったわ~(笑)」
最初はビリヤニだけでぱくり。
う、うまーい!
一粒ずつパラリとした食感のお米や具材にしっかり味が入っています。
だしが染みた具材や米の味がスパイスの香りとひとつとなってクセになります。
私たちが注文した2品の味は異なります。
「カシュミリ ビリヤニ」はあっさりさっぱり
「パニール ビリヤニ」が甘みとコクが感じられる風味
どちらも美味しかったですよ!
次は付け合わせを色々な割合で混ぜて“味変”を楽しみます。
ライタはさっぱりとした風味に、グレイビーソースはしっかりとした味になります。
ピクルスはとても辛いので、少しずつ試します。
最後はもちろん、ふたのチャパティも美味しくいただきました。
噛みしめるほどに香ばしくて甘みが感じられてちょっと得した気分です。
他の地域の味も食べてみたくなりますが、ビリヤニ全種類を制覇するにはまだ先が長そうです。
このおいしい料理の起源は諸説ありますが、そのひとつには15-16世紀のムガール帝国の王室の厨房の料理人が兵士たちに栄養のある食事を提供するために作ったという話があります。
ビリヤニを食べた兵士たちは元気になったに違いありません。
チャトパタでは、日本で良く知られている北インド料理以外にも、南インド料理、屋台料理、家庭料理と、幾通りものインドの味を楽しむことができます。
珍しいメニューもあるのですが、それはまた次の機会に。
ごちそうさまでした!
チャトパタ(Chatpata)
- 住所 :〒564-0052 吹田市広芝町22-15
TEL :06-6339-0049
アクセス:地下鉄御堂筋線・北大阪急行「江坂」駅 7番出口 徒歩約10分
駐車場 :あり(専用無料5台:お店の方にお声掛けください)
営業時間:[ランチタイム] 午前11時~午後3時 (L.O.午後2時30分)
[ティータイム] 午後 3時~午後5時
[ディナータイム] 午後 5時~午後10時30 (L.O.午後10時)
定休日 :無休 (年末年始の 12/31, 1/1 はお休み)
予約 :可
※営業時間・定休日は変更となる場合がありますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンSora Yoriko
大阪市内育ちの宙よりこ。 子供の頃にあこがれた北摂での生活を大人になって叶えました。 北摂くらしも気がつけば人生の半分近く! 大好きな北摂の街や人をもっともっと知りたい。 変わりゆく北摂と一緒に、ゆったり変わっていきたい。 毎日が最良の日となりますように。