こんにちは!まちっと北摂編集部だんだんです。
以前、まちっと北摂でジモトミンのぱでぃさんが紹介してくれた
箕面船場にあるライフスタイルショップ「about her.」(アバウトハー)。
こちらの2階ギャラリースペースにて、3月15日(水)~28日(火)に
テキスタイル作家・清原遥さんによる作品展「寝ているバグは起こさない」が開催されます!(観覧無料)
グラデーションや色の重なりが美しい作品と植物の展示も
テキスタイル作家でありながら、まるで絵を描くように布を染める清原遥さん。
グラデーションや色の重なりが美しい作品を生み出しています。
清原さんは2021年にも「about her.」で個展を開催、そこから洋服のコラボなども実施しているそう。
布は切り取られるものなので、どう切り取っても作品に見えるように意識してつくられているとのこと。
平面的な布としても完成された作品ですが、カーテンなどにアレンジしたりと楽しみ方もさまざまです。
今回の作品展では、「about her.」とのコラボ商品として、ワンピースとワッペンが登場。
ワンピースは1点ずつ清原さんが手染めを施し、アートを身にまとう感覚でファッションを楽しめます。
会場には、展示に関連して型抜きゲームも用意。
大人も子どもも一緒に遊びながら、アートに触れられる素敵な空間ですね。
さらに同会場のギャラリーでは、大阪・森ノ宮にある植物屋「 fytó(フィト)」より、
清原さんの作品の世界観に合わせた植物も展示されます。
特別コラボとして、「about her.」で縫製した鉢カバーに、
会場にて清原さんが1点ずつ手描きしてくれる企画もあるみたい!
作品展は午前10時~午後6時(最終日のみ午後3時まで)。観覧無料です。
1階はフラワーショップ、カフェ&レストランとなっているので、気軽に立ち寄ってみてくださいね♪
作品展のコンセプトは“思い通りにいかないことがたのしい”
作品展のタイトルにある「バグ」は英語で「虫」を意味し、
コンピューターの世界ではプログラムの誤りや欠陥を表す用語としても使われています。
ソフトウェアを構築していくうえで、仕様通り動作するよう完璧を目指しても、バグが発生するのは日常茶飯事。
バグの存在によって正常に動いている可能性もあるため、
バグがあっても直さない、「寝ているバグは起こさない」と言われているそう。
清原さんは、「小さいころから無意識に『失敗は悪いことだ』と考え、
周りに同調してしまい、個が消えていくように感じていた。
でも、昔から絵を描くことは好きだった。なぜなら、誰からも正解を求められないから。
完成されているように見えるコンピューターでさえも“バグ”を抱えているのに、なぜ人間の“バグ=失敗”は許されないのか。
布を染める作業の中でも、ミスはある。でも、本当にたまに、小さな光が差したみたいに、
自分では予想しえなかったテクスチャーや表現が、そこに現れることがある。さっきとは違う顔をしているものがここに在る。
大人になってから、“思い通りにいかないことがたのしい”と思えるようになった」といいます。
「寝ているバグは起こさなくてもいい。起きてもいいけど、それは自分が選んでいい」。
そんな清原さんの強いメッセージを、ぜひ作品展で感じてみてください!
▼「about her.」のインスタグラムはこちら!
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テキスタイル作家・清原遥さんによる作品展「寝ているバグは起こさない」
- 日時:2023年3月15日(水)~28日(火)午前10時~午後6時(最終日は午後3時まで)
場所:about her. 2F about her. space (箕面市船場東 2-6-55)
観覧無料
※画像はabout her.より提供
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この記事を書いたのは…
まちっと北摂編集部だんだん
大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、だんだんです。 大阪で生まれ育ち、社会人半ばで上京してから出産を機にUターン、憧れていた北摂住まいに。自然豊かで人があたたかく、便利で住みやすいこの街に愛着を感じる毎日です。万博記念公園の外周を走るのがお気に入りのランニングコース♪アイコンの画像は2歳のときの私です。