【流山市】子どもたちへ — 良峰 武徳さんと「まなびテラス」のこれから

【流山市】子どもたちへ — 良峰 武徳さんと「まなびテラス」のこれから

こんにちは!
生まれも育ちも流山、スペシャリストのスガコウタロウです。

今回は前回お話しした良峰 武徳さん(一般社団法人みらいのたね応援団のよっしー団長)が率いる「まなびテラス」のお話です!

▼前回の記事はこちら
【流山市】みらいのたね応援団の団長 良峰 武徳さんという「誠実の装置」

まなびテラス Photo shared by みらいのたね応援団 on August 28, 2025 tagging @manabiterrace. ‎ポスター、‎、「‎צ"מ 特ってるよ! 好 C عم アット然れ育です ホームな須済です 自然あふれる 유리회는 2025年9月8日 (月) OPEN まなびテラス 「まなびテラス」 の3つのミッション ①チャレンジしよう! ! ②考えよう! 3交流の輪を広げよう もらしとつの 居場所 まなびテラス 放課後の 交流と学じの場 放課後きなぴテラス 休日の チャ ヤレンジと体験の場 休日まなびテラス 学校に足が向きづらい 気分換に遅った環焼で! 一般社団法 焼の4のたね応援団 放課後に宿題などをやったり いろんなお友だちと楽しもう! 「生きる力 (非認知能力) を育む 様々な体験型コンテンツを体感! 【Addクラスも登場!】 なびテラス開催日に研談する 希望者を対象としたプログラム 要別途料金) 算数 数:”遊びのように学ぼう ●アクティブEnlsh:生きた英語を! アクティブEnglish: :生きた英語を! ブログラミング: 自分の世界を創ろう 硬筆教室 表現力&美しい文字を アート体験教室: 想像力を爆発! ダンスレッスン:自己表現を楽しもう プログラムや金額等は、 別途お知らせいたします。 まなびテラス T270-0101 流山市東深井69-4 ※駐車場完值 お問合せ manabiterrace@gmail.com ail.com 070-9191-1788‎」というテキスト‎‎のマンガのようです.

序章:どこにも収まらない子どもたち

いま、子どもたちの居場所は多様になっている。学校、フリースクール、福祉の場。
だが、そのどれにも収まりきれない子どもたちが確かにいる。特に思春期、子どもから大人に変わろうとする「はざま」の時期にいる子たちだ。

彼らはもう「子ども扱い」されることを嫌う。けれど、大人として扱われるには未成熟な部分もある。上から「支援」を施されれば反発し、かといって放任されれば孤立してしまう。思春期の扱いにくさは、実は子ども自身が最も苦しんでいることでもある。

そんな「どこにも収まらない」子どもたちの居場所をどうつくるか。その問いに挑んでいるのが、流山市の「まなびテラス」だ。

第一章:良峰 武徳さんという人

「まなびテラス」を率いるのは、よっしー団長(一般社団法人みらいのたね応援団良峰 武徳さん)。
彼の人生は、一言でいえば「押し付けない強さ」に導かれてきたものだ。

父は社会で大きな成果を残した人だったが、子どもに何ひとつ強制しなかった。その背中を幼少期に焼き付け、40歳で父を亡くした後も、よっしー団長はその姿を追い続けている。

青年時代、サッカーの夢を病気で絶たれた。そしてJリーグ開幕戦。テレビの向こうで、自分より上手くなかった仲間がプロとして輝いていた。
「自分は病で降りた。なのに市場はこれから爆発する」。
この残酷な時間差に、彼は絶望を味わった。

その後は営業の世界へ。毎日名刺を置き続け、ついには「ここまでやったのは君だけだ」と評価された。「不器用を貫くことが信用になる」という法則を身をもって知った。

押し付けない父の背中。夢を断たれた絶望。不器用な営業で掴んだ自信。
そのすべてが、いま教育の現場で生きている。

第二章:まなびテラスの哲学

「まなびテラス」には、独自のルールがある。

やらない自由はある
ただし、妨害は許さない

子どもは「やる/やらない」を自分で決められる。ただし他者の学びを邪魔することはできない。
このシンプルな線引きが、自由と秩序の同居を可能にしている。

強制しないが、放任でもない。
背中を見せ、必要なときにだけ短く声をかける。
この「押し付けない強さ」こそが、思春期の子どもに響く。

第三章:兄貴的存在としてのまなびテラス

よっしー団長は「先生」ではない。子どもたちにとっては兄貴のような存在だ。
そして彼の最大の特徴は、もうすぐ60歳を迎えようとしているのに、どういうわけか子ども心を丸ごと残したままの大人であることだ。

冗談を飛ばし、子どもと一緒に本気で遊び、ときには同じように失敗もする。
だから思春期の子どもにとっては、こんなふうに見える。

「ああ、大人になってもまだ子どもでいられるし、成長もできるんだ」

これは口先のメッセージではない。
60歳目前にしても童心を失わずに前に進み続けるよっしー団長自身が、その “ 生きた証拠 ” となっているのだ。

第四章:扱いにくい子どもたちこそ来てほしい

学校の成績で評価されず、福祉の枠組みにも収まらない。支援の言葉には反発するが、心のどこかで理解されたいと願っている。
そんな「大人になりかけの子どもたち」にこそ、まなびテラスは開かれている。

彼らは、ただの「対象」ではない。
兄貴と仲間に囲まれ、自分の役割を見つけ、少しずつ「大人への階段」を上っていく存在だ。

よっしー団長には、自分が地獄を味わった経験がある。夢を絶たれ、コンプレックスに苦しみ、それでも立ち上がった。だからこそ、成長の痛みに苦しむ子どもたちの気持ちを深く理解できる。

第五章:地域に足りないものを埋める

親にとっても、思春期の子どもを「子ども扱い」しないことは難しい。けれど、それが子どもをさらに苦しめることもある。本来なら地域の助け合いの中で、少しずつ大人にしていくのが自然だ。

しかし現代は、その環境が不足している。だからこそ、「まなびテラス」のような場が必要なのだ。

ここには、父から受け取った「押し付けない強さ」、地域に支えられてきた経験、そして童心を失わないよっしー団長自身がいる。だからこそ、大人になりかけの子どもたちにとって、安心して足を踏み入れられる居場所になる。

 

結語:まずは遊びに来てほしい

よっしー団長は願う。
「大人になりかけて苦しい子どもたちに、どんどん来てほしい」

学校や福祉、フリースクールの枠から外れてしまった子でもいい。
大人の支援や指導に反発してしまう子でもいい。

ここには先生はいない。あるのは兄貴分と仲間だけだ。
そして、童心を抱えたまま60歳を迎えようとしている大人がいる。

迷ったときは、まず一度「まなびテラス」に遊びに来てほしい。
そこには、子どもにとっても親にとっても「ほっとできる空気」が待っているはずだ。

 

 

 

まなびテラス

一般社団法人みらいのたね応援団

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おおたかの森ファームスガコウタロウ

東京工業大学工学部を卒業後、工業デザイン事務所にてデザイン業務を経て、家業である税理士事務所に入社。そのノウハウを生かし経営コンサルティング おおたかの森ファーム株式会社 を設立。ボクシング好きの三児の父。

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