こんにちは。
SMILE編集部員のSです。
去年の12月、私たちは豊中市立文化芸術センターで絵本の原画展を開催しました。
その会場となったカフェ「ORION COFFEE」さんは、緑が多くて落ち着ける場所。
実はここ、子育て中のママや子どもたちに、とっても素敵なサービスを展開されているんです。
ぜひ紹介したいなと思って、改めて「ORION COFFEE」さんへ取材に行ってきました。
ママの目線で考えられた、子どもも楽しめるサービスがいっぱい
まず、見てください、この店内の広さ。ベビーカーが通りやすい!
ソファー席があるのも、子連れにはうれしいポイントですよね。
ここはコミュニケーションロビーという市の施設なので、誰でも気軽に利用ができるうえ、離乳食を持ち込んでもOKな場所。
スタッフさんにお願いすれば、離乳食を温めてくれます。
しかも、パウチタイプのベビーフードの販売もあり、スタイやフォーク・スプーンまで提供してくれるんですって!これなら手ぶらで赤ちゃんを連れていけそうですね。
子ども向けメニューとしては、小さいサイズのキッズジュース(オレンジ・リンゴ 各200円)や、白いご飯(30円)もあるそう。
ご飯があれば、ベビーフードだけじゃ足りないっていう時に、ほんっと助かります。
注文カウンターの横に、ぬり絵と色鉛筆を発見!
ぬり絵って集中してくれるから、その間に私たち親も食事ができるんですよね。
入り口横の本棚には、子ども向けの絵本もそろっています。
いやあ、噂通り、親子向けへのサービスが手厚い。
でもなぜここまでいろいろ展開されているんでしょうか。
スタッフの城川さんにお聞きすると、「子どものお世話で慌ただしくされているのが日常の親御さんも、ここでは少しでもゆっくり過ごしてもらえるように、温かいものを温かいうちに召し上がっていただけるように何かできないかと、スタッフみんなで考えました」との回答が。
2人の子どもを育児中でもあるご自身の経験を踏まえて、ママ目線でサービスを考えて実施しているそうです。
”こども食堂”を通じて地域の大人と子どもの懸け橋に
「ORION COFFEE」さんは、“こども食堂”の運営もされています。
「文化芸術センターってちょっと敷居が高いイメージがあるかもしれませんが気軽に来てほしい、ここが窓口となって地域とのつながりを広げていきたいというオーナーの思いがあって。さらに、ひとり親や共働き世帯が増える中、一人さみしくご飯を食べている子を救いたいねと、スタッフや地域の方々と話し合って、こども食堂を始めたんです」と城川さん。
スタートして約1年間で400人以上の利用があったそうです。
休日には子どもたちだけで来る兄弟や姉妹もいると言います。
「子どもたちには料理の提供だけでなく、私たちから積極的にコミュニケーションを取るよう声掛けをしています。『おいしかったよ、ありがとう、ごちそうさまでした』って笑顔で伝えてくれるのが、とてもうれしいです」と話してくれました。
子育て中のママが落ち着ける場であり、子どももほっとできる場所になりそうな「ORION COFFEE」さん。ぜひ気軽に行ってみてくださいね。
ORION COFFEE
- 住所:大阪府豊中市曽根東町3丁目7−2 文化芸術センター内
電話番号:06-4400-3760
営業時間:火曜~日曜10:00~18:00
定休日:月曜(施設に準ずる)
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンSMILE編集部員(豊中ママ)
豊中市で子育てする親子を応援するフリーマガジン「とよなか子育て応援マガジンSMILE」。創刊から11年になりました。ボランティアのママ部員が地元豊中で見つけた子育て情報をシェアしていきます♪編集部員募集中。