こんにちは! まちっと柏編集部のナタリーです。
この秋、流山おおたかの森駅前にある「スターツおおたかの森ホール」にて「NAGAREYAMA国際室内楽音楽祭」の開催が決定したとのことで、開催発表の記者会見に参加してきました!
スターツおおたかの森ホールとは?
流山おおたかの森駅前に「スターツおおたかの森ホール」が開館したのは、2019年4月のこと。
駅直結の便利な立地に完成したこちらの建物は、室内楽に最適な音響環境を備えた音楽ホールだけでなく、多目的ホールや市民窓口センターも併設されたマルチな空間で、人口流入目覚ましい流山市の文化交流拠点として会館当初から注目を浴びてきました。
2度目となる今回の「室内楽音楽祭」
今秋開催されるのは、スターツおおたかの森ホールとしては2度目の国際室内楽音楽祭。
自らも流山市在住という世界的ピアニストのパスカル・ドゥヴァイヨン・村田理夏子夫妻を音楽監督に迎え、国内外から気鋭の音楽家を招き、11月2~4日の3日間に渡り子供から大人まで楽しめるバラエティ豊かなプログラムが展開されます。
【NAGAREYAMA国際室内楽音楽祭 実施概要】
■日程
2024年11月2日(土)14:00~ オープニング・コンサート
3日(日)14:00~ エスプリ・ドゥ・パリ
4日(月)11:00~ ファミリー・コンサート
16:00~ ファイナル・コンサート
■会場
スターツおおたかの森ホール
■出演
パスカル・ドゥヴァイヨン、村田理夏子(ピアノ)
フィリップ・グラファン、東 亮汰*(ヴァイオリン)、
キム・サンジン(ヴィオラ)、趙 静(チェロ)、
高木綾子(フルート)、チャールズ・ナイディック(クラリネット)
加羽沢美濃(ナビゲーター)、山口由美(ナレーション)
*11/4のみ出演
■入場料
オープニング・コンサート、エスプリ・ドゥ・パリ、ファイナル・コンサート:5,000円
ファミリー・コンサート:おとな2,000円/中学生以下1,000円
*変更の可能性があります。
★各公演チケットは8月31日(土)10:00 販売開始予定
音楽監督を務めるパスカル・ドゥヴァイヨン・村田理夏子夫妻
記者会見では、音楽監督を務めるパスカル・ドゥヴァイヨン・村田理夏子夫妻による生演奏も披露されました!
2台のグランドピアノによる合奏はまさに圧巻。
”室内楽に最適な音響設計”を肌身で感じることができました。
パスカル・ドゥヴァイヨン氏と村田理夏子氏のお二人は、現在流山市在住。
まだお二人がドイツ在住だった2015年頃、新松戸ご出身の村田さんのご実家に揃って帰省された際に、周辺をサイクリングしている最中ふと心惹かれて住宅展示場へ立ち寄り、そのまま土地とお家を購入してしまったんだとか!
その後、2019年に本格的に流山市へ移住。
「流山市は住みやすい街。公園や緑も多く、ゆったり暮らせる環境と、東京に近いという交通の便も兼ね備えている。子どもも多くて活気がある」
と語るご夫妻。
愛着と馴染みのある流山の地を音楽で盛り上げたい、と、今回の音楽祭への熱意を語ってくださいました。
室内楽とは、人と人とを近づける音楽
「室内楽は、19世紀頃のヨーロッパで自宅に人を招いて開いていたハウスコンサートから始まっている」
ドゥヴァイヨン氏はそう語ります。
だから、室内楽は家族的雰囲気の中で楽しむものなのだと。
「これまで自身が参加してきたヨーロッパでの室内楽音楽祭のように、開催期間を通して、演奏者と観客の距離が友人のように近づく音楽祭にしたい。
音楽を通じて心の距離を縮める、それが室内楽である」
繰り返される「ファミリー」という言葉からも、両氏が目指す今回の音楽祭の雰囲気が伝わってくるようでした。
スターツおおたかの森ホール
- 千葉県流山市おおたかの森北1-2-1(流山おおたかの森駅直結)
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この記事を書いたのは…
まちっと編集部ナタリー・ティエン
「まちっと」コンテンツプロデューサー。三度の飯と酒をこよなく愛する、ソロ活の求道者。宝くじが当たったらラム酒の風呂に入りたい。三千世界の酒場を巡り、いつか運命の一杯と相まみえる日が来ることを願ってやまない夢見がちな三十路です。よろしくお願いします。