昨年、コロナによる中断を経て4年ぶりに復活した「堺大魚夜市」が今年もやってきます!
今年は何と、5年ぶりに花火が復活!
そんな「堺大魚夜市」に行きたくなる情報をたっぷりとお届けします。
700年の歴史を持つ「堺大魚夜市」
住吉大社の夏越の祓(なごしのはらえ)という神事に合わせて豊漁と安全を祈ったのが起源とされる堺大魚夜市。その歴史は鎌倉時代に遡り、当時から庶民に向けたセリ市も行われていたと考えられています。
この700年の伝統を受け継ぎ、約20年前に青年会議所のメンバーによって堺大魚夜市は復活。地元企業・団体が魚セリを行うほか、ステージや露店も楽しめる夏の風物詩となりました。
2020年から新型コロナによる中断もありましたが、4年ぶりに再開した2023年は大盛況。さらにパワーアップした2024年も、大いに盛り上がることは間違いありません!
売り手とのかけひきを楽しむ魚セリ
堺大魚夜市のメインイベントは、19時から行われる魚セリです。「セリ」と聞くと、漁港で仲買人たちが声を張り上げながら売り買いしているイメージですが、堺大魚夜市の魚セリは、来場者が出店者と交渉しながら魚を買います。
そう。いかに安く買えるかは、皆さんの交渉次第!
売り手との“かけひき”を楽しみながら、新鮮な鯛やタコ、エビなどをおトクにゲットしましょう!
うれしいことに、魚セリで手に入れた魚介を下記のお店に持ち込むと調理してくれます!
★ヤマトタケル(堺区栄橋町1-7-11 岡本ビル1F)
★大阪産ビストロバル アンソレイユ・ル・シエル(堺区栄橋町1-5-2 YSビル1F)
《調理し、店舗で提供》1商品につき1,000円(1人につき3,500円以上お会計されたお客様は無料/その他、材料費が必要なメニューあり)
《調理し、持ち帰り》1商品につき1,000円
《切り身の持ち帰り》2尾まで1,000円(3尾以上から1尾につき500円)【注意事項】
※「調理」は焼物、揚げ物、煮物、刺身に対応させていただきます。
※店内が混雑している場合は、店内のお客様を優先するため、お待ちいただく場合があります。
※魚セリで購入された持ち込み商品のみでの店内飲食は不可です。
※調理、持ち帰りの対応は7月27日(土)のみです。
※記載の金額は税込です。
5年ぶり復活の花火
今年一番の注目は、5年ぶりに復活する花火!
5,000発の花火が夜空を彩り、音楽とのコラボで楽しませてくれます。
花火の観覧席は有料ですので、こちらからチケットをお買い求めください。
完売の可能性もありますので、お早めに!
約50台のキッチンカー
メインイベントの魚セリや花火は夜ですが、朝から楽しめるのがキッチンカー。約50台が集結しますが、これだけの数が集まるイベントは他になく、おそらく府内でも最大級の規模だそうです!
11時からオープンなので、遅めの朝食に、ランチに、おやつに……フェスを楽しむ感覚でぜひ満喫してください!
朝から晩まで楽しめる企画が満載
他にも、会場ではたくさんのイベントが行われます。ぜひ事前にチェックし、一日たっぷりと遊びつくしてください!
堺の歴史を未来へ
最後に、主催の「堺大魚夜市実行委員会」で運営本部長を務める南方さんからメッセージ!
「堺の大切な歴史を絶やしてはいけない」
そんな思いを持って約10年にわたり委員会を務めていますが、この堺大魚夜市は地元の方々と一緒に作り、一緒に成長していく祭りです。
委員会のメンバーも「来る人が幸せになる祭りにしたい」という熱い気持ちで運営しています。
会場で皆さんの笑顔に会えることを、何よりも楽しみにしています!
堺大魚夜市
- 日時/7月27日(土)11:00~21:30
場所/大浜公園
問合/堺大魚夜市実行委員会事務局
TEL 072-233-5258
FAX 072-233-8448
※当日会場の駐車場はありません。
※自転車でお越しの方は大浜だいしんスタジアム臨時駐輪場をご利用ください。
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この記事を書いたのは…
ジモトミンフーキー
泉北でフリーライターをしています。町の小さな会社や、そこで働く人たちのストーリーを紡ぎながら町の魅力を紹介したいと考えています。泉北が「明るい未来に向かって積極的に挑戦する人」であふれる町になればいいなぁ、などと思いつつ。よろしくお願いします。