【我孫子】アートな散歩市「アビシルベにマネキネコ」 by 石川美穂子さん

【我孫子】アートな散歩市「アビシルベにマネキネコ」 by 石川美穂子さん

5月12日(日)~6月9日(日)、手賀沼公園、手賀沼親水公園、アビスタ他、我孫子市内の各所で「我孫子アートな散歩市」が開催されます。

会場の多さ、参加アーティストの多さ等から、いやー、さすが文化の街、我孫子、と隣の柏市民である私は感嘆する次第です。

そんな中でも今日ご紹介するのは、アビシルベに描かれた「アビシルベにマネキネコ」。

作者は、現代アート作家の石川美穂子さんです。

石川さんは今回より我孫子アートな散歩市の企画委員になったこともあり、アビシルベにてマネキネコを制作することになりました。

なんでマネキネコしたのかお伺いすると、

「せっかく街を挙げてのイベントなので注目されるものが何かと考えた時に、目があるものがいいと思いました」とのこと。

確かに人って視線に敏感で、突然目が会ったりするとどきっとすることがありますよね。

じゃあなんでマネキネコかというと、「マネキネコは、右手で招いているのと左手で招いているものがあり、それぞれ意味が違うんですよね」。

マネキネコは、右手(猫に向かってだと左手)で招いているのは店先でお客さまを呼び込む商売繁盛のマネキネコで、賑わい猫とも。

左手(猫に向かって右手)で招いているのは人や幸運を招くと言われています。

右手は福を招く、左手は人を呼ぶ、という思いで描いたと石川さんは語ります。

ガラスにマネキネコを描くと、一方から見ると右手で、反対側から見ると左手で招いているように見え、それがおもしろいかな、と思ったそうです。

実際、アビシルベのガラス窓に描かれたこのマネキネコは、内側から見ると左手で、外側から見ると右手で招いているように見えますよ。

でもガラスにクレヨンで絵を描いて大丈夫なのか気になってお伺いすると、「これは普通のクレヨンではなく、キットパスという特殊なクレヨンで、簡単・きれいに落とせるんですよ」とのこと。

しかも、お米を原料としているので誤って口に入れても害はないということでした。

「子どもってどこでも落書きするじゃないですか。それを叱って止めるのも必要だと思うんですけども、キットパスなら簡単・きれいに落とせるので、こういうのを使って、ここなら書いていいよ、という感じで子どもにのびのびと表現させることも大切なんじゃないかな、と思います」と語ります。

さすが、キットパスのインストラクターでもある石川さん。

アビシルベは我孫子駅南口を出て左側、徒歩1分かかるかかからないか位の近くですので、機会があったらぜひご覧ください。

この日は開催前だったのでまだありませんでしたが、アートな散歩市開催期間中は他のアーティストの展示もありますよ。

アビシルベの内側から見たマネキネコと石川美穂子さん

アビシルベの内側から見たマネキネコと石川美穂子さん

アビシルベの外側から見たマネキネコと石川美穂子さん

アビシルベの外側から見たマネキネコと石川美穂子さん

我孫子アートな散歩市のまわり方

我孫子アートな散歩は、手賀沼親水広場、手賀沼公園、アビスタ他市内各所でイベントを開催したり様々なアーティストが出展しています。

我孫子駅前のアビシルベにはマップのチラシがあるので、まずはこれを入手するのをオススメします。

アビシルベには作家紹介の展示や紹介映像も流れていますので、ぜひご覧ください。

我孫子アートな散歩市は、ここはと決めていくもよし、いろいろ周るのもよし。

周るならのんびり歩いて周るのもいいですが、レンタサイクルもオススメです。

我孫子インフォメーションセンター アビシルベ

  • 住所:我孫子市本町2丁目1−10
    アクセス:JR我孫子駅南口出てすぐ

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koji-koji

柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。

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