阪急富田駅近くにある「笹井屋」というお土産物店に行ってきました。
ちなみに富田は[トミタ]とは読まず、[トンダ]と読みます。
※弥生時代以前よりの台地であり、富田の地名は「屯田(とんでん)」【律令制以前の皇室の御料田】が
この地に存在したことに由来する(出典:ウィキペディア)
そんな富田を愛して止まない、「笹井屋」のご主人、笹井 仁志さんにお話を伺いました。

笹井屋のご主人、笹井 仁志さん(㈱総合企画昌盛館社長)
お店紹介
笹井屋は元々明治時代から続く新聞販売店だったが世相の変化を受け入れ廃業された。
そして2017年 おみやげ処 笹井屋を開業。品揃えは富田酒を造る2つの酒蔵、清鶴酒造と壽酒造のお酒が主力。
元々富田は阿武山山系の良水に恵まれ、江戸時代には池田、伊丹と並び「北摂三大銘酒」と賞され徳川家光より
由緒株が与えられるなど隆盛を極め、24軒もの造り酒屋があったそうだ。
笹井屋名物「酒饅頭」は清鶴酒造の酒粕を使用し香り高く、風味豊か。中のこし餡もあっさりとくどくなくぺろりと
食べられる。
その他にも高槻市のゆるキャラ「はにたん」をモチーフとしたお菓子や雑貨なども品揃えしている。
さらに飛鳥時代には確かにあったと言い伝えられている富田焼の陶器は一時期消滅していたが大正末期に復興され
その後、三代に渡って引き継がれ、様々な技法を駆使して作陶された品々も販売されています。

笹井屋名物 とんだ酒 酒饅頭。清鶴酒造の軒に刻まれた「冨田石井」の「冨」の字の焼印が押されている。

清鶴酒造と壽酒造のお酒がずらり。壽酒造はクラフトビールも造っている。

天坊 昌彦氏による富田焼の酒盃。もっとお求めやすい価格のお皿やマグカップなども。奥様の天坊 庸子さんも陶芸家でその作品も販売
富田への思い
この地への思いが強まったのは今に始まったことではなく、代々受け継がれているものらしい。
先代は、前出の壽酒造さん、清鶴酒造さんが発起人の「けさたんと会」という富田の歴史を勉強する会の
中心メンバーだった。
この会の名は、松尾 芭蕉の門人、宝井 其角が富田を訪れ大好きなお酒を飲んで読んだ回文(最初からでも
最後から読んでも同じ文章のこと)「けさたんとのめやあやめのとんたさけ(今朝たんと飲めや菖蒲の富田酒)」
からの命名というのがしゃれている。
※[あやめ]は富田の酒の銘柄という説と菖蒲を酒に浮かべて飲んだという説があるそうです。
笹井さんは代々富田の町を盛り上げる血を受け継いでいるのである。
盛り上げるのは何も本業に限ったことではない。
お店の2階は多目的レンタルペース「きつつきの巣」となっており、最大30名ほど収容できる。
個人で写真や絵画の発表会をしたり、演奏の練習、プロの落語会など様々に活用されている。
お土産品を購入するだけでなく、地域の人たちや近隣住民を引き寄せるハブになっている。
まさに絵に描いたような地域貢献、活性化の場に!

お店の2階にある「きつつきの巣」。この日はマンション建設の住民説明会の場に。
これからも、、
いま頭を悩ませているのは、地域最大級のイベント「富田ジャズストリート」のボランティアスタッフの確保。
このイベントは1999年に始まった「高槻ジャズストリート」の富田エリア版として2019年にスタート。
高槻と富田のすべての会場が入場無料の日本最大級の手づくり音楽イベントなんです。
「富田ジャズストリート」の当初からのボランティアメンバーががんばっているが、これからの運営を担ってくれる
新しいメンバーが増えないのが悩み。
ぜひとも企画から携わってくれる運営ボランティアスタッフを絶賛お待ちしています~ とのことでした。
高槻、いや富田愛をお持ちの方、また地域貢献、活性化に興味のある方、ぜひ名乗りをあげてください!

富田ジャズストリートのオリジナルTシャツも笹井屋で販売
おみやげ処 笹井屋
- 大阪府高槻市富田町三丁目7番2号 ウェルⅡ BLD.101
インスタグラム:
https://www.instagram.com/tonda.sasaiya/
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この記事を書いたのは…

ジモトミンM’ckirie
約20年箕面に住んでいました。現在は宝塚住民です 小学校から高校まで市内の学校に通学。 青春時代を過ごした箕面を中心に北摂の魅力を自分自身再確認しながら寄稿していきます!












