かしわ de 新展開

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節分を迎え、暦の上では春を迎えました。1月下旬の週末には関東甲信越でも大雪の予報が出て、我々の生活圏でも冷たい雨が降るなどまだまだ「春」は感じにくいかもしれませんが、そろそろ花粉が飛ぶ始めるなど着々と「春」は来ています。

日本で「春」と言えば…入学入社をはじめとする変化の多い時期。パン屋さんにも色々と変化がありました。私が発見した中から2つご紹介したいと思います。

まず1つ目が、昨年オープンした「高級食パン専門店 麥乃(むぎの)」のぶどうパン。


レーズン食パンではなく「ぶどうパン」というネーミングもキャッチー💛

オープンは2020年5月、この「365日パン日記」で「麥乃」をご紹介したのは9月でしたが、あれから何度かリピートさせていただきましたし、併設されているカフェで食事もさせていただきました。

その中で「あ、ここ美味しいな」と感じたのが冷凍ストックしていた「麥乃」の「麥乃生食パン」を焼いたとき。

焼きたてを購入して、生で食べた時に美味しいと感じるのはある種”当たり前”かもしれませんが、ホームフリージングして焼き戻した時に特筆すべき美味しさを感じるのは”当たり前”ではないのです。


麥乃併設のカフェでいただいたサラダセット(正式名称失念…)

ちょっと(別世界に)いってしまっているほどに、タイトル通り365日パンを食べ続けている私の中でも稀有な感覚ですが、それを久しぶりに感じさせていただいたのが「麥乃」の食パンでした。

その「麥乃」が期間限定で販売しているのが「ぶどうパン」、目で見ても違いが分かる2種類のレーズンを練りこんだ食パンです。緑色のサルタナレーズンの色彩と味覚の透明感が個性的なレーズン食パンです。

販売期間が明記されていなかったのですが、レーズン自体は季節を問わず入手可能な素材なのでこれだけの完成度であれば好評を得てまだ販売しているはず…見かけたら是非味わってみてください。


右が「ぶどうパン」、左が「生食パン」、いずれも1斤サイズ。

また、2021年1月4日には松戸店もオープン、既存商品の生食パン・デニッシュ食パンは1斤でも購入可能になりました。これらもうれしい変化ですね。

2つ目が、米粉を中心とした自然派のお店「こめこと+(プラス)」。パンの主原料である小麦は世界最古の「主食」であると同時にアレルギー症状を起こす方が多い特定原材料に指定されている食材でもあります。小麦アレルギーのため、一般的に販売されている食べられない方や、副材料として使用されるバターやタマゴを宗教上の理由などで食べられない方も楽しめる米粉製のパンが購入できます。


こめこと+(プラス)の外観、すっきりとした中にも温かみが感じられます。

こちらは「パン屋さん」ではなく特定原材料にあたる「小麦」「乳」「卵」「ピーナッツ」「そば」「えび」「かに」を一切使用しないオーガニック商品を扱うお店なので、店内には焼きあがったパンだけでなく、玄米麺やアガベシロップなども購入することができます。

アレルギー症状のある方もない方も、巣ごもりで健康に気遣いたい今日この頃、覗いてみると新しい発見があるかもしれません。

変化の季節、楽しみましょう。

高級食パン専門店 麥乃
千葉県流山市大字木464-1
04-7199-8899
営業時間:9:00~19:00
定休日:水曜日

こめこと+(プラス)
千葉県柏市南柏2-4-21 樋口ビル1・2階
04-7111-2633
営業時間:11:00~18:00
定休日:日曜日、月曜日、祝日

(リビングかしわWeb「1日3食365日パン日記」:福地寧子)

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