ユニークな教育プログラムや地元東葛エリアとの地域連携で注目されている麗澤大学では、2024年4月から「経営学部」と「工学部」の2つの学部が新設されます。
工学部は同学における初の理系学部となり、これに合わせて、このほどキャンパス内に新校舎が竣工しました。
主に工学部の研究室や講義教室として利用されるこの新校舎「さつき」。
3月19日に竣工式が行われ、ついに内部の様子が公開されるとのことで、学生の皆さんより一足先にお邪魔してきました!
▲新校舎「さつき」。出来立てホヤホヤです。
▲竣工を祝うテープカットも行われ、いよいよ新学年がはじまります!
開放的な吹き抜け構造で広々と明るい校舎内
地上4階建ての「さつき」には、吹き抜け構造が多用されています。
そして、全体的に窓が大きく多いので、光がたっぷり降り注ぐ空間はとても開放的。
3、4階は教員室や研究室などの比較的小さな部屋が多いのですが、共有スペースは広々としています。
▲3階のリサーチコモンの上の吹き抜けからは、天井近くの窓から入る日差しでとても明るい雰囲気
▲2階から3階へ至る階段も上部が広く開放され、ちょっとしたミーティングスペースに
▲1階の大教室後方はそのまま座席にもなる階段で、シームレスに2階へとつながっています
また、研究室やプロジェクトルームもセパレートできるタイプの余裕のあるスペースで設計されており、パーテーションをなくせばかなり広々としています。
学生さんの学びの進捗や研究内容によって柔軟に変化できる空間なんですね。
▲4階の研究室。これからここがたくさんの学生さんで埋まるのが楽しみですね
2階の工作室もパーテーションを開け放ってしまえばまるで共有部のような解放感。
その奥は今回の「さつき」の目玉でもある「iArena 大実験室」の吹き抜け部分とつながっていて、知識やアイデアが風通しよく循環し、相互活性することを予感させます。
テーマは「距離の近さ」。交流の生まれるたくさんの工夫
新校舎の設計でもっとも大切したのは「教員と学生の距離の近さ」だそう。
一方通行な講義だけではなく、さまざまな問い、アイデア、議論があちこちで交わされ、学びが活性化していく工夫があちこちに凝らされています。
▲一緒に課題をやったり、お弁当を食べたり、おしゃべりしたり…
まるで「さつき」の”ハブ”のような存在感のリサーチコモン
▲階段の途中にもちょっと腰掛けて話せるスペースがたくさん
3、4階にある先生方の個室は壁面がガラスになっていて、廊下からも様子が分かるようになっています。
これは訪れる学生さんの心理的ハードルもかなり下がるのではないかと。笑
私が学生だった頃の教員室といえば、狭くて暗い廊下に重々しい鉄の扉がずらーっと並んでいるイメージしかないので、これにはかなり驚きました!
そして、教員室の外にはこんなプチ講義・ミーティングセットも。
教える側/教わる側という垣根を越えて、気軽に声を掛け合える空間なんですね。
ふと気づけば、廊下のカウンターにも電源タップが。
立ち話ついでにちょこっとパソコンを使って…なんてことも日常的にできちゃうんです。
教室も実習室も大小さまざま
まずは「さつき」のエントランスでそのスタイリッシュな存在感を放つ大教室。
収容人数は200名とのことですが、後方のパーテーションを取り払い、エントランスから続くLearning Hallとつなげることで巨大なイベントホールにもなります。
こちらの教室では4月以降工学部以外の授業や、外部の人も参加可能な講演会やイベントも実施、開催予定とのことで、麗澤大学の新たなランドマーク的存在になりそうですね。
「さつき」には他にも小~中規模の教室が複数あり、そのどれもが用途に応じた機能性バツグンな作りになっています。
▲さすが「情報システム工学専攻」を有する工学部。圧巻のPCルーム!
いよいよ初年度がはじまる工学部。他学部との交流も
新校舎「さつき」の中には他学部の学生さんも日常的に利用できる空間があります。
1階のエントランスを入ってすぐの場所にある「i-Studio」。
教員やチューターが常駐し、数学や統計、物理など大学での授業や研究に必要な科目を個別で指導してくれる学習フロアですが、こちらは他学部の学生さんも利用できるとのことです。
「文系学部だけど経済の授業で統計学の知識が必要になってしまった…!」
なんてときに、学内で解決できるのはとても心強いですよね。
3月24日(日)には今年最初のオープンキャンパス開催
定員100名(情報システム工学専攻70名、ロボティクス専攻:30名)にてスタートを切る工学部。
併せて、同時にこれまでの経済学部経営学専攻から独立する形で経営学部が新設されます。
新たに2学部が同時スタートする新生・麗澤大学ですが、新年度が始まるのに先立ち、さっそく3月24日(日)にオープンキャンパスイベント「START UP!OPEN CAMPUS」が開催されます!
対象者はこの4月に高2・3年生になる高校生のみなさん。
「キャンパスツアー【理系コース】」では、今回ご紹介した「さつき」の最先端設備を工学部の先生が案内してくれる他、大学説明や、各学部・専攻の魅力をお伝えする「学部紹介」、授業や課外活動、学部を超えた交流などを麗大生が語る「キャンパスライフ紹介」など、2時間半で大学・学部・キャンパスのことが分かる、初めてのご来校される方にもおすすめのプログラムだそうです。
【START UP!OPEN CAMPUS 概要】
■日時:3月24日(日)10:00~12:30
■場所:麗澤大学 校舎「さつき」
(〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1)
■参加方法:以下の申込フォームより要事前予約
(https://reitaku.slc.page/exhibitions/af628675-992a-470d-bd67-5f57d972f48e/line)
※入退場自由/駐車場有/保護者参加可能
★詳細は麗澤大学HPからもご覧いただけます
実際に目にし、学びの空間の中に身を置くことで、何年か先の大学生活がリアルに思い描けるかもしれません。
この機会に麗澤大学の「新たな学び」の舞台を体験してみはいかがでしょう。
麗澤大学
- 〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1
【南柏駅から大学までのアクセス】
・東武バス:東口より東武バス(1番乗り場)に乗車、「麗澤大学前」で下車(約4分)
・徒歩:南柏駅より徒歩約15分
【新柏駅から大学までのアクセス】
徒歩:新柏駅より徒歩約15分
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この記事を書いたのは…
まちっと編集部ナタリー・ティエン
「まちっと」コンテンツプロデューサー。三度の飯と酒をこよなく愛する、ソロ活の求道者。宝くじが当たったらラム酒の風呂に入りたい。三千世界の酒場を巡り、いつか運命の一杯と相まみえる日が来ることを願ってやまない夢見がちな三十路です。よろしくお願いします。